tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

旅の資料が仕上がって

2014-04-30 18:35:04 | 日常雑感
4月30日(水)
朝から雨模様です。
予定が中止になったため昨日から自宅に引きこもりですが、時間が取れたので、遅れておりました5月に出掛ける旅の資料を一気に仕上げてしまいました。

   

   旅の資料表紙(まだパソコンの中)

朝食、昼食以外ずっとパソコンの前で、本やパンフレットなどの資料から抜き出した文章をひたすら叩き続け15ページにも及ぶ旅の資料を完成させました。
あとは印刷して綴じれば完成です。

私たちの会では、旅に出かける時には、行く先々の事を調べあげて、ある程度頭に入れてから出かけるのが常で、現地に着いた時はその内容を確認するくらいの気持ちで出かけます。
思っていたより綺麗だったり、がっかりしたり、様々ですが、通りいっぺんの旅行ではない、一歩踏み込んだ旅にしたいといつも思っております。


   

   内容は

特に私が資料作成の担当をしておりますから、旅に出かける前から、行程や見学観光などすべて把握しての出発ですので誰よりも詳しくなっております。
以前は、行く先の本などを買っておりましたが、今は行く先の観光協会にメールをすると、必要な書類を山ほど送ってくれます。
そして、どこの観光協会も親切で解らない事は電話をしますと親切丁寧な対応をしてくれます。

同行の皆さんが誰もが全部読んでくるかは解りませんが、目を通しやすいように写真を数多く入れながら作っております。
明日にでも印刷を済ませて、製本(ちょっと大袈裟)して発送しようと思っております。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初風炉が終わってから・・・

2014-04-28 18:38:51 | 茶の湯
4月29日(火)
朝から曇り、西の方では雨が降り出しているそうで、こちらでも夜には雨が降るようです。

今日から3日間予定が入っておりましたが、突然の中止という事でいっぺんに自由な時間ができてしまいました。
嬉しいのやら、悔しいやら複雑な心境です。

そんな訳で、三度初風炉の続きです。

   

   後入り

この日の為に、朝切って準備をしておりました花が、中立の時に飾ろうとしたらすっかりしぼんでおりました。
大慌てで庭に出て、別の花を切って生けたのがこの花です。「黄花踊子草と雪笹」ですが、ピンチヒッターでしたが、準備した花と遜色ないほど綺麗に収まっておりました。

こんなこともありますので、いつも準備は怠ることなくしておかなくてはと改めて思いました。
これが、自宅ではなく出先でしたらどうなっていたでしょう・・・冷や汗が出てしまいます。

   


使った棗と茶杓ですが、「花籠棗と瑞雲」という銘の茶杓です。亭主を務めた方が用意したものです。今日の席にふさわしい道具でした。

    
   

   お菓子

使ったお菓子は「岩根躑躅」で、食べても美味しく、春らしい明るい感じお菓子でした。

拍子抜けのような1日になってしまい、なんだか気持ちまで不安定にような気がいたしますが、文章も定まりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶室に旬の野菜を次々に・・・

2014-04-28 18:08:41 | 茶の湯
4月28日(日)
西から下り坂だそうですが、過ごしやすい一日でした。

月曜日はストレッチです。今日も行って参りました。
昨日のお茶事で足や腰に疲れが出ているのか、痛いのか、だるいのかはっきりしない状態でしたが、1時間のストレッチが終った後の体の軽さは何なのでしょう。

   

   強肴

今日も昨日の茶事の続きです。

強肴は、若竹煮で筍・若芽・木の芽というこの時期ならではのものです。いかにも春のお料理といった感じです。
筍は地元の朝採りを手に入れ、若芽は三陸の生若芽、そして、木の芽は自宅庭で採った物で、すべて新鮮な素材ばかりの一品です。

   

   進肴

進肴は小フキと油揚げの炊いたんで、春の香りいっぱいの朝採りのフキと油揚げを炊き合わせてものです。

これらを出し終わりますと、お勝手で働いておりました者、お運びをしていた人達がやっと食事を取ることが出来ますが、昨日は13時30分でした。
大急ぎで食事を済ませて、箸洗いを出し、続いて八寸を持ち出します。

   

   八寸

八寸は、フグのから揚げと空豆でしたが、フグのから揚げは美味しいかったらしく、終わってから評判がすこぶるよろしかったようです。

   

   湯斗

湯斗が出ると、懐石はおわりになります。水屋では人数分のお菓子を盛り付けております。
そして、お菓子を出して中立となり、懐石は終わりになります。

いよいよ、濃茶、薄茶と、なをもお茶事進んで行きます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初風炉がお披露目に・・・

2014-04-27 19:38:41 | 茶の湯
4月27日(日)
初夏のようなお天気でした。
ちょっと早目ですが、社中の初風炉を兼ねて、茶名を頂いた方の「茶名のお披露目」のお茶事を行いました。
亭主は、お茶名を頂いた方が務め、半東は曜日のお当番の方が務めるという初めての試みでした。

亭主役の当人は、前日も来宅して、実際のお道具を自分で確かめながら、覚えて行きましたが、今日は上手く行ったでしょうか?

