tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お茶会が終わった・・・

2013-03-31 20:37:58 | 茶の湯
3月31日(日)

今日はお茶会です。
朝から小雨が降ったりやんだりのスタートでしたが、日中は何とかもってくれました。

心配しておりましたお客様もいつもの通りの大賑わいで、主催者側といたしましてはホット一安心でした。



私達のお茶席

私共に当てられた部屋はこじんまりとした8畳でした。それも離れのようなところでしたので静かなお茶席らしい雰囲気で、大寄せと言われている茶会では味わう事が出来ない席であったかも知れません。

部屋が狭い分、主客一体となってお茶を楽しもうという空気に溢れていたように思います。

特にお菓子に注目です。



あこがれ

お菓子屋さんに無理を言って造っていただきました。

お菓子の彼は、在校生達のあこがれの君だったのでしょう。学生服の第二ボタンがありません。

今日のお茶席は「卒業を祝って」といった趣向で道具を組みました。軸は「竹 為君葉々起清風」交合は「和綴本」
茶杓は「ともづな」そしてお菓子が「あこがれ」こんな道具を組んでお客様を迎えました。



萩のつる首に春曙光と総桜

点前座は、寿棚に赤絵の水指を使い、棗は前畑春斎作の柳蒔絵大棗を使いました。

もっとこまごまと写真を撮れればと思いましたが、何しろ忙しくて撮っている時間がないのが現実でした。

何しろ大勢のお客様が並んでいるのに、席に入れるのは13人がやっとです。もっと詰めて入っていただけばという人もいますが、せっかくのお茶会ですので、ゆったりとして頂きたいと思っておりますので13名と決めてそれ以上はお断りしておりました。

そんな関係なのか、席中は話題満載で、お菓子の説明をすると歓声があがるほどでした。お茶会でワ~という声が上がった何て始めてのことです。

席に入られた方皆さんが、茶席の趣向を理解できた時の楽しさは、ただお茶を頂いて退席なさる時に比べ、何倍もの楽しさを実感できます。

やはりお茶席は主客一体となって一座を建立しなければ、楽しいものにはならないという事を、今日のお茶席で学んだように思っております。

今日のお茶席は、私共は満足のできるものであった思っております。



点前座

ご協力いただいたお客様、そして、一生懸命働いてくれた社中の皆さん。力仕事と案内役をにこやかに務めてくれた大学生の皆さんに感謝、感謝です。

良い一日でありました。

でも、疲れました・・・・・





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いい雰囲気の茶席に・・・

2013-03-30 17:28:02 | 茶の湯
3月30日(土)

肌寒いような1日となりました。

午後からお茶会の会場へ道具の運び込みをして来ました。

私達の外にも、たくさんの方達がお茶席を持ちますので、会場から自分たちの与えられた部屋までがまた大変です。それでも、社中の皆さん力を合わせて大きな荷物を無事に運び込んでくれました。

荷物は、それぞれの箱の責任者を決めて出してもらいました。そうしないと、帰りの荷造りが大変ですので、今年から箱には責任を持ってもらいました。

責任者になった人は、それぞれ工夫して、入っていた状態を写真に撮ったりしながら出しておりました。

帰りの箱に入りきらずに大慌てをすることがなくなりますか・・・。



準備完了の茶席

明日は、花を生けてお湯を沸かせばいつでもお客様を迎えられます。

とわ言うものの、やはり忘れ物がありまして、明日は必ず持って行かなければ大変です。

あれだけチェックしても直忘れ物があるのですからトホホ・・・・です。

明日は忘れないようにしなければ・・・・。
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お茶会に準備万端で・・・

2013-03-29 18:42:08 | 茶の湯
3月29日(金)

