浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

やっと読み終えましたよ…

2010-06-27 18:30:01 | 村上春樹
やっぱりバイキング料理はオリジナリティが重要ですね。

飲み放題のコーヒーにアイスを入れてみるなんてのはまだまだ初心者で、そばに天ぷら乗っけて天ぷらそばにしてみるとか刺身をご飯に乗っけて適当に海鮮丼作ってみるとか。

はい、温泉行ってきました。でもまぁその話はまったく関係ない。

やっと読み終わったんです。

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3

別に読み終えたくなかったわけじゃないんですけどね。

もちろん、発売日前に予約して発売日には届くようにamazonに手配していた。

でもねぇ、なんつーか「Book2で終わったはずじゃん、それに何を付け加えるの?」とは思ってたんだけど、うーん、なんというかそういう批判精神があって読まなかったわけでもないんだけど、、、ま、いろいろ思うところはあるね。

発売日に届いてちょっと詠んでみたけど「え?この人の話から始まるの?」と思って「そう言えば前までってどんな話だっけ?」と忘れてて最初の数ページ読んでほっといた。

そこから約2ヶ月経って再度読み始めて2、3日かそこらで読み終えた。

僕の非常に個人的な、偏見に満ちた感想を言うのであれば「うん、よかった」の一言。

物語としてもきっちり決着が着いたし、そこに至るまでのストーリーもよかった。そしてもちろんのこと村上春樹の語り口(乃至は文体)もいつもどおりすばらしかった。

とても深い(社会学的に、宗教学的に)読み方も出来るし、すごく単純な「ガール・ミーツ・ボーイ」ストーリーとも読める。

やっぱり何はともあれ2つの章がクロスしかけるところはドキドキした。

たぶん誰しも寒いベランダに座って公園の滑り台に誰かが来るのをじっと見ているものなかのかも知れない。

でもなぁ、こういう本が何百万部も売れちゃうのはやっぱりよく分かんないよな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