株の夜間取引

　大和證券が夜間取引市場を開設し、これで私設取引システム（Proprietary Trading System →ＰＴＳ）は六つとなりました。

　ＰＴＳの中には、昼間に行なうものもありますが、主力は夜間です。

　夜間のＰＴＳは、単に昼間働くサラリーマンなどにとっての利便性だけでなく、とても意味があると思います。

　それは、アメリカをはじめ地球の反対側にある国の動きに対応が可能ということです。

　たとえば：

　アメリカで、「経済指標が発表になる」「ＦＲＢが金融調節をする」・・・「それがアメリカの株に反応する」

　こんな状況を見ながら日本の株が売買できる、ということです。

　特に日本の株式市場は“アメリカの株安”に連動性が強いですね。

　“よし！売っておこう。”ができるのですね。

　どこまで使い勝手がいいかどうかですが・・・・

　六つがばらばらにやるのではなく、東証とか大証が夜間取引をするのが一番いいのでしょうがね。