ブルームバーグ電子版は16日「①米FRBは政策金利の0.25%引き上げを16日のFOMCの会合で決定した。年内全てのFOMCで利上げ継続を示唆した。会合のあとの記者会見でパウエルFRB議長は「米国経済は金融引き締めに堪えるに十分力強い」と述べた。ロシアのウクライナ侵攻はインフレ圧力となる」と述べた、②ロシア大統領府のぺシコフ報道官は「スエーデンやオーストリアの軍備は持つが「中立国」を維持する考えを16日、明らかにした。ウクライナとの和平交渉に期待感を示した。一方、ゼレンスキー、ウクライナ大統領は米議会でテレビ演説し、ロシアから激しい攻撃が続いている。航空機など支援を求めた。ロシアとの和平交渉について「進展がみられる」と語った、③16日、新華社通信は「中国金融局は「市場に有利な政策を積極的に導入する。中国企業の国外上場を支持する。米当局との協議で前向きな進展があった」と伝えた、④16日、香港ハンセン指数は9%値上がりした。アリババは27%高、テンセントは23%高、中国H株も大幅に値上りした」と伝えた。
17日朝放送の NHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「米FRBは政策金利の0.25引き上げを決めた。5月以降開催の6回全てのFOMC会合で連続利上げを示唆した」と伝えた。韓国KBSは「①16日予定されていた文大統領とユン次期大統領との昼食会が人事問題で来週に延期された、②韓国の新規コロナ感染者数は16日、40万人を超えた。早晩45万人を超えるとみられる。当局は「感染はピークアウトした」と見ていると伝えた。中国CCTVは「中国の新規感染者数は1,952人が確認された。」と伝えた。②上海東方衛視は「外務省報道官は「米国は台湾に新たに武器を売却した。中國の国内問題に手出しすべきでない」と非難した。米国は1960年以降キューバ、グアンタナモ、アフガン、イラク、シリアに手を出し失敗した。大国が小国にすることではないと非難した」と伝えた。香港TVBは「中国吉林省で新たに3,000件の新型コロナ感染者が確認された」と伝えた。
ドイツZDFは「①ゼレンスキー、ウクライナ大統領は米議会でテレビ演説し「世界のリーダーは平和のリーダーであるべきだと述べた上でウクライナに支援を要請した。一方、「和平交渉は一歩進んだ」と述べた」と伝えた。和平交渉はウクライナがNATOに加盟しない。中立を守る。ドンパス独立とクリミア独立承認が絶対条件付きながら再度会合を開く予定だ、③ドイツの新規コロナ感染者数は26万2,593人へ先週から4万6,739人増えた。連邦議会では規制解除に向けた議論が盛んとなっている。」と伝えた。
16日、NY市場でダウは34,063ドル、518ドル、1.55%高、S&P500は4,357と95ポイント、2.24%高、ナスダックは13,436と487ポイント、3.77%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは26.67と10.59%低下。米10年債利回りは2.190%、1.40%増、NY外為市場で1ドル=118.75円、1ユーロ=131.06円、1英ポンド=156.12円で取引。NY原油(WTI)はバレル95.34ドル、北海ブレント、同98.11ドル。NY金はオンス1,926.00ドル、ビットコインは4万1,238ドルへ反発した。今こそ曇りなき目で物を見る目が求められる。(了)