   

挨拶も無事に済んだところで、お料理の運び出しです。
二人で一生懸命やっておりましたが、二人ともまだ顔がこわばっているようで、ニコリともしません。
飯器を出し、汁替えをする頃にやっと慣れてきたのかいつもの顔に戻って来ました。

      

   お椀

懐石では、もっとも力を入れて作るのがお椀だそうですが、あれこれ考えているうちに時間切れとなってしまい、豆腐屋さんに駆け込んで俵型の飛竜頭を頼み込んで作ってもらい、それに蕨と牛蒡のささがきというシンプルなものになりましたが、意外に評判が良かったようです。
    
   

   焼き物

鰆の幽庵、これはいつも出しているものですので、焼き具合も味も分かっておりますので失敗はありません。丁度良い具合に焼きあがりました。

暑いくらいの一日でしたが、亭主も半東も水屋担当も皆さんよくやってくれました。
これからはこんな方式で、みんなにやって頂こうと考えております。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの灰形はまずまずか・・・

2014-04-26 19:06:03 | 茶の湯
4月26日(土)
今日は各地で夏日を観測したというニュースに納得。一日中動き回っていたので暑く汗びっしょりでした。

朝から最終的な道具を出して、点前座に全部並べて見てバランスや忘れ物が無いかノチェックを済ませて、庭周りの大掃除です。
今までは、たわしで洗っていた飛び石や敷石は、機械がやってくれるので楽なものです。そして、手でごしごし洗うよりずっと綺麗になってしまうのですからありがたいものです。
機械ではできない蹲の周り屋腰掛待合などを済ませて、全部完了です。

残りはただひとつ、風炉の灰形です。

  

  完成した灰形

40分くらいかけて作りましたが、久しぶりの灰形に手が思うように動きません。
それでもまずまずの形に出来ましたので一安心ですが、これからは毎週灰形作りをしなければなりません。
電気でお稽古をしている方も多いいようですが、やはり炭で沸いたお湯と電気でのお湯の違いは何方が飲んでみても解りますから、こればかりは、どんなに手間が掛かろうが譲れないところです。

朝から始めたお茶事の準備もやっと終わりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道具のイメージは整っておりますが・・・

2014-04-25 19:08:57 | 茶の湯
4月25日(金)
外に出ると汗ばむようなお天気でしたが、家の中はいまだにひんやりとしております。
それでも過ごしやすい一日でした。

今日も一日、道具の出し入れや、初風炉の茶事の準備で大忙しでした。
道具の事もありますが、何といってもお料理の事が一番で、献立こそまとまりましたが、材料の調達が大変です。

デパート、スーパー、そして野菜の直売場などを巡っての調達になります。
ご馳走・・・あちこち走り回っておもてなしをする、今日などまさにその通りになっておりました。

    

   畳も替えて

畳を丸畳にすると、なんだかいつもの茶室が広くなったように感じます。
こんな感じの茶室が好きで、お稽古の時もできるだけ明かりは点けずに、自然の明かりだけでお稽古をしております。

この明るさですと、拝見などはよく見えませんが、お稽古に見えている方達も、「明かりは点けなくていいです。この雰囲気を楽しみたい・・・」といいます。
しかし、床の間だけは点けておきます。

   

   道具も一ヵ所に

使う道具も決まりましたので、一ヵ所に集め、明日全部出して確かめてみようと思います。
点前座もひと通り並べてバランスを見ながら、判断し無ければなりません。

自分の道具ですから、ほとんど頭の中でイメージしておりますので、大外れなんて事はありませんが、一応は確かめないといけないと思っております。

明日は、頼んでおいた食材を取りに行かなくてはなりませんので、今日と同じく同じようなところを回らなければなりません。
ご馳走・ご馳走・・・いつまでできる事やら・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪餅草は、好きな人嫌いな人が・・・

2014-04-24 19:00:45 | 日常雑感
4月24日(木)
夏を思わせる日差し、爽やかな風、心地よい一日でした。
今日は朝から、炉から風炉へと変わりますので道具の入れ替えです。
炉壇を上げて灰を片付け、丸畳に入れ替えて茶室は終わりますが、細かな事が山ほど待っております。

   

   雪餅草

道具を入れたり、出したりを繰り返しているといくら好きな事でもやはり疲れてしまいます。そんな時は庭に出て、好きな野草棚のところへ行って暫く花を見ておりますと落ち着いて来ます。
私のところでは、先日来の山芍薬がひと際目立っておりますが、「雪餅草」といわれる花も咲き始めました。

この花は、よく言う「マムシ草」に似ておりますので気持ち悪がる方もおりますが、似てはおりますが、「似て非なるもの」で、この花を一種だけ生け込むとその気品に圧倒されると思います。
サトイモ科テンナンショウ属で比較的温暖な地を好むらしい。
本州でも南の地域に自生しているそうですが、野生の花は見たことがありません。