朝から曇り勝ち、雨でも降り出すのでしょうか。
降るんだったら早く降って、日曜日にはお天気になって欲しいなぁ~・・・と思っております。

今日は荷造り最終日。
入念なチェックを済ませてそれぞれの箱に詰めてゆきました。チェックも2度しましたが、まだ何か忘れているようで気になって仕方ありません。



詰め終わった道具類

1月ごろから道具の取り合わせを考え始め、本を読んだり、今までの会記を読み返したりしながら、道具組みをして参りましたが、やっと箱の中に納まりました。

小人数の茶席であれば、主と客が道具組のことなどを話しながら楽しめますが、最近のお茶会は、席入りを待っている人で溢れかえり、終わった後、道具を見ながら余韻を楽しむ事など許されない空気が漂っております。



会記

そんな時に便利なのが「会記」です。
遠く利休さんの時代から「会記」は存在しておりまして、今ではそれぞれの茶人達の「会記」が一冊の本になるほど残っております。

そのころの会記は、人様に見せる物ではなく、自分自身の記録として残しておいた物だと思いますが、今では、茶席の入り口や待合などに会記を出して置きます。

席の開くのを待っている間に、お客様は事前に「今日の道具は何」という情報を得た上でお茶席に入って来ますから、主と客との会話は必要ではなくなってしまっております。

本当は、主客の会話が楽しいのですが、中々許してもらえません・・・・。

会記を書き上げ、疲れてしまったので散歩に出かけてきました。散歩すると集中していた神経が解き放たれて実に爽快になります。



かもの夫婦?

散歩に出かければこんな光景に出会います。

明日は、道具の搬入です。運び込んだ道具を一応組んでみて最終チェックです。

雨の予報が出ておりますが、何とか持って欲しいと念ずるばかりです。





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茶会の準備で灰吹を・・・

2013-03-28 18:07:36 | 茶の湯
3月28日(木) 裏千家利休忌

朝から春らしい陽気に、近くの公園も桜が見頃になり、浮かれ出たい気持ちになりますが、お茶会までカウントダウンが始まりました。
余すところ3日です。

朝食を済ませ、早速道具類の点検です。
チェックシートと見比べながらチェックをして行きます。

やはり出ていない道具が有りましたので、出してはチェックが続きます。



竹を切って

数日前に、竹藪から切り出しておいた竹で「灰吹」を作ります。

「灰吹」何ていう時代かかったものは、お茶などの世界でしか使われていないかも知れません。
この竹の筒に水を入れて置きまして、煙管で吸った煙草の灰を「コツン」と、この竹筒の中に落とすためのものです。

今は形として残っているだけで、実際に煙草を吸う人はおりません。



公園の桜は5分咲き

午後早く整理が出来ましたので、散歩に出かけ、菜の花や桜を見ながら歩いてきました。
菜の花は道端のそこかしこに咲いておりました。



今日は利休忌ですので、京都のお家元では供養のお茶会が開かれていると思います。

今日から菜の花を床の間に飾ることが出来ます。
どんな根拠なのかは分りませんが、先生がそうおっしゃっておりましたので忠実に守っております。

桜のピンクと菜の花の黄色は何といっても春の色の代表です。ウキウキとした散歩になりました。8500歩。



午後の楽しみ

散歩から帰り4時のおやつで、黄身餡のお菓子をいただき、美味しいお抹茶を飲んで英気を養いました。

明日はいよいよ箱に詰めてゆきます。



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シルエットのお茶室で今日も・・

2013-03-27 18:17:06 | 茶の湯
3月27日(水)

朝から曇りがちで肌寒い天気でした。お日様が出ていないとさすがにまだまだ寒く感じられます。

今日もお稽古でした。
春休み真っ最中のこちらの大学も、「稽古をやりたいのでお願いいたします」との連絡で出かけて来ました。



シルエットのお茶室で

お稽古中は電気を点けず、窓からの明りだけですので薄暗いお茶室ですが、集中するには良いようです。

こちらも新体制(部長など)になって、中々軌道に乗らずに新部長さんは大分焦っておりますが、一人であれこれ考えてもどうにもならない事ばかりですので、ゆったりと構えてまとめて欲しいと思っております。

