tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

作陶&お茶会は・・・

2013-06-30 19:50:19 | 茶の湯
6月30日(日)

蒸暑い一日でしたが、大学生の作陶に行く日でしたので早朝から出かけました。

友人の窯に着いてから、くじ引きで2組に分かれて、1組は作陶を行い、残った組は、お茶室でお茶会ごっこを行いました。



花は隅田ノ花火・山紫陽花・タカノハススキを友人が生けておいてくれました。
軸は、前大徳寺玄道師筆カタツムリ画賛、これも友人が用意しておいてくれました。



お茶会ごっこ

遊びで行いますが、皆さんそれぞれ緊張しております。
お互いに、お客様をしたりご亭主をしたりしながらの楽しいお茶会ごっこです。



先輩から後輩に

時間がたっぷりありましたので、1年生に先輩達がマンツウマンで1時間くらい教えてくれました。教えられる方も、教える方もものすごい勉強になります。

いい経験になったと思います。




こちらは作陶の組


これから茶碗になって行きます。



出来上がった。

みんな良い形に作っておりました。やはり2度3度と参加してゆくとそれなりの進歩があるようです。



若い人たちに付き合って一日あっちこっちと動き回っておりましたから、ちょっとバテ気味です。

段々思考力がなくなってきました・・・・
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カライト草の2日間を・・・・

2013-06-29 18:02:05 | 徒然日記
6月29日(土)

梅雨の中休みでしょうか、夏の日差しが容赦なく照り付けております。
天気予報では夕方から雷雨が予報されておりますが今のところ降りそうもありません。

明日は大学生を連れて作陶へ行きますので、その準備やら連絡やらで一日が終わってしまいました。

我家にカライト草が咲き始めました。
厳密には咲き始めたのは昨日ですが、今日まとめて掲載したいと思っております。



咲き始めたばかり(昨日)

このカライト草も我家に定着して何年経ちますか・・・両の手では間に合わないくらいの歳月を経ております。
そんな中で、初めて見たのが上の写真です。

今までは、線香花火のように先の方から咲き始めておりましたが、今年は先と元からの変則的な咲き方をいたしました。
何か変です。




何時もの咲き方(昨年)

この花も草原ではチョコンと立ち上がったように咲いておりますので目立ちます。そのために乱獲されて最近では見たことがありません。

私自身とある山の草原に咲いているところを見たことがありますが、翌年いった時にはありませんでしたから、誰かに持って行かれたのでしょう。



開ききったカライト草(本日)

唐糸草と書き、唐から来た絹糸のような花といった命名で、名前からして美しい花ですが、大形の花ですので、蕾の穂が短いものを選んで生けたほうが良いようです。

大きい花をそのまま生けると、垂れ下がってしまい収まりにくなってしまいますので、花入を選びそして花を選ぶのが無難のようです。

バラ科の多年草です。

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ツユクサもヤブガラシも路傍の花で・・・

2013-06-28 18:21:51 | 日常雑感
6月28日(金)

今日も梅雨の中休みでしょうか。それでも天気予報では週末から崩れると予報をしております。
日曜日は行事が入っておりますので、何とか雨だけは降らないで欲しいと願うばかりです。

所用を済ませ、散歩に出かけることができました。



ムラサキツユクサ

ツユクサの時期は過ぎておりますが、散歩道の途中で目に入りましたので撮って見ました。

よく私達は、この花を「ツユクサ」と呼んでおりますが、正式名称は「ムラサキツユクサ」だそうで、北米から南米にかけて、およそ20種ほどが分布している多年草で、一般的に栽培されているのはムラサキツユクサとオオムラサキツユクサを掛け合わせた園芸品種が多いそうです。

空き地などに密集して咲いているのがツユクサで、このムラサキツユクサとは全くの別の種だそうです。

子供の頃はインク草と呼んでいたような記憶がありますが、果たしてどっちの草をそう呼んでいたのやら・・・。
最も、今まで知らなかったのは私だけなのかも知れません。



ヤブカラシ

こ花も道端に咲いておりました。

ヤブカラシという恐ろしいような名前を頂戴いておりますが、花はそんな事は露知らず盛んな生命力で、自分の領域を広げております。

ヤブカラシはブドウ科ヤブカラシ属で、藪など他の植物を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さから命名されたと云われております。

