ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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スペインの失業率が予想外に下がり、スペイン、イタリア国債の利回り3年半ぶりに4%割る

2014-01-04 10:49:38 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ベルリンの日本から持っていったさくらが暖冬でほぼ満開だと4日朝放送のNHK・BSニュースで紹介していた。昨年末から季節外れの暴風雨、洪水がドイツ、イギリスを襲っている。狂い咲きでなければ幸いだが、スペインの12月の失業率が低下、これを受けて、3日のヨーロッパ債券市場で、スペイン、イタリア、ポルトガルの国債が急騰、利回りが急落、2日の4.25%から3日、スペイン国債は3.89%,イタリアは3.93%へ3年半振りに共に4%を割った。ポルトガル国債はまだ高いが6.0%から5.63%へ低下したと3日付けのWSJ紙電子版にKaltlynKiernan記者が書いていた。WSJ紙は別ページでフランスの製造業指数が冴えない。フランスの失業率は改善していない。特に若者の率が高いと書いていた。ユーロ圏27国全体では本復未だしなのだろうが、第二次世界大戦以降で最悪の不況のシンボルとされるスペイン、イタリア、ポルトガルの国債利回り低下がスポットラ
イトを浴びた意味は大きい。最高の優良物件のドイツ国債の3日の利回りは1.947%である。まだまだ下げ余地が大きいと専門家は話したと先のKiernann記者も言葉を添えていた。

国債は英語ではDebtと書く。英和辞典でDebtを引くと①借金、負債、②恩儀、義理と出てくる。借金を払い終わるとほっとする。負債という文字が教えている。負債を減らすと負い目から解放されるからである。利回りが下がることは負い目がその分減ることにつながる。日本の10年物国債の利回りは3日NY市場で0.732%ドイツのそれは1.947%、アメリカは3.005%だった。スぺイン国債の利回りが4%を割ったと言ってもまだまだ高い。日本はゼロ同然の金利だから感覚がマヒしている。深海魚と同じで海底深く沈みこんだ生活を長年続けているとそのこと自体が異常な状態であることがわからなくなる。下手に水面に上がろうものなら潜水病になる。一度身を持ち崩すと元に戻るのは容易なことでないことと同じである。3日欧州ではスペイン国債利回りが4%切ったと大はしゃぎしている。

「3日NY市場は、2月に退任するバ―ナンキ米FRB議長が、AmericanEconomicAssociationで講演し「向かい風の勢いが落ちて来た。住宅市場での問題が快方に向かっている。」と話したと伝えられたあと、一時上げたが後反落、小幅戻して前日比28ドル高、16,469ドルで取引を終えた。北米を襲った猛吹雪の報せも相場の動きに重しとなった。来週になれば年初めの休暇から職場に戻る。12月上旬の米自動車販売状況が発表されたが、予想ほど伸びなかった。フォ―ドは小型車が売れたと伝えられ株価は小幅上げたが、GMの売り上げは6.3%減と伝えられ株価は下げた。NY原油(WTI)は前日比1.6%安、バレル93.63ドル、前日反発したNY金はオンス1.1%高、1,238.40で取引された。NY外国為替市場では、小動き、1ドル=104.82~89円、1ユーロ=142.41~45円で取引された。10年物米国債の利回りは2.998%だった」とWSJ紙でKiernann記者が書いた。

国道2号線の車の量が朝から気持ち多い。ことしの正月は帰省客が分散したと伝えられる。新幹線の火事騒ぎで昨晩5万人が足止めされた。あっという間の正月も今日で終わる。(了)

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