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米ドル指標統計を取り始めて以来過去最高、米原油在庫、統計を降り始めて過去最高、ドル高、原油安続く

2015-01-30 11:44:28 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ハーバードビズネススクールを出れば活躍できる時代は終わったのかとの見出しで、23日付のWSJ紙がアジア初のハーバード経営大学院学長になったノーリアス氏のWSJ紙とのインタビューの様子を30日朝放送のNHK/BS[キャッチ!世界の視点]出演の小野由美子氏が紹介した。ノーリアス氏は「たとえばマッキンゼーでは、以前はビズネススクールの卒業生を多用していた。最近はPh.D取得者を雇用、自社で教育している。最大の課題は日本円で1,100万円も払い、2年間を費やす必要に疑問を持つ人が増えていることだ。」と話していた。ノ‐リアス氏は「フルタイムで働いても取得できる。短期。アジアの企業事例を取り上げる。」と話したとWSJ紙の記事を紹介した後で、「ビズネススクールで学ぶ人数は現在900人と変わらない。少し前までは日本人は40人いた。ところが最近は4~5人まで減少している。」と日本人のハーバードビズネス離れが余りに急激だと小野氏は嘆いていた。

30日朝5時45分から放送のモーニングサテライト出演のバークレイ証券、北野一氏は、これはあくまで仮説にすぎないがと前置きして「このところの原油相場の急激な値下がりを見ると、ドル高が進めば進むほど原油相場が下落する予感がする。原油相場に逆・バブル現象といえる動きだ。今後も続く可能性がある。心配だ」と話していた。北野氏は「欧州がこれから金融緩和を拡大する。日本は金融緩和を継続する。一方、アメリカは昨年10月量的金融緩和を撤廃して、利上げのタイミングを模索中である。それがドル高を助けている。原油をはじめその他の国際商品はドル建てだ。底値のめどがつかない。」と話していた。

29日付ブルームバーグ電子版でLananhNguyen記者は「29日、NY外国為替市場で、ドル指数が集計開始から10年余り経つが、過去最高に達した。欧州、日本は利下げの方向、アメリカは利上げの方向、さらに29日米労働省は米新規失業保険申請件数が15年ぶりの低水準と発表したことがドル指数を押し上げた。一方、EUが対ロシア追加制裁を協議したと伝えられ、ロシアルーブルが下落した。デンマークが3回目の利下げを発表。ニュージーランド、オーストラリア、ブラジル、トルコが利下げに踏み切る可能性が出てきた。ドルは対円で1ドル=118.29~31円、1ユーロ=133.93~96円で取引された。」と書いた。

29日、NY原油(WTI)は小幅高、バレル44.13ドル、NY金はオンス1,254.60ドルへ反落した。NHK/BS「キチャチ!世界の情報」出演の大和証券キャピタルマーケッツアメリカ、大宮弘幸氏は原油相場の最近の動向に触れ「米エネルギー庁は、直近の米国の原油在庫が4億6,727万バレルと1882年に統計を取り始めて以来最高と伝えた。米シエールオイルの一部に生産調整の動きもあるが、米国の原油生産は依然増加を続けている。いつどの程度で落ち着くか注目している。」と話していた。29日、NY株式市場は、マクドナルド、ボーイング、マクドナルドなど米企業決算を好感、新規失業保険申請件数が予想を上回る減少を材料に、NYダウは225ドル高、17,416ドルで取引を終了した。一方、30日朝放送の英BBCは日本人人質事件を詳しく報道した。日本一国のみで生きづらい世の中なのは確かだ。(了)

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