初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

反騰したところで揉み合う

2009-08-11 09:10:48 | 株・いろいろ
 「景気はすでに大底を打った」ということで、株式相場は上げてきています。

 その景気に関しては、いろいろな統計が発表になっていますが、

 ここ数日の特徴的なものを見てみます。

 ◎7月の米雇用統計:この指標が株式相場にとって敏感に反応するものであることは、このブログでしばしば書いてきましたが、

 7月の非農業部門雇用者数は予想より良い数字でした。ほっとしましたね。

 ◎わが国の6月の機械受注(除、船舶・電力):前月比9.7%増加で、これも予想を上回りました。

 機械受注は、半年から9ヶ月先の設備投資動向を示しますので重要です。

 ◎昨日発表の7月の街角景気指数:現状判断指数は42.4と、前月より0.2ポイント上回ったものの、

 2,3ヶ月先をみる先行き判断指数は、7ヶ月ぶりに低下しました。

 これだけ長雨が続くと、衣料はじめ夏物の売れ行きは落ちて消費下振れ、となっていますね。

 要するに、景気は底入れの確認をした?ものの、

 ここで揉み合っている、というところでしょうか。