浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

深夜食堂

2008-08-01 01:09:29 | 


ビックコミックという漫画雑誌で連載されてて、たまに読んでて「あ、いい漫画だな」と思ってた。近所のコンビニにおいてあったので早速購入。

深夜0時から朝7時まで営業している場末の食堂。メニューは豚汁定食、ビール、お酒、焼酎のみ。(お酒はお一人様3杯まで、と書いてあるのもいいね) 店長のポリシーとしては「できるもんなら食いたいもの何でも作るよ」。そこでいろんなお客さんがいろんなものをオーダーする。タコさんウィンナー、刺身の「ヌキ」(つまり大根のツマだけ)、昨日のカレー、ねこまんま。。。

1話完結なんだけど、話の入り方、話しの終わり方がいい。

たとえば「ポテトサラダ」の回。「俺が店の仕込みで最初に始めるのはポテトサラダだ。こればっかりは出来立てアツアツよりも冷えてたほうがうまいからな」と、アツアツのじゃが芋で店長がポテトサラダを作っているところから始まる。
ポテトサラダといえば、いつもポテトサラダを必ず2杯頼み、それをつまみにビールを飲むお客さんがいる。実はそのお客さんにはポテトサラダにまつわる思い出があって…。

ね、いい感じでしょ。

そもそもポテトサラダがうまいんだよね。偶然だけど昨日、会社の人と焼き鳥屋に行ってポテトサラダを食べた。そこのポテトサラダがおいしいんだよね。偶然、昨日はお通しもポテトサラダだったけど、当然、「ポテトサラダもう一回」と注文しましたよ。

なんというかそういう「ツマミじゃないけど酒飲める」ってメニューは酒飲みな人それぞれに持っていると思う。

たとえば串鳥行ってた人なんてわかると思うけど大根おろし。何の変哲もない大根おろし小皿一杯でなんとなくお酒飲めてしまう。あとちょっとしたナポリタンとか。いやいや、ナポリタン一皿あったらお酒どころか立派な食事ですよ、もちろん。でもさ、なんか小皿にちょっと盛られた、もちろん腰なんてまったくなくなってるやつなんかちょっとあるといいな。
あとはね、実家帰ったときに出かけてて深夜に戻ってきたらテーブルの上に晩御飯の天麩羅の残りなんかがラップかけてあったりするとなんか散々飲んできたのに缶ビールを開けたくなってしまう。

うーん、なんかビールが飲みたくなってきた。