続きます、と言って続かないのが僕とドッピオさんのブログなわけですが。(そうだっけ?)
最近、本棚を整理しよう、と思って色々掘り返しています。
村上春樹が好きなんだけど、結構頻繁に読み返すのがこちら。
たぶん、村上春樹の長編ランキングを普通の人に聞いて集計したら言えばベスト5には入らない。
でも僕の中ではベスト3には入るね。
初めて読んだのは1992年。僕の手元にあるのが初版本だからね。この年に僕が生まれたわけですが。(うそ)
多感な時期にこんなの読んでるんだからそりゃこんな人間になるよね。
筋はまぁ読んでいただくとして、心に残っているのがこういうシーン。
主人公はバーを経営している人で、そのバーが紹介された雑誌を見て昔の彼女が尋ねてくる。その女性と何度か会うわけだけどある日、自分のバーに行くとバーテンから言付かったと手紙を渡される。
「たぶん、しばらくはここに来ることが出来ないと思います。さようなら、お元気で。」
いろいろあって、その後、またその女性がバーに現れる。
そこでの主人公の台詞。
「しばらく、というのはね、待つ方にとっては長さを測れない言葉なんだ。そしてたぶん、というのは重さを測れない言葉だ。」
最近、本棚を整理しよう、と思って色々掘り返しています。
村上春樹が好きなんだけど、結構頻繁に読み返すのがこちら。
たぶん、村上春樹の長編ランキングを普通の人に聞いて集計したら言えばベスト5には入らない。
でも僕の中ではベスト3には入るね。
初めて読んだのは1992年。僕の手元にあるのが初版本だからね。この年に僕が生まれたわけですが。(うそ)
多感な時期にこんなの読んでるんだからそりゃこんな人間になるよね。
筋はまぁ読んでいただくとして、心に残っているのがこういうシーン。
主人公はバーを経営している人で、そのバーが紹介された雑誌を見て昔の彼女が尋ねてくる。その女性と何度か会うわけだけどある日、自分のバーに行くとバーテンから言付かったと手紙を渡される。
「たぶん、しばらくはここに来ることが出来ないと思います。さようなら、お元気で。」
いろいろあって、その後、またその女性がバーに現れる。
そこでの主人公の台詞。
「しばらく、というのはね、待つ方にとっては長さを測れない言葉なんだ。そしてたぶん、というのは重さを測れない言葉だ。」