ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

Exodus

2019年11月03日 | ルネの仏語の歌
 今日は文化の日です。
 
明日は振替休日でカレンダーどおりだと三連休。やっと秋晴れの日が続くようになって来ましたが、今日は全国的に曇りの予報。
 このところずっと週末は台風などで大荒れの天気だった所に、義父が腰痛で外出もできなかったので、昨日は家族でお昼を食べに出かけました。午後は夕方まで、庭のマリーゴールドをビオラに植え替えたため疲れてヘトヘトでしたが、今日は予定どおりおこわを炊いて、実家と友人にも差し入れる予定です。

 このところずっと、ルネのデビュー当時からのアルバム収録曲を翻訳しています。前回もそうでしたが、歌詞の翻訳だけで終わるかと思っていたのに、いろいろ調べ始めたら新しい情報が見つかって、最初の予想より解説が長くなっていたりします。当ブログは私の『ルネ・データ・バンク』。デビュー25周年記念CD集の紹介をしていた時には調べきれなかったことが分かったりするので、秋の夜長、またマニアックに記事作りを楽しんでいるシマ姉です(爆★)。

 それから、今から44年前の1975年11月1日は日本でリリースされたルネの最後のアルバム『ルネヒット全曲集』の発売日でした。



 そして今回紹介いたしますのは、ルネのファースト・アルバム”L'oiseau-鳥-”の最後に収録された”Exodusエクソダス”です。

 「エクソダス」は、映画「栄光への脱出(邦題)」の原題で、テーマ曲の仏語版はエディット・ピアフが歌い、後にミレイユ・マチューも歌いました。ルネが10歳にして、このドラマティックな曲をしっかり歌いこなしているのは素晴らしいです。

 ルネ、エディット・ピアフ、ミレイユ・マチューが歌う”Exodus”のYouTubeを紹介いたします。英語の原曲も映画のシーンと一緒に紹介されていますので、聴き比べてみるのも楽しいですね♪

 ちなみに、ルネはケベック訛りで歌っています。フランス語の発音がはっきり分かるミレイユ・マチューと聴き比べてみるとよく分かります。実はミレイユ・マチューは、第2のピアフを発掘するコンテストで見いだされ、デビュー前に、彼女をトップ・スターに育て上げた当時のプロデューサーから、厳しく訛り(ケベック訛りではありませんが・・・)を直されたというエピソードはよく知られています。西城秀樹氏の『傷だらけのローラ』の仏語版”Loraも、ケベック訛りをフランスのプロデューサーから直されたそうですし、ケベック訛りを理解するのにとても参考になると思います。

※Exodus René Simard(歌詞)
https://www.ouvirmusica.com.br/simard-rene/1340633/
♪René Simard: Exodus (1971)
https://youtu.be/PA-eX31BAPs?list=RDLVOtw3bzP3Q

♪YouTube映像”EDITH PIAF. EXODUS. + LYRICS. ”
https://www.youtube.com/watch?v=vdBbZQTHH18

♪YouTube映像”Mireille Mathieu-Exodus”
https://www.youtube.com/watch?v=GMIhj2cOyws


 エクソダス (Exodus)』とは、旧約聖書にある『出エジプト記のことです。

 1960年に映画化された『エクソダス 栄光への脱出』(原題: Exodus)は、レオン・ユリスの執筆した1958年発表のアメリカ合衆国のベストセラー小説(日本語訳は犬養道子訳、1961年出版)です。
 1947年にホロコースト生存者らを乗せてフランスからイギリス委任統治領パレスチナに向かおうとしてイギリス軍に制圧された不法移民船エクソダス号(SS_Exodus)をモデルとした物語で、Exodusは「大挙した脱出」という意味ですが、「出エジプト記」になぞらえてもいます。

 主題歌の「Exodus(フェランテ&タイシャー、Ferrante & Teicher)の邦題は「栄光への脱出のテーマ」)。インストゥルメンタル曲としては大ヒットとなりました。1961年のビルボード誌の週間ランキングでは、1月23日に最高位の第2位を獲得。同誌1961年の年間ランキングでは第2位を記録し、アンディー・ウィリアムスパット・ブーンなど多くのアーティストが歌っています。

♪YouTube映像”THE EXODUS SONG”
https://www.youtube.com/watch?v=C1sSfNHghZc
♪YouTube映像”Pat Boone - The Exodus Song (with lyrics)”
https://www.youtube.com/watch?v=6BmpRhEvEF4

※『栄光への脱出』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%84%B1%E5%87%BA

 『出エジプト記』(ヘブライ語: שמות‎、英語: Exodus)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれています。モーセ五書(トーラー)のひとつであり、ユダヤ教では本文冒頭より第二番目の単語から『シェモース』と呼び、全40章。

※『出エジプト記(口語訳)』参照
https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%87%BA%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E8%A8%98(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3)



エクソダス
Exodus

イル ソン パルティ ダン ザン ソレイユ ディヴェール
Ils sont partis dans un soleil d'hiver
イル ソン パルティ クーリール ラ メール
Ils sont partis courir la mer
プー レファセ ラ プール
Pour effacer la peur
プー レクラセ ラ プール
Pour écraser la peur
ク ラ ヴィ ルール ラ クルーエ オ フォン デュ クール
Que la vie leur a clouée au fond du coeur

イル ソン パルティ アン クロワイヨン オー モワッソン
Ils sont partis en croyant aux moissons
デュ ヴィユー ペイ ドゥ ルール シャンソン
Du vieux pays de leurs chansons
ル クール シャンタン デスポワール
Le coeur chantant d'espoir
ル クール ユルラン デスポワール
Le coeur hurlant d'espoir
イル ソン ルプリ ル シュマン ドゥ ルール メモワール
Ils ont repris le chemin de leur mémoire

