柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

筆不精ですが「年賀状のすすめ」です

2012年01月05日 | 世の中
年賀状のやり取りは、貴重です
このはがき1枚が大切な情報源になります

喪中はがきで、友人が息子を亡くしたのを知り
ショックを受けました

結婚して転職して、何を感じたのか
仕事を辞め、大学に入り直した人がいて
その人からは、無事卒業の見込みが出来た!と
年賀状で知らせてくれました
良かった!来年は何と書いてくれるのかしら

去年の夏に、私の記事を書いてくれたライターさんは
突然、日本語教育を勉強し、今年海外協力隊で
ウズベキスタンへ出かけるそうです

そんな中、更に驚きのできごとがありました

一昨年、私の開いた葬儀勉強会に
仙台から自費で参加した人がいました

仕事を終え、車を走らせ
午前中の勉強会に来てくれた人です
帰り際に、葬儀の話に花が咲き
熱い想いを語ってくれました

仕事の合間にメールをくれたり
講演に駆けつけてくれたり

昨年の東北の震災では
会館が被災者の避難所になり
遺体の収容に大変だと、連絡してくれました

その後、連絡が途絶え
忙しいのだろうと、思っていたのですが・・・

出した年賀状に、同じ葬儀社の同僚の方からメールで返事をもらいました

昨年の4月に、彼は亡くなっていました
急性心不全だったそうです

ご遺族に心を傾ける熱心な担当者で
もっと一緒に仕事がしたかった、と
書かれていました

たった2度ほど逢っただけでしたが
メールから彼の気持ちが伝わっていましたので
なんだか、長い付き合いの友人を亡くしたような気持ちです
残念です

昨年も今年も私は喪中でしたが
気になる方には、年賀状を出し
喪中はがきは出していません

私が年賀を遠慮すると
相手の方からも年賀が届かなくなるからです

そのお陰で彼の訃報を知る事が出来ました

まだ40代だったと思います

彼の体はなくなっても
彼の魂や想いは存在しています
だから心の中で、話しかける事にします
また縁があればどこかで出会うはずですから

年賀状を出す人は最近少なくなったそうですが
やっぱり年賀状は出したほうがいいと思いません?

年賀状を頂くと嬉しいのですが
一言、コメントがあると、とっても嬉しいです