初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

平均数字は意味がない?場合

2009-08-03 09:10:53 | 株・いろいろ
 きのうの続きです。

 個人金融資産といっても、保険・年金など手元に無いから実感できないものも含まれています。

 それに、借金は度外視?ですよね。

 でも、私の言いたいのはそういうことではありません。

 別のたとえ話をしますと:

 ここに10人の人がいて、うち9人が100万ずつ持っており、残りの1人が1億円持っていたとすると、

 平均は、1億900万円÷10 で1090万円ですね。

 こんな平均値って意味ないでしょ?

 個人金融資産も同じようなことが言えるのです。

 ちょっと古い本(日本経済の小さな大ギモン・日経ビジネス文庫)ですが、

 「・・・人口の0.4%が個人金融資産の3分の1を押さえている・・・」

 そうです。

 この傾向はいまでも大きくは変わっていないと思います。

 一部の大金持ちが平均値を大きく引き上げているのですね。

 ちょっと悔しいけど・・・

 平均数字って意味無い場合があるんですよ。

 じゃあこんな場合どう表すか、また。