浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

事実はどうであれ、

2017-01-26 19:53:49 | ニュースから
とあるホテルが、自社のホテルの各部屋においている書籍がちょっとニュースになってるみたい。

個人的には「ま、ほっとけば」と思ってます。僕はそのホテルチェーンにはあんまり泊まらないからね。思想の問題じゃなくて部屋設備がそんなに好きじゃないから。(もちろん、安けりゃ泊まりますよ)

ほいでさ。

こういう言い方(SNSに書かれた言葉を真剣に取り上げて、しかも誰の言葉とか出さずにブログにすること)が卑怯なのは百も承知だけど、「おいおい」と思ったのがある。

曰く、

「事実はどうであれ、どんな事があっても信念を曲げず世に問う人は立派ですね。」

いやいや!ちょっと待って下さいよ。

このホテルチェーンが各部屋においている書籍で論じていることについてはいったん置いとかせてください。

でもさ、「事実はどうであれ、」ってまずくはないかい?

例えばね、「大化の改新」という歴史的出来事を信じない人がいたとしましょう。

「大化の改新は無かった!私はそれを信じる!」と。

別にそれはいいけどさ。ほいでその後ね、大化の改新があったことを証明する事実がたくさん出てくるとするじゃん?それでも「いーや、私は信じない!大化の改新は無かった!」という人が立派なの?

そういうのってシンプルに言うと「基地の外の人」だよ(笑)


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