38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

直売所にも、初出荷。

2006年05月14日 | 農と暮らしの日記
予報通り、朝から晴天の日曜日。

予定より遅れて6時半に家を出て、JAの直売所へ。
今日はこの直売所への初出荷。小松菜、べか菜、サニーレタス、リーフレタスの4種類を少しずつキャリーに入れて軽トラで運び、そのまま店頭に並べる。すでに「いい場所」は埋まっており、空いているところに置かせてもらう。

今回、値段は「80円均一」とする。
といっても安売りするわけではなく、単価は自分なりの定価表に基づいたうえで、ひと束の量を少なめにして、「見かけの値段」を安くしたかたち。JASの認証をとっているわけではないので、「無農薬」「無化学肥料」などの表示はできない。この直売所は自分としては「有機」よりも「地産地消」のほうに重点があるが、何らかのかたちで、「無……」の部分を表現していきたいとは考えている。

家に戻って朝食後、地区の一斉清掃。
近くのお宮さんに集合して、まずは草刈り。その後、用水路の掃除に移る。知らなかったのだが、自分の使わせていただいている畑の辺りもみんなで清掃。たまたま先週、畑と道の境界付近は草を刈り、きれいにしておいた。よかった……。(畑の中は草だらけなので、せめても……)

夕方、直売所の引き取り。
出荷した4品目すべてに残があったが、それでもそれぞれの野菜にお客さんが来てくださったということは、よくよく考えればとてもありがたいことである。同じ種類の野菜が他の生産者のキャリーにも並んでいるなかで、自分の作ったものを選んでくれた人たちがいる。そして、それを今夜(かな?)食べてくれた人たちが、確かにいる……。

我が家の食卓にもその同じ野菜が並ぶ。
食後、明日の出荷準備。直売所へは今日より早く行こう。
コメント (1)
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