初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

急ピッチで円高に

2006-01-10 10:09:43 | 株・いろいろ
 昨日、ロンドン市場での円・ドル相場が3ヶ月ぶりに一時113円台をつけましたね。

 為替レートとは、通貨と通貨の交換比率のことです。

 日頃私たちは、円とドルの比率を一番のなじみ?としていますが、昨今のドルの動きは他の通貨との比率が安くなり、その結果円が高くなっているのですね。

 今回ドルが安くなっているのは、先週末発表になった「12月のアメリカの雇用統計」で「非農業部門雇用者数の増加幅が予想を下回った」ことが背景になっています。(雇用数が少ない→景気がよくない→ドルは弱い、という流れです。)

 昨年暮に円相場が120円に接近し始めた頃、為替差益を狙った個人投資家が「ドル資産を円に換える」動きを強めている、とこのブログで書きましたね。

 ここで110円に接近してくると今度は「円→ドル」への狙い場探しということになってきます。

 ただ、為替差益を狙うとき、慣れていない人は決してリスキーな取引はしませんように。

 「ドル預金は手数料が高い」と思う人は、「ドル建てMMF]を検討するのがいいでしょう。