イル ゾン プルーレ レ ラルム ドゥ ラ メール
Ils ont pleuré les larmes de la mer
イル ゾン ヴェルセ タン ドゥ プリエール
Ils ont versé tant de prières
デリヴレ ヌ ノ フレール
Délivrez-nous, nos frères
デリヴレ ヌ ノ フレール
Délivrez-nous, nos frères
ク ルール フレール レ ゾン ティレ ヴェル ラ リュミエール
Que leurs frères les ont tirés vers la lumière

イル ソン ラ バ ダン ザン ペイ ヌーボー
Ils sont là-bas dans un pays nouveau
キ フロットー マ ドゥ ルール バトー
Qui flotte au mât de leur bateau
ル クール ブリゼ ダムール
Le coeur brisé d'amour
ル クール ペルデュ ダムール
Le coeur perdu d'amour
イル ゾン ルトゥルーヴェ ラ テール ドゥ ラムール
Ils ont retrouvé la Terre de l'Amour
Ah ! Ah ! Ah !
Ah ! Ah ! Ah ! Ah !
Ah ! Ah ! Ah ! Ah ! Ah !
Ah ! Ah ! Ah ! Ah ! Ah ! Ah ! Ah ! Ah !


エクソダス(大挙した脱出)

彼らは冬の太陽の下で出発した
彼らは航海に出た
恐怖を消し去るために
恐怖を押しつぶすために
彼らの心の底で立ちすくんでいるその命の

彼らは収穫を信じて出発した
彼らの歌の古い国から
希望を歌う心を
希望とともに叫ぶ心を
彼らは記憶の道を取り戻した

彼らは 海の涙を嘆いた
彼らは とても多くの祈りをささげた
我々は 我らが兄弟をささげ
我々は 我らが兄弟をささげ
彼らの兄弟を光の方へ引き寄せた

彼らは新しい国にいる
彼らのボートのマストに浮かぶ
愛に傷ついた心
愛の失われた心
彼らは愛の地を見つけた
アーアーアーアー
アーアーアーアーアー
アーアーアーアーアーアーアーアー



 仏語の発音はミレイユ・マチューのYouTube映像で確認しました。日本人が苦手な””の発音を、ミレイユはきっちり発音しています。ルネの”Exodus”はもちろん素晴らしいですが、年齢的に、ミレイユの様に歌ってみたいと思っています。ルネの歌に加え、仏語の””の巻き舌発音と高音域は、ミレイユの歌で鍛えてあるシマ姉です(笑)。

 余談ですが、1日(金)(再放送は2日)放送のNHK『チコちゃんに叱られる!』の第2問『うどんのコシはなに?』の中で、『全国ご当地うどん 腰の強さ番付』の大関(第2位)の説明のBGMに使われていました。何故『エクソダス』?! ちなみに第2位は秋田県の稲庭うどんと長崎県の五島うどん、横綱(第1位)は山梨県の吉田うどん、腰が強いことで有名な香川県の讃岐うどんは関脇(第3位)でした。
※第69回 NHK「チコちゃんに叱られる!」参照
http://tmbi-joho.com/2019/11/01/chikochan-reg69/



       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

       forkシマ姉のスローライフitem9


 今回も怒りのシマ姉のスローライフfire
 

 去る10月30日に、義父宛てに、聞いたことのない、大阪のテレマーケティングとネットワークサービス事業の株式会社から、契約もしていないインターネット接続サービスの書類が送られてきました。頭に来たので、ネット検索して得た情報をブログで拡散です!!

 添付書も無く、『ご契約者情報』という両面コピーの印刷物は、脱字に加え、枠内の不要なセンタリングで見づらく、『預金口座振替依頼書・自動振り込み利用申込書』は白黒コピー印刷。『支払登録申請書』はクレジットカード情報の登録書で、ホームページでは個人情報の取り扱いについてグダグダ書いているにもかかわらず、このご時世にカード番号まで記入★ その上同封された委託業者宛の返信用封筒は、宛名が印刷されている(それも郵便番号が枠からはみ出ている)だけで送料は自分持ち?! そこに、小さな文字でぴっちり印刷された利用規約が2種類★ 
 ネットで調べると会社として登録されていますが、送られてきた封筒には社名は無く、自社のプロバイダーサービスの名前と連絡先の電話番号とメールアドレスのみ。そのサービス名は実在する東京のHP制作会社と同名★ プロバイダー料金等は北海道の委託業者を通し、さらに別の収納企業に振り込まれるようになっていました。
 もっと怪しいのは、この会社の求人募集! 「コールセンタースタッフを大募集中!週1日~/1日3h ~OK♪日払い・週払いもOK!今入社すると祝い金として3万円もらえる!履歴書不要だから気軽に面接へお越しいただけますよ♪ 」そして、「社員数6名 パート・アルバイト30人」で「営業時間11:00〜21:00」。

 もちろん無視ですが、後期高齢者を狙った新手の詐欺?! インターネット接続サービスの会社なのに、メール連絡ではなく、郵便で書類を送り付けるというのがまずおかしいですよね? 『ご契約者情報』には、接続IDが明記されていますが、こちらの情報は義父の名前と住所だけで電話番号もありませんでした。
 ここではそれぞれの株式会社名は明記しませんが、プロバイダーサービスの名前と同名の東京のHP制作会社『○ー○ネット』さんは、きっと迷惑をかけられているのでしょうねぇ・・・★

 そうそう、過去ログで報告した『脅迫じみた身代金要求メール』はその後も何の連絡も有りません。心当たりの無い支払い請求等は、郵便物であれ、メールであれ、無視するに限りますね!! ルネ友のみなさまもお気を付け下さい!

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