どちらの大学にも、4月に入ってからの桜祭りでの茶会のお手伝いの依頼が来ておりますので、再び立礼のお稽古を始めました。
新入生の勧誘などやることがたくさんありますが、みんなで力を合わせて乗り切って欲しいと思っております。

立礼は学園祭以来ですので、「忘れてしまいました」「出来ないかも・・」などの声が多かったようですが、座ってお点前を始めると不思議な物でスラスラとやっておりました。

学園祭などの目的のために真剣にお稽古をしたのですから体で覚えたのでしょう。

一生懸命で覚えると、何年先でも何となくできるものなのです。

若い時に真剣に学んだことは生涯の宝物になりますから・・・
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卒業式の翌日に、もう・・・

2013-03-26 18:30:27 | 茶の湯
3月26日(火)

午前中の穏やかな春は、午後からの強い北風でどこかへ飛んでいってしまいました。

今日は大学の稽古でした。

昨日、卒業生のお供で来ていた在校生に、「お稽古は?」と聞いたところ、「やりたいです」との返事でしたので、いつもの通りお稽古に行って来ました。

4年生がいなくなった分寂しくなってしまいましたが、今日のお稽古を見て驚いたのですが、みんな何だか急にお点前が綺麗になったような気がいたしました。

実際、今まで出来なかった所作が、注意するとサットやっておりました。今まで何していたの??と思うくらいビックリいたしました。
多分、自分たちがやらなければという責任感が突き動かしていたのでは・・・と、思っております。



今日のお菓子

今日のお菓子はやはり「桜餅」でした。2週続いたなぁ・・・・・

ここのお菓子屋さんのお菓子は、すごく美味しいのですが、時期の物とはいえ続けてはいけないと思ってます。



京焼の茶碗

お稽古が終ってから、お菓子とお抹茶を出してくれました。

お菓子を出して、色々な話をしていて食べないでいれば、もちろんお茶は出てきません。そして、私がお菓子を食べきるころには、ちゃんとお茶を持って出てきます。

大学でお稽古を始めたころは、お菓子に続いてお茶が出てきましたが、今では、じっと様子を見ているのでしょうね。いいタイミングでお茶を持って来てくれます。

先輩から後輩へとよく引継がれているのが良く分ります。
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着飾って挨拶に・・・そして卒業

2013-03-25 18:13:16 | 茶の湯
3月25日(月)一粒万倍日

朝から曇ったままでした。夕方には霧雨の気配ですが・・・、このまま雨になってしまうのでしょうか。

今日は大学の卒業式でした。

私達は式には出られませんので、卒業式が終わると着飾った卒業生が、晴れ姿を見せに来てくれました。

  

今日の床の間                卒業生が揃って

軸は白珪尚可磨を掛け、花は万作に曙椿を飾りました。もっともっと精進して欲しいという願いを込めてこの軸を選びました。

白珪は「玉」です。
中国では最高の宝石のように大切にされた石ですが、これとて磨かなければ輝きを失ってしまうのだから、皆さんはまだまだこれからですので、自分を磨いて磨いて心の美しい人になって欲しいとの願い込めての床飾りです。



お菓子は黄身餡

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子です。黄身餡とこし餡の美味しさが際立った美味しいお菓子でした。



曙椿

やっと咲き始めたのがこの曙椿です。今日のようにおめでたい時には願ってない花で、朝、椿を探しに庭をウロウロしておりましたら目に入ったのが今椿です。

今日にピッタリです。

今日も都合でこられない人も何人かおりましたが、みんな綺麗で可愛かった・・・。

お点前や所作がやっとできるようになったところで卒業です。何だか勿体無い気持ちがしますがどうしようもありません。

「白珪尚可磨」私達の願いを込めたお軸の意味を、肝に銘じて欲しいと思っております。
若いお嬢さん達ですから、おしゃれもしたいし、遊びにも行きたいでしょう。

今日は、一粒万倍日。卒業して行く皆さんの志が万倍に育ってくれるでしょうか。

そんな事を思いながら、何とかお茶を続けてくれることを祈るのみです。






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サギ草を植える

2013-03-24 18:50:23 | 日常雑感
3月24日(日)

