相変わらず信用取引の売残は増加し、買残は減少を続けています。
昨日、東京証券取引所が発表した7月15日現在の信用取引残高をみると、売残は12週連続で増加(12週連続は過去最長)、買残は9週連続で減少しました。その結果、買残対比の売残が増えてきています。
大相撲名古屋場所もおおづめを迎え、優勝争いが面白くなっていますが、優勝に絡む取り組みなどを「好取組」といいますね。
信用取引においても、売り買いが接近している(もちろん逆転・売りのほうが多い場合もありますが)銘柄を好取組銘柄といいます。
相場全体や個別銘柄の信用取組みを見るとき、買残(株数)÷売残(株数)の数字をだし、それを「信用倍率」と呼んでいます。
もともと相場全体の信用倍率は、「相場の転機」を見るのに使われました。(それは時代によっても異なり1980年代は「5倍以下は買い」「10倍以上は売り」のように。)
売残が増えて買残が減っている現在の状況は、目先、相場が下がるとみている人が多いのでしょうが、15日現在の相場全体の信用倍率は2.77倍です。
過去2年間の数字で見ると、2.6倍台から4,2倍台の狭いレンジで動いており、現在の2.77倍はむしろ買い場に近づいたとも見えるし、平均株価から見るとちょっと高いしなと迷う水準です。ということは、押し目があればすかさず、ということになるのでしょうか。
あくまでもこれは経験則であることと、相場全体の話であって、個別銘柄は別です。
昨日、東京証券取引所が発表した7月15日現在の信用取引残高をみると、売残は12週連続で増加(12週連続は過去最長)、買残は9週連続で減少しました。その結果、買残対比の売残が増えてきています。
大相撲名古屋場所もおおづめを迎え、優勝争いが面白くなっていますが、優勝に絡む取り組みなどを「好取組」といいますね。
信用取引においても、売り買いが接近している(もちろん逆転・売りのほうが多い場合もありますが)銘柄を好取組銘柄といいます。
相場全体や個別銘柄の信用取組みを見るとき、買残(株数)÷売残(株数)の数字をだし、それを「信用倍率」と呼んでいます。
もともと相場全体の信用倍率は、「相場の転機」を見るのに使われました。(それは時代によっても異なり1980年代は「5倍以下は買い」「10倍以上は売り」のように。)
売残が増えて買残が減っている現在の状況は、目先、相場が下がるとみている人が多いのでしょうが、15日現在の相場全体の信用倍率は2.77倍です。
過去2年間の数字で見ると、2.6倍台から4,2倍台の狭いレンジで動いており、現在の2.77倍はむしろ買い場に近づいたとも見えるし、平均株価から見るとちょっと高いしなと迷う水準です。ということは、押し目があればすかさず、ということになるのでしょうか。
あくまでもこれは経験則であることと、相場全体の話であって、個別銘柄は別です。