柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

新型インフルエンザ対策セミナー

2009年12月08日 | 葬儀の世界
先週、GSIの橋爪先生が企画された「新型インフルエンザ対策セミナー」に
行ってきました。

季節型のインフルエンザでも毎年1~2万人の死亡者があるそうですが今回の新型インフルエンザの影響でもっと死亡者は増えるだろうと言われていました。

新型インフルエンザは毒性は強くないけど感染力はとても強いそうです。

葬儀社のスタッフは新型インフルエンザ死亡者の葬儀を自信を持って対処できるのでしょうか?

実は故人の感染につては、感染対策を通常から行っている葬儀社ならば何ら問題はありませんが、実際にはしていない処のほうが多いですよね。

故人だけでなく、ご遺族の中に風邪っぽい方がいたり
会葬者の中に咳き込んでいる方がいた場合の対処のほうが重要です。

その方と何度も打ち合わせをしなければならなかったり
式典のご案内をしなければならない時
葬儀スタッフとその方の顔の距離は1m以内ですよね。

新型インフルエンザは飛沫感染と接触感染なんです。

きっと、周りにいる方も咳き込んでいる方を気にされるでしょうね。

葬儀には不特定多数の方が集まります。
料理業者にも感染者がいるかも知れませんね。

風邪かな?と思っても新型がどうかは素人に判断はできません。

そういう時の対策を考えなければなりませんね。
今回のセミナーはとても勉強になりました。


ちなみに家庭での予防対策は
1番目が石鹸と流水での手洗いだそうです。
洗い方はよく図解されていますよね。
最低40秒は洗わないと殺菌になりません。
その後、ハンドクリームをお忘れなく。
手を洗った後は乾燥して手荒れを起こし
手にできた傷から感染しやすくなります。

そして、マスクです
マスクは自分が咳をしている場合に他者へ移さないために有効です。
そして健康な人がマスクをすることによって口や鼻の周りに湿気ができるので
マスクがないより予防にはなるそうですよ。