今日は立春から数えて88日目となる八十八夜です。
平年は5月2日ですが、うるう年は1日なのですね。
昔、文部省唱歌に「茶摘(み)」がありました。作詞・作曲とも不詳の由ですが、
幼い女の子が「せっせっせー・・・」と手遊び歌として広く歌われたものです。
「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘ぢゃないか あかねだすきに菅(すげ)の笠」
この歌の、最後の段落にある「あかね」のところはとても興味があります。
茜(あかね)はアカネ科のつる性多年生植物で、
根の部分は「煮出した色素」で草木染に使われることと、
「茜草根(せいそうこん)という止血剤」の生薬になること、の効用があるのだそうです。
茶摘みは素手の作業ですから指先に怪我をしやすいのですが、
たすきの茜成分をすりこみながら作業をする、
という昔からの知恵だそうです。
すばらしいじゃありませんか。
平年は5月2日ですが、うるう年は1日なのですね。
昔、文部省唱歌に「茶摘(み)」がありました。作詞・作曲とも不詳の由ですが、
幼い女の子が「せっせっせー・・・」と手遊び歌として広く歌われたものです。
「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘ぢゃないか あかねだすきに菅(すげ)の笠」
この歌の、最後の段落にある「あかね」のところはとても興味があります。
茜(あかね)はアカネ科のつる性多年生植物で、
根の部分は「煮出した色素」で草木染に使われることと、
「茜草根(せいそうこん)という止血剤」の生薬になること、の効用があるのだそうです。
茶摘みは素手の作業ですから指先に怪我をしやすいのですが、
たすきの茜成分をすりこみながら作業をする、
という昔からの知恵だそうです。
すばらしいじゃありませんか。