身内に家族がいないおひとり様がいると、この方の将来を心配する人が一人や二人はいるものです。
日頃から行き来をし困っていると手助けを気軽にしていても、おひとり様が高齢になってくると今までと違った関係になることがあります。
おひとり様にも相続関係は存在します。その方たちから「財産狙い」をしているように誤解されるのではないか、という声を聞きます。
そうなると気になりながらも少し距離を置いてしまったり、老化が進むおひとり様にこちらから「今後の対応を決めないと」とも言い辛く、あっという間に数年が経ってしまったと言う事を見聞きします。
「自分に家族がなく、誰かに頼らないと困る」とおひとり様は自覚しています。「託せる人はこの人」と、心の中では決めているはずです。
ただ、相手が頼られることを負担に想い拒否されるのでは、という懸念もあるはずです。
ここは、お一人様から思い切って「私の今後をお願いできないか」と切り出すしかありませんね。
おひとり様ご本人の意志だとわかれば、周囲も納得しやすいでしょう。
ご自分がこの立場の方は、将来を託す人を人を決めてその方から了承を得ておきましょう。
そして託された方が困らないように、法的に手続きをすすめてください。
きっと大きな安心が得られますよ。