これはちょっと難しかった。
昨日ですが、「座っていると何ともないが、歩くと、下肢前面が痛くなり、次いで大腿部へ痛みが移行する」(緑色に塗られた部分)という方が来られました。
このような症状は確かに病院では診断がつかないと思います。
体格の大きい方(身長183㎝)でしたが、かなり痛そうでした。
問診されたカルテには上記のように書かれていました。
で、脈を診て、脊椎診から仙骨診をすると、原因が見えてきました。
そこで、とりあえず腰椎の捻れを診るつもりで、仰臥になってもらい、両膝を立ててもらい、左右に動かしてみました。
すると、左には倒れやすいのですが、右に倒すと
「いたたた、いたた」と痛そうでした。
これは、この捻れから治した方が良さそうだと、「骨格矯正鍼」の診断をした。
すると、
「あ、えっ?」とか言っていましたが、ちょっと楽になったようでした。
そこで、骨格矯正鍼をしたら、痛みが取れたようでした。
しかし、それは腰椎の捻れを取っただけですので、それだけで終わるとすぐに痛みが出てきます。
そこで、腰椎や仙腸関節を整える鍼をしてから、経絡を整えました。
そこで、交渉です。
「あのー、実はこれ肝臓と関わっているので、背中に大きな鍼をした方がいいのですが、いかがでしょうか」
「・・・はい。やってください」
ということで巨鍼もさせてくれたので、「完璧!!!」という感じになりましたので、治療を済ませました。
この方を紹介してくれたのは、「新地でいい人で有名な女将さん」からでした。
ですから、その女将さんの話をしながら治療をしたのですが、面白かったー。
で、帰りには玄関で、
「今度一緒に女将さんのお店に行きましょうよ」と言うのです。
というのは、治療中の会話で、
「行ったことはないのですが、きっといいところなんでしょうねー」なんて、ことを言ってしまったからだと思います。
「おねだり」は、最近テレビでも〇〇知事の話で時々出てきますね。(^o^)
私はお酒は飲みませんので、行かないのですが、そんな会話が楽しかったので書いてみました。
でも、「一緒に行きましょうよ」なんて言われると嬉しくなってきます。(^o^)