別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、庭の手入れがされない住まいに生い茂るといった意味だそうですが、何とも・・・

名前からしてあまり花入に生けたいという気持ちが湧きませんが、竹の一重切に生けて掛けてあるのを見たことがありますが、ピッタと収まって綺麗だったのを覚えております。

名前を畏れる事無く生けて見るのもいいかもしれません。
機会があったら生けてみようと思います。




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散歩で花・電車・早苗田に出会う

2013-06-27 18:25:53 | 日常雑感
6月27日(木)

朝のニュースでは梅雨の中休みといっておりましたが、今年の梅雨は何かそれらしくありません。
今日は朝から良い天気でしたので、用事を済ませて早々と散歩に出かけました。暫く散歩をしておりませんでしたので、気分は新鮮そのものです。



祇園守

何時も通る散歩道ですが、遠目にもわかる槿が咲いておりました。
祇園守ですが、最近ではあちこちで良く見かけるようになりました。

槿は驚くほど種類がありますから、この花が「祇園守」かどうかは自信がありませんが・・。

1日花ですが、夏の真の花としてよく使われ、落ち着いた花入に一種でいけても堂々と床の間を引き締めますが、他の花と混ぜて使っても全く違和感はありません。



貨物列車と電車

今日は珍しく長い貨物列車が止まっておりました。
カメラを構えて居ると願ってないほどのタイミングで電車が来ましたので、慌ててシャッターを切りましたがちょっと遅すぎたようでした。

中々上手く撮れません。



早苗田

先日まで荒地だったところが田植えが済んでおりました。1週間以上のブランクの間にすっかり様変わりしておりました。
田植えの済んだ田んぼは実に綺麗です。張られた水に空を映して2倍も3倍も広く感じさせます。

近くの散歩道ですらこのような変化があり、知らぬ間に世の中が変わっていっております。

何時も細心の情報を得ながら生活をして行きたいと思いますが・・・。
何時も置いてきぼりです。



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良寛さんの違う面をを見て・・・

2013-06-26 18:22:34 | 徒然日記
6月26日(水)

朝食を済ませ、今日こそ散歩に出かけようと思い表に出ると、何だか今にも降り出しそうです。
案の定シトシトと降り出して、午後には本降りになってしまいました。



シモツケ

源平といわれる種類で、赤と白に咲き分けます。
こんな種類は野生にはありませんから、もちろん園芸種です。

日本各地に自生しておりますシモツケは、花がちょっとだけ大きいかもしれません。バラ科の落葉低木で、下野の国で発見されたので、シモツケ草に対してシモツケと命名されたそうです。

煙るような花ですので、根締めには重宝ですので、育てやすいし花も良くつきますので、一株植えておくと便利です。



なごみ 淡交社刊

今月号の「なごみ」は、「茶席の水指」という特集を組んでおります。
水指の始まりは、ほかの用途のために造られた、あるいは使われていた器物を茶道具として見立てて取り上げた事にある。

こんな書き出しで、国宝や重文に指定されている水指などを紹介しております。

もうひとつの読み物を紹介しようと思います。

「女うた 恋のうた」では、貞心尼のことを書いております。
貞心尼は良寛さんの最期を看取った美しい女性です。
お二人が出合ったは、良寛さんが70歳、貞心尼が30歳というから、40歳の年の隔たりがあった・・・。

君にかく あひ見ることの うれしさも まださめやらぬ 夢かとぞ思ふ  貞心

貞心尼から、こんな歌を詠み掛けられた良寛さんは、返歌をしている。

夢の世に かつまどろみて 夢をまた 語るも夢も それがまにまに   良寛

お互いの心を切々と歌っております。
こんなやり取りの歌がたくさん載っておりまして、何かワクワクしながら読んでしまいます。

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パソコン用の眼鏡がやっと・・・

2013-06-25 19:57:32 | 日常雑感
6月25日(火)

