資生経には「背候診」というのがあり、伏臥の状態で背中を診る診断法があります。
この診断は、主に背中の膨らみや筋肉の状態から臓腑の盛衰を判断し、「達人でなければ診断に使えない」という印象があります。
※本当は難しくない診断法ですが、明確な根拠が示されてないので、術者の主観による診断と考えられる。
私たちがいう「脊椎診」とは、座位で脊椎の歪みを二指で診ながら、背部の弛緩や緊張も診ていきます。
この診断法は、もともとカイロの勉強をしている頃に思いついたものです。
カイロは、主に骨格の歪みを中心に診断していくからです。
その頃は、鍼灸と骨の歪みはまるで別物のように考えられていました。(今もそのように考えている鍼灸師は多い)
しかし、「骨格矯正鍼」を考え出して治療に取り入れるようになってから、「脊椎の歪みを整えると臓腑の異変も整う」ということがわかり、経絡治療に加えて脊椎の歪みも整えると、即効的な治療効果があり、治療効果も長持ちすることがわかりました。
20年ほど前のことです。
それから七星論を考え出し、七星鍼法での査穴まで辿り着きました。
査穴を使うと、即効的な治療ができるばかりでなく、治療効果も長持ちするので、薄々「査穴で脊椎も整っている」と気付いていたのですが、臨床が忙しくて検証することができませんでした。
ある時、臨床実践塾に参加してくれている方々にお願いして、何度か鍼灸の実験をしました。
そのとき、一穴鍼法の研究として、一本の鍼で、脈も症状も脊椎も整えることができることを確認したのです。
その後も、臨床で、スタッフに教えながら、一本の鍼で脈も症状も脊椎も整うことを確認してきました。
脈位、査穴、脊椎診の三つが揃うことで、一穴鍼法が完成しました。
全て持論によるもので独自の診断と治療法ですが、それができれば「地域ナンバーワン」になれると考えています。
7月の講習では、脊椎の触診法と一本の鍼(豪鍼)で脊椎を整える方法を実技で行ないます。
この診断は、主に背中の膨らみや筋肉の状態から臓腑の盛衰を判断し、「達人でなければ診断に使えない」という印象があります。
※本当は難しくない診断法ですが、明確な根拠が示されてないので、術者の主観による診断と考えられる。
私たちがいう「脊椎診」とは、座位で脊椎の歪みを二指で診ながら、背部の弛緩や緊張も診ていきます。
この診断法は、もともとカイロの勉強をしている頃に思いついたものです。
カイロは、主に骨格の歪みを中心に診断していくからです。
その頃は、鍼灸と骨の歪みはまるで別物のように考えられていました。(今もそのように考えている鍼灸師は多い)
しかし、「骨格矯正鍼」を考え出して治療に取り入れるようになってから、「脊椎の歪みを整えると臓腑の異変も整う」ということがわかり、経絡治療に加えて脊椎の歪みも整えると、即効的な治療効果があり、治療効果も長持ちすることがわかりました。
20年ほど前のことです。
それから七星論を考え出し、七星鍼法での査穴まで辿り着きました。
査穴を使うと、即効的な治療ができるばかりでなく、治療効果も長持ちするので、薄々「査穴で脊椎も整っている」と気付いていたのですが、臨床が忙しくて検証することができませんでした。
ある時、臨床実践塾に参加してくれている方々にお願いして、何度か鍼灸の実験をしました。
そのとき、一穴鍼法の研究として、一本の鍼で、脈も症状も脊椎も整えることができることを確認したのです。
その後も、臨床で、スタッフに教えながら、一本の鍼で脈も症状も脊椎も整うことを確認してきました。
脈位、査穴、脊椎診の三つが揃うことで、一穴鍼法が完成しました。
全て持論によるもので独自の診断と治療法ですが、それができれば「地域ナンバーワン」になれると考えています。
7月の講習では、脊椎の触診法と一本の鍼(豪鍼)で脊椎を整える方法を実技で行ないます。