ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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「中国で花嫁代はうなぎのぼり」と9月23日付ワシントンポスト紙電子版(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2018-09-24 11:42:00 | 経済学
「Bride price in China Keeps rising(中国の花嫁代うなぎのぼり)」と題して9月23日付ワシントンポスト電子版でAmandaErickson記者は「中国のある農村で花嫁代に38,000ドル(約418万円)の上限を設けると地方政府機関が辻浦々に張り紙を出した。花嫁代とは平たく言えば婚約相手が決まると新郎もしくは新郎の家族が新婦若しくは新婦の家族に支払うお金のことである。中国政府は一人っ子政策を、2015年に様々な弊害が出て来たとして廃止を決めた。その弊害の一つが結婚適齢期の男性の数が女性のその数を3,000万人多いことだ。」と書いた。

9月25日付のNewsweek50,2018年9月25日号でクリスティーナ・チャオ記者が「Communists Play Cupid(中国共産党がキューピッド役を買って出ようとしている)」と題して「中国社会が、急速な人口高齢化に直面して、国を挙げて結婚、出産を推進しょうとしているが、苦戦を強いられている。」と書いた。以下同記事から要旨を紹介する。

「国連の予測によると、2050年までに中国の60歳以上の人口は4億8,000万人と、アメリカの人口を超える見込みだ。中国国家統計局によると、2014年の中国の労働人口は、前年比371万人減の9億1,583万人となった。そこで、今年6月に、浙江省で共産党の青年組織が独身者10万人を集めたお見合いイベントを開催。甘粛省でも、中華全国婦女連合会が同様のイベントを開いた。」

「国家統計局によると、2020年の24~40歳人口は、男性が女性を3,000万人上回りそうだ。そんななか男性は30歳以上、女性は27歳以上で未婚だと、「売れ残り」を意味する「剰男」「剰女」の烙印を押されてしまう。近年、中国版バレンタインデーの七夕(今年は8月17日)になると、若い男女がパートナー探しに必死になる姿が全国各地で見られる。」

「子供が20代後半になっても結婚していないと、親は心配をし始める。一例だが、週末になると、上海の人民公園の一角は、わが子の結婚相手を探す親でごった返す。娘や息子の顔写真、年齢、身長、所得、学歴、星座、家族の価値観、性格など詳細情報を、親たちが張り出している。」「若者の方は、出会い系アプリ「探探(タンタン)」や恋人レンタルアプリ「来租我吧(ハイヤー・ミー・プリーズ)」を駆使している。特に恋人レンタル市場は人気で、仕事がらみの夕食会やファミリーイベントに一緒に行ってくれる相手を見つけるツールとして大人気だ。「2022年までに数十億ドル規模に成長する可能性がある。」とハイアー・プリーズ創業者の曹甜甜(ツアオ・ティエンティエン)は語る。」

「その一方で中国で子供一人育てるのに平均7万3,500ドルかかる。国民1人当たり可処分所得が年間3,295ドルだから大きな負担だ。」「2016年までの10年間で離婚率が1.46組から3組へ倍増。2016年だけでも前年比8.3%増、420万カップルが離婚」と結んだ。(了)

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