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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

日経平均株価は単純平均

2006-04-10 07:41:14 | 株・いろいろ
 日経平均株価は、225の銘柄の株価を合計して225で割る単純平均で、1949年に始まりました。

 増資・株価分割があったらどうするのでしょうか。たとえば:

 100円のA株、200円のB株、300円のC株があったとします。この3銘柄の平均は、(100+200+300)÷3=200円ですね。

 いま、B株が1株を2株に分割したとします。すると、株価平均は(100+100+300)÷3≒167円に下がってしまいます。実態は変わりないですよね。

 そこで、株価指数の継続性を保つために、(100+100+300)÷?=200 になるような「?」を計算します。2.5ですね。

 分割のあった次の日からは、A、B、Cの株価を足して2.5で割り算をするのです。

 このようにして、分母(除数)を変えてきています。現在は24.290で割っています。

 225銘柄の株価を足して24.29で割るのですから、1万7千円にもなるのですね。