乗り込んだ電車は、比較的空いていたので
すぐに座ることが出来ました。
帰宅ラッシュにはまだ少し早い時間です。
「人間の意識って死んだらどうなるんですかね」
「え、何が?」
「だって死ぬって事は身体は死んでしまうけど、意識って
一緒に死ぬんですか?」
顔を向けずに隣の男性二人の会話を聞いていました。
「不思議だと思いませんか。
子供のときにある日突然、意識が出てくるのが。
その前の赤ん坊のときは、意識が無いのに突然現れるのは
どうしてかな」
「そりゃ、記憶できないからだろう。
物を覚えるようになるから意識が生まれるんじゃないか」
答えた男性は、思いも寄らない話に
答えるのに無理してたと言うか、苦労していたと言うか。
それでも隣の男性は、この会話をかなり真剣に話し続けていました。
「そうですかね。
僕には、そこが凄く不思議なんですよ」
面白い、というより珍しい会話だったので
つい引き込まれてしまいました。
どんな人たちが話しているのか知りたかったのですけど
あからさまに横を向くのも気が引けて・・・
ずっと我慢して・・・
目に入る足元を見ると
中年です。
2人ともかなりいい体格の持ち主で、スーツにコート姿です。
2人が揃って席を立ったので
失礼ながら、お顔を拝見。
疑問を投げかけてた男性はひげを生やした40歳くらいの人でした。
つい、仲間に入りたくなるような会話。
私もこの数年、人はどうして生まれて死んでくのか
死んだらどうなるのか?って考え続けています。
すぐに座ることが出来ました。
帰宅ラッシュにはまだ少し早い時間です。
「人間の意識って死んだらどうなるんですかね」
「え、何が?」
「だって死ぬって事は身体は死んでしまうけど、意識って
一緒に死ぬんですか?」
顔を向けずに隣の男性二人の会話を聞いていました。
「不思議だと思いませんか。
子供のときにある日突然、意識が出てくるのが。
その前の赤ん坊のときは、意識が無いのに突然現れるのは
どうしてかな」
「そりゃ、記憶できないからだろう。
物を覚えるようになるから意識が生まれるんじゃないか」
答えた男性は、思いも寄らない話に
答えるのに無理してたと言うか、苦労していたと言うか。
それでも隣の男性は、この会話をかなり真剣に話し続けていました。
「そうですかね。
僕には、そこが凄く不思議なんですよ」
面白い、というより珍しい会話だったので
つい引き込まれてしまいました。
どんな人たちが話しているのか知りたかったのですけど
あからさまに横を向くのも気が引けて・・・
ずっと我慢して・・・
目に入る足元を見ると
中年です。
2人ともかなりいい体格の持ち主で、スーツにコート姿です。
2人が揃って席を立ったので
失礼ながら、お顔を拝見。
疑問を投げかけてた男性はひげを生やした40歳くらいの人でした。
つい、仲間に入りたくなるような会話。
私もこの数年、人はどうして生まれて死んでくのか
死んだらどうなるのか?って考え続けています。