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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

子供は立って!に大賛成

2009年04月24日 | 世の中
漫画家の倉田真由美さんが「子供は立って!」と言う記事を
東京新聞に書かれていました。

内容は、電車の中の出来事です。
小学校の低学年からいの子供とお母さんが乗ってきました。
子供が「お母さん、座れないよ」と母親に訴えたら、
30代の男性が「どうぞ」と席を譲りました。
母親は「どうもすみません」と空いた席に子供を座らせたそうです。
子供がゲームをやり始めたら「ダメだよ、子供は座っちゃ。立ちなさい」と
隣に座っていた男性が子供に言ったそうです。
一瞬、親子も席を譲った男性もビックリした様子。
「ほら、立って!」再び男性に声をかけられ子供は慌てて席を立ったそうです。
男性は何事も無かったように新聞を読み始めたとか。
倉田さんは、席を譲った男性より子供を立たせた男性の方が
ステキだと感じたのは私だけではないだろう・・・・・・と書いています。


以前に、私も子供を座らせる親(祖母も)が多い、とこのブログに書きましたが
同じように思っている人がいるのだと、再確認できて
世の中、そう捨てたもんじゃない!!!と嬉しくなりました

そう長くない時間なら4歳くらいから電車の中では立たせた方がいいと思います。
小さな子でも、立つことができるように
窓から何が見える?とか
なぞなぞしようか?とか
運転席を覗いたり、
電車の中の過し方は、色々楽しめるものです。

自然に我慢することを覚えるし
お年寄りに席を譲ることも覚えます。

以前は、子供を立たせる事は当たり前だったのですが
最近ではそんな光景を見かけなくなりました。

小学校の高学年でも座って、親が立っているのを見かけます。

私たちは子供を育てることを忘れてしまったのでしょうか?

その挙句、今の子は
自分で行動できない!とか
我慢できない!とか
勝手なことを言ってますね・・・大人は。

生まれた時から悪い子なて、いませんよね。
育つ中で何もはぐくまれなければ
良いも悪いも解らない子になるのは当然です。

レストランでも、食事の前からゲームをして
食事中も、食後もゲーム機を話さず
その間、親子の会話も無い

そんな場面も良く見かけます。

でも今日の記事を見て
口には出さないけど、心の中でそう思っていたの?
と、チョット安心しました。

でも、思っているだけじゃなくて、言える大人になりたいですね。