梅雨明け宣言のないまま夏の青空が広がっております。

最近目が悪くなったのか、パソコンに向っていてもにらむように見てしまいます。
そんな訳で、パソコン用の眼鏡を買うために出かけましたが、大きなショッピングモールへ行きましたところ、あまりの賑やかさに落ち着いて品物が選べず早々に退散してしまいました。



チダケサシ

眼鏡の専門店に入り、ゆっくりと品定めをして検眼をして1時間ほど掛けて眼鏡を注文して参りました。
パソコン専用の眼鏡ですので、当然ブルーライト?をカットする目に優しいレンズを入れていただきました。

1週間後の出来上がりです。

今日の写真の花は、「年々歳々花同・・・」の句のように、チダケサシです。この時期になると必ず咲き始めます。

花の茎が硬く長いので、今頃取れるチダケという茸を採っては、この花の茎に差した事からの命名だそうですが、チダケという茸を見たこともありません。

もう少し先になりますが、山の草原に行きますと、チダケサシがユラユラと風に揺れている光景を見られます。

我家に来てどのくらいの年月が経っている事か・・・・。

今我家の野草棚は、チダケサシ、ホトトギス、マツモトセンノウ、カワラナデシコ、山アジサイなどがたくさん咲いて楽しませてくれます。
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ヤワタソウは「八咫草」と書きますが・・・

2013-06-24 18:39:15 | 徒然日記
6月24日(月)

今日も雨なしの梅雨でしたが、夕方から雷雨の予報が出ております。

月曜日はストレッチからスタートです。
今日も行って参りました。

先生は、若い女性ですので、優しく優しく指導してくれますが、これが中々きつい・・・。大袈裟なことはしないし無理な事はしませんのに、終わったとたん、ものすごい疲労感に襲われます。どうしてでしょう??

毎度の事ですが、いい汗をかいてきました。



ヤワタソウ
このヤワタソウは、葉が非常に大きく、その間から細い茎を伸ばして花が咲きますので、うっかりしておりますと見逃してしまいます。
ユキノシタ科の多年草で、ちょっと湿った澤などに自生しておりますが、余り群生をしないので見過ごしてしまう事が多いかと思います。
私も野草が好きで良く山に行きますが、野生のヤワタソウを見たことがありません。



ヤワタソウの横顔

この花は、本などの辞典には「オトメソウ」と紹介している事もありますが、私は先生が教えて下さいました「ヤワタソウ」という名前が好きですので、この名前で呼んでおります。

漢字で書きますと、「八咫草」と書きますが、どうして、こんなに小さな花に、長さを意味する「咫」を使っているのか解りません。

「咫」は「あた」と読むそうですので、何となくヤワタという呼び方に変化していったのでしょうが、漢字で書けば花の由来が解る・・・この花には当てはまらないようです。



河原撫子

前に写真を載せました撫子が全部咲きましたので再掲です。

写真の下のほうに咲いておりますのが、マツモトセンノウで今を盛りと咲いております。
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スマイルのバルーンがお迎えして・・・

2013-06-23 18:43:00 | 日常雑感
6月23日(日)

夏空が広がり、またまた梅雨がどこかへ行ってしまったようです。

今日はお隣の市で地域交流フェスタが開催されましたのでお手伝いに行って来ました。
朝早くから始まり、夕方も5時近くまで開かれておりましたので、クタクタです。



スマイル

今年のバルーンはスマイルをテーマに作られておりまして、あちこちの風船が笑顔でお客様をお出向かいです。



ジオラマ



トンネルから出てきたところを上から

周りの景色と電車だけだと本物のように見えてしまいます。

今年も友人が、ジオラマを展示しておりましたので、時々見物をしましたが、子供達には大評判で、どの子も食い入るように見ておりました。
特に、今年は電車の先頭にカメラを取り付けまして、モニターに映るようにしてありますので、子供達は大騒ぎでした。

子供達だけではありません。大人でもじっと見つめている方がしばしば・・・・きっと好きなのでしょう。

こんな賑やかな一日が終わりました。
何時も静かな環境の中にいることが多く、大勢の人、がやがやとした賑やかなところはちょっと苦手ですので、我家に帰ったときの安堵感は格別のものがあります。


