初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引その18喜んでばかりは・・

2005-08-07 11:27:12 | 株・いろいろ
 信用取引で買っている株の評価がプラスになっている、あるいは評価損が小さいことは、その投資家にとってはいい状況です。

 しかし相場全体から見ると危険水域?にいると考えるべきです。

 過去の経験則から、「プラスないしは損の比率が低いときは、相場は過熱している」ということができます。

 この過熱状態が一時的なものか、しばらく続くかはそのときの相場環境によって違いますが、その後下げることがほとんどですから要注意です。

 一方、買残の評価損率が大きくなるときは相場が下げているわけですね。

 しかもその率が20%台(ないしは近づく)になってきますと、これも経験則ですが、「買い場近し」ということができるようです。

 信用取引をするしないにかかわらず、これらのことは知っておいたほうがベターですが、あくまでも相場全体のことであり、経験則ではあります。