初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

ダウ平均株価が売りにだされる

2009-08-23 14:07:28 | 株・いろいろ
 ニューヨークの「ダウ工業株30種平均」など株価指数について、

 その算出部門をもっているニューズ・コーポレーションから売却されるかも、という報道がなされています。

 日本でも、いま定着している「日経平均株価」も転々と?してきていますね。

 はじめは、東証がダウ・ジョーンズ社が開発した平均株価を1949年5月16日を基準として算出しました。

 それを、1971年7月に日本短波放送が買ってNSB平均株価として算出、発表しました。

 さらに、1985年5月に日本経済新聞社が買って、いまの日経平均株価として算出、発表しているのです。

 なぜ、平均株価が売買の対象になるか。

 私たちが平均株価を使っているぶんには関係ないのですが、

 投資信託の運用会社や金融機関が、

 平均株価を使って投資信託などの金融商品をつくったり、

 運用の仕組みに利用する場合は、

 それらの投信会社や、金融機関が商売のネタ?としているのですから利用料?を払うのです。

 ですから、その株価平均を持っているところにとっても、収益源となっているのですね。