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「水無月」を2度頂いたから・・・

2013-06-22 18:13:57 | 茶の湯
6月22日(土)

夏至の昨日は大荒れのお天気でしたが、今日は青空が眩しいほど広がり、昨日の雨が嘘のようでした。

こんな書き出しで行こうとしておりました矢先に、一転にわかに曇りだして、大粒の雨がポツリポツリと降り出したと思ったら、あっと言う間に、ものすごい勢いで降ってまいりました。ほんの10分くらいの雨でした・・・

今はすっかり晴れ上がっております。

今日も自宅のお稽古です。

今月最後のお稽古になります。
本来ならば30日に頂くお菓子「水無月」をお菓子屋さんが届けてくれました。



水無月

先日大学でも頂きましたので、2度目の「水無月」です。
2度頂きましたから、無病息災間違いなしと思ってこの夏を乗り切ってゆこうと思っております。

このお菓子は、先日のブログでも書きましたが、氷に見立てたウイロウに小豆が乗っております。
氷は暑気払い、小豆は魔除けだそうで、平安の昔から貴族達の間で食べられていたものが、一般化され、このようなお菓子として売り出されているそうです。



カワラナデシコ

今朝、庭に出て野草棚に行って見ると、背の高いナデシコが開いた花をユラユラとゆっくりと揺らしておりました。
その光景は何時も見慣れている野草棚とは違ったものに見えるほどの美しさでした。

前から蕾を持っておりましたから、咲くのは解っておりましたが、実際に目の当たりにすると、それはそれは感動ものです。

妙に嬉しくもありました。
ナデシコ科の多年草で日本各地に自生していて、里山を歩くと良く目にすることができる花で、ひ弱に見えますが案外強く、栽培しやすい種のひとつかも知れません。

慌ただしかった今週も無事に終わりました。



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植物も順応しながら成長して・・・

2013-06-21 19:15:17 | 茶の湯
6月21日(金)夏至

ほどほどの雨をと願っておりました台風の雨がドット降り、西日本の各地に被害続出です。



ハンゲショウ

こういう時に何時も思うことは、最近のお天気は、「ほど良い」という事を忘れてしまっているかのごとく、大雨、大干ばつ、猛暑と極端すぎると思っております。

今日は自宅でのお稽古です。



花はクガイソウ・マツモトセンノウ・八丈イトススキの3種

昨日のブログに書きましたとおり、クガイソウを切って床の間に飾りました。

その、クガイソウですが、本来は湿り気のある澤などに自生していることが多く見られます。
ところが、我家では、西日の当たる極悪の場所に植えてあり、ここ数年そこに、クガイソウがあることすら忘れておりました。

狭い庭ですので、山野草(茶花)といわれる花が我家に着た順に、良い場所を選んで植えて行きますが、クガイソウが来た時は、庭は飽和状態でどこにも植える場所がなく仕方なしに植えたのを覚えております。

その時、私の脳裏には、どうせ駄目で枯れてしまう・・・と思っていたことを記憶しております。やはり花自体も、大変だったのか、クガイソウの名の由来になっている、9段の葉が5段しか成長せずに花を咲かせておりました。

花を咲かせないと子孫を残せない・・・・と咲かせたのでしょう。それでも、1~2本しか植えなかったのに、8本ほどに増えておりました。

そんな花に敬意を表して生けました。



床の間

軸は能登の総持寺祖院の鷲見透玄老師の円相・円太虚

この軸には特別な思い出がありまして、能登を旅した時に総持寺祖院で普茶料理を頂き、その折にお願いして揮毫していただいた墨蹟です。

1枚だけと思っておりましたところ3枚も揮毫してくださり、今でも大切にして折々に掛けて使わせていただいております。

今、考えただけで汗が噴出すほどの事を、よくもお願いしたもだとつくづく思いますが、若さがさせた事なのかと自問自答しております。

この軸を掛けるたびにあの頃のことを思い出しております。




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