38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏の食卓、黄色い枝豆。

2013年07月09日 | 農と暮らしの日記
今夜の食卓。
いよいよ梅雨明けから夏本番へという畑の様子が、ひと皿ひと皿によく表れている。

手前左が今季初の焼き茄子。
焼き茄子には長茄子がいちばんで、たぶんこれは大きくなりすぎたのでセットから外したもの。左上は胡瓜のQちゃん。これも変形や巨大なのを大量に処理するときに登場するわが家の定番で、今日は30cmくらいのボウル山盛りに仕込まれていた。

右上はズッキーニと豚ばら肉の炒め物。
ズッキーニは暖地では真夏の野菜ではなく、梅雨が明ける頃に終わる。ズッキーニだけだと子どもたちの食指が動かないので、大量の玉葱と茄子も少し加え、今日は味噌と豆板醤でピリ辛の味付け。

そして、右下は枝豆。
これもセットに入れられない虫食いや未熟果、反対に実が入りすぎて黄色くなってきているもの。僕はこの黄色いのが大好きで、好き好きがあるとは思うけれど、この豆っぽい感じが「たんぱく質」補給している感じなのがいい。枝豆ひと皿でいろんな味を楽しめるのが畑のある暮らしのよいところ。居酒屋に入って座るなり、「とりあえずビール!」で出てくるつき出し(お通し)の枝豆ではこうはいかない。

生ビールがいくら冷えてるからって、通り一遍の枝豆でよいのか。
それとも、生ビールなしだけど、味わい深い枝豆か。どちらがよいかよく考えてみると、やっぱり枝豆が通り一遍でも生ビールがよいことに気づく。



火曜、今日も晴れ。
甲府ではこの夏全国初の39℃超えだそうだ。当地も35℃前後か。

午前:収穫1時間ほど、セット荷造り。
今日もむちゃくちゃに暑いので、昼まで机仕事。
午後:引き続き暑いので、机仕事。



上で、枝豆と生ビールの選択を書いていて、先日の真との究極の選択を思い出した。

「カビの生えたお父さんと、ひげの生えたチーズと、どっちがいい?」。
答えはなかった。

<本日の野菜セット>例
人参、じゃが芋、玉葱、胡瓜またはズッキーニ、茄子1~2種、ピーマンか唐辛子(伏見甘長、万願寺)、枝豆。
セットによって他に、大葉、ミニトマト、オクラ。
コメント (2)
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