環境省のレッドリストに登録され、「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定されているそうです。
この花も我が家に来て20年以上経っておりますが、殖えもしませんが消滅もしないで、毎年綺麗な花を見せてくれます。

名前の由来は、雪のように白く、お餅のような柔らかさをそのままに命名したようですが、別目「歓喜草」とも呼ばれております。
見つけた人が、余りの珍しさに、歓喜の声を上げたとか・・・。

いずれにしても珍しい花だと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日目の山芍薬は・・・

2014-04-23 18:38:55 | 茶の湯
4月23日(水)
陽春という言葉がぴったりなお天気でした。それでも夕方からは北風が吹き始め、木々の新芽を揺らしております。
出たばかりの柔らかな葉は、吹き付ける風には耐えられないほどの軟らかさです。

今日も大學へ行って来ました。

   

   シルエットの茶室で

今日も自然な明るさだけでお稽古をしてまいりました。
こちらの大学も新入生が少しずつ見学に来ておりますから、始めてくれるのではないでしょうか?

最初から最後まで、じっと座っていた子がおりましたが、時々、「足大丈夫ですか?」と声を掛けておりましたが、「ハイ!大丈夫です。」とすっかり若者の会話になっておりました。

   
   
   山芍薬は

帰って来てから、野草棚に行って見ると、蕾の堅かった片方の山芍薬が咲き出しておりました。これで、初風炉で使うという夢は断ち切られてしまいました。
暖かくなるといっぺんに咲いてしまいます。
今日で、山芍薬は3日連続で掲載しておりますが、それほど綺麗で、それほどまでに思い入れがあり、大切に育てているかというこの証でもあります。

   

   お菓子はカノコ

いっぺんに咲くと云えば、今日の花は、ハナイカダは同じですが、椿は「淀の朝日」という肥後椿で、4月の下旬、丁度この時期に咲く椿です。
自宅での稽古も今週はありませんから、自宅で使う事はありません。最初に咲いた花が大学でのお稽古でした。
これから次々と咲くでしょが、使ってやることができません。

自然の事ですから、中々思うようには行きません。

あと一週間早ければ・・・と思っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山芍薬の神々しさは・・・

2014-04-22 18:10:56 | 茶の湯
4月22日(月)
朝方に少し雨が降ったようで、飛び石が濡れておりました。案の定午後からは、ものすごい風が吹き出しました。

今日は大学でのお稽古です。可愛い新入生が見学に来ておりました。

   

   花 ハナイカダと黒椿

新入生の見学者が来始めると、一番緊張するのが2年生です。
後輩ができることの嬉しさと、どう?・・とお点前を見せたい気持ちもあるでしょうから、妙に緊張しております。

緊張していては、出来るお点前もできなくなってしまい、さらに慌てるためにますますうまい事できません。
そのうちに慣れてくるとは思いますが暫くかかるかも知れません。

   

   山芍薬

山芍薬が開いて来ました。
この風では今日いっぱい持つかどうか、明日の朝には散っているかも知れません。

山深く人知れず、静かに咲きそして散って行きます。
この花を見ると、必ず思い出す禅語があります。

「春至百花為誰開」春になって花々が咲き始めたけれど一体誰の為に咲くのでしょう。
山でこの花に出会うと、思わず座ってしまいそうになります。

それほど神々しく見える花です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手間いらずの茶花たち

2014-04-21 17:40:38 | 日常雑感
4月21日(月)
昨日の穀雨から、はっきりしないお天気が続いております。
月曜日はストレッチからの始まりですので、今日も行って参りました。

定員20名の内17名が参加しての1時間です。
いつもの事ですが、自分の体に自分で負荷を掛けて行いますので、いくらでも手を抜く事は出来ますが始まると云われた通り、頑張ってやってしまいます。
自分ひとりではできませんから、それが良いのに決まっております。

   

   ツルニチニチソウ(蔓日々草)

この花は実に良く増えます。
我が家にも植えてありますが、お隣さんにまで伸びて行きすっかり根付いております。
蔓を伸ばし根を張っては伸びて行きます。

春先の花の無い頃に咲きますから重宝ですので、皆さん植えておくようです。
私が初めて見た時は、「ツルキキョウ」と教わりましたが、ツルニチニチソウ(蔓日々草)が本当の名前だそうで、「ツルキキョウ」は茶花の図鑑に名指しで間違いであることがはっきりと記載されております。

キョウチクトウ科の常緑多年草で、ヨーロッパが原産で、明治10年代に日本に持ち込まれたといわれております。

   

   シラユキゲシ(白雪芥子)

この花も強い花で、「世話要らず」といわれるほど手が掛からない・・・です。
ケシ科のエオメコン属の一属一種で、中国東部が原産といわれております。

庭に隅に一度植えておけば、この時期になると必ず綺麗な花を見せてくれます。
山野草好きな方にはたまらない花で、よく栽培されております。

我が家でも、いつ手に入れたか解らないほど前の事ですが、いつもほったらかしにしておりますが、写真のように咲いてくれます。
鉢でも地植えでも、誰にでも育てられる可愛い花です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする