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「阪神なんば線車中風景画」atふたば学舎、第53回神戸市高齢者美術作品展(スケッチ&コメント)

2018-12-08 21:39:59 | スケッチ


第53回神戸市高齢者美術作品展

江嵜企画代表・Ken



第53回神戸市高齢者美術作品展、12月8,9,11日3日間開催会場の「ふたば学舎」で筆者出品の「阪神なんば線車中風景」カメラに収めた。残念ながら選外だった。車中風景のスケッチはここ十数年で30枚近く描いている。一度本画に仕上げたいと前々から思っていた。それが今回初めて実現した。まだまだ精進が足らないとの励ましと受け止めなければなるまい。

金賞の作品は78歳のご婦人の「思い出の人吉城跡」と題する紅葉を前面に出し、お城を配した力作だった。銀賞は「秦山木」と題する風景画で小品だったが76歳の男性の作品だった。銅賞は「近江の春」(90歳の男性)、努力賞は「懐かしい入り江」(81歳女性)と入選作品も選外の作品も景色が多かった。入選作品でも「夕顔」(89歳女性)と題する花の絵1点のみだった。人物はなかった。全体の男女別では男性14点、女性13点とほぼ同数だった。

日本画の出点数は全体で27点のみだった。ここ数年では最低の数である。60歳台では例年10名はおられた。今年は68歳の女性の「獅子3点図模写1点のみだった。70歳台が9点、80歳台が15点と全体の半分以上を占めた。80歳台を年齢別に見ると、80歳が筆者含め3点、81歳が5点、82(1),83(2),84(1),87(1),89(2)と続く。80歳台の作品が老け込んでいるかというとそうではない。元気はつらつとしている。正直、そのまま90歳台にシフトする勢いを感じた。

日本画では、ここ数年、70歳台が主流を占めていた。10年経過して、70歳台が増えず、そのまま80歳台に移行したようだ。一年だけ見て軽率にものは言えない。しかし、年寄りが頑張るのはそれなりに結構なことだが、70歳台の減少と60歳台の極端な減りは正直気になる。

洋画はどうだったか。洋画の出点数は79点と例年と変わらなかった。60歳台が10点と例年より減った。70歳台が55点と70%を占め大幅に増えた。80歳台が14点、90歳台はゼロだった。洋画も今年は景色が多かった。洋画は人物も静物などバラエティーに富んでいた。洋画の男女別では男性53点、女性26点と男性優位だった。(了)


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