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米FRB,3月利上げのあと、米労働需給はタイト続く、追加利上げ余地あるとパウエル発言、一方、ドイツの新規感染者数。16万人突破も3回目ワクチン接種義務化法案通らずとドイツZDF(

2022-01-27 11:36:17 | 経済学
学校で教えてくれない経済学)

パウエル米FRB議長は26日、FOMC会合で政策金利据え置きを決めたあとのリモート記者会見で①次回3月のFOMCで利上げする。利上げの幅は決まっていない。利上げ後も米雇用需要は強く追加利上げの余地を残している。②バランスシートについては、債券購入縮小は利上げのあと行う。③供給不足は想定以上だった。落ち着くには時間がかかる。④インフレは2%超えて進むが年内に落ちつく。⑤市場との対話は出来ている。」と述べた。

パウエル氏の発言の中で“We need to be nimble(つぶさに対応する必要がある。)”という言葉をメモした。オミクロン株感染が拡大している。中国情勢、ウクライナ状勢、サプライリスクなど不透明要素を抱えている。しかし、即対応できる準備はできていると語ったことばが印象に残った。日経CNBCテレビはパウエルFRB議長との質疑応答の様子を生放送でダウ、S&P500,ナスダック、ラッセル相場や債券利回りがパウエル発言毎に動く様子をつぶさに写した。彼我の差を比べようもないが日銀黒田総裁との記者会見の様子が中身のなさにもよるが同じ人間の世界の出来事とはとても思えず、余りに違い過ぎると毎度のことながら実感した。

26日、NY市場でダウは34,168ドル、129ドル、0.38%安、S&P500は4,349と6ポイント、0.15%安、ナスダックは13,542と2ポイント、0.02%高で取引を終えた。市場はパウエルFRB議長発言をほぼ織り込んでいたことを示した。個別銘柄ではマイクロソフトが296.71ドル、2.85%高、1銘柄でダウを54ポイント押し上げた。一方、3年連続赤字発表のボーイングは194.27ドル、4.82%安、ダウを64押し下げた。ナスダックではグーグルが2,584.80ドル、1.98%高、テスラは937.41ドル、2.07%高と小幅戻した。

恐怖指数VIXは31.95と2.54%上昇。米10年物債券利回りは1.867%へ4.61%上昇した。NY外為市場ではドルが買われた。1ドル= 114.67円、0.73%高、1ユーロ=128.87ドル、0.15%高、Ⅰ英ポンド=154.35円、0.40%高で取引された。NY原油はWTIがバレル88.50ドル、1.51%高、北海ブレント、同87.14ドル、1.80%高と反発した。一連のウクライナを巡る不透明感が相場の背景にある。NY金はオンス1,816.00ドル、1.97%安、ビットコインは3万6,736ドルで取引を終えた。

27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「26日、ドイツの新型コロナ感染者数は1日当たり16万4,000人、死者数、166人とロベルト・コッホ研究所は発表した。26日、ドイツ連邦議会で3回目ワクチン接種義務化が審議されたが審議未了で終わった。ウクライナ状勢への対応ではホワイトハウスがクレムリンに文書で回答した。中身は公表されなかった。ラブロフロシア外相はロシア議会で演説し、ロシアは何一つ他国侵攻の動きをしていない。西側が煽り立てているだけだと語った。」と伝えた。東方衛視は「ラブロフ外相はロシア議会で演説し、西側の扇動でウクライナは怯えていると語った」と伝えた。(了)

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