朝から曇ったまま一日が終わりました。何だか風も南風に変わり雨かも知れません。

午前中に用事を済ませ、午後からは、残っておりましたサギ草の植替えです。



鉢から出した球根

200球くらいあるでしょうか。去年植えてあった鉢から出して見ると球根がびっしりと並んでおります。これをひと粒ずつ取り出したのが写真の球根です。

芽が伸び始めた物もありますが丁度良いタイミングでした。
合計で大小七鉢に植え込みました。

二時間ほどで終わりましたが、前こごみの体勢が続いておりましたので腰が痛くなってしまいましたので、着替えて散歩に出かけて見ました。



ユキヤナギ

姿勢を正して歩いていると腰の痛みもなくなりいい調子で歩く事が出来ました。
帰って来るころにはいつものような軽やかな足取りになっておりました。



土筆

今年初めての土筆です。私の散歩道にはたくさんの空き地がありますので、毎年たくさんの土筆が見られましたが、去年から工場や住宅に変わり始め整地されてしまったため土筆を見ると事が出来ませんでした。





桜はもう少し時間がかかりそうです。一分咲きまでも咲いておりません。後二三日でしょうか・・・

今日は1週間後に迫ったお茶会の用意もしなければと気持ちが前のめり・・・でも、サギ草だけは植替えしなければ待ってくれません。
そんな訳で、植替え優先です。

明日から頑張ればいいんだ!!


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桜・桜・桜・のお茶室は・・・

2013-03-23 18:35:19 | 茶の湯
3月23日(土)彼岸明け

冷たい風の一日でした。
昨日、暦を見間違いまして彼岸明けと書いてしまいましたが、朝になって別の暦を見て間違いに気付く始末・・・情けない話です。

今日が本当の彼岸明けになります。

今日もお稽古でした。
1週間後に迫ったお茶会の稽古で誰もが真剣です。

お茶室に張りつめた緊張感はいつもと違った空気を漂わせております。



鹿の子に桜

今日のお菓子は鹿の子に桜をあしらった可愛いお菓子でした。小豆のほど良い甘さと歯ごたえが丁度よく実に美味しいお菓子でした。



桜の絵茶碗

お稽古が終り、皆さんが帰った後のホットしたひと時のお茶はいつ頂いても美味しく、心を和ませてくれます。

茶碗は桜の絵が描かれた茶碗で、文字通り今しか使えないお茶碗です。



桜の絵

この桜の絵は、先生のところの姉弟子さんが画いたものですが、南画の世界では有名なお方で、写真の絵も美術館での作品展に出品したものだそうですが、私共の記念日に頂戴いたしました大切な絵です。

澄心得妙観の賛があります。「心を 澄まし妙観を得たり」澄んだ綺麗な心で物事を見れば誤りのない妙観得られる。そんな意味でしょうか。

今日は、桜・桜・桜と重なっておりますが、桜だけは特別で許されるそうです。

そろそろ公園の桜も見頃になりますか・・・

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お彼岸の般若心経は・・・

2013-03-22 18:35:11 | 茶の湯
3月22日(金)

昨日の風が嘘のように、静かな春の陽気の一日でした。いよいよ春本番に突入となりますか・・・。

昨日出来なかった家の中の掃除や軸を掛け変えたり、道具を出したりしまったりしておりましたが、お稽古が始まるまでには間に合いました。



海印寺の般若心経

彼岸という事で、床の間には、韓国の世界遺産である海印寺の般若心経を掛けてのお稽古です。
ここ数年、彼岸に入ってのお稽古には掛けておりますので皆さん分っておりまして、初めて掛けて時のように質問がなくなりました。

何年か前に訪問した時に買い求めてきました物を表装したものです。
もちろん、世界遺産になっている本物の版木から採れる訳がありませんから、本物にそっくりに作られた版木から採ったものです。



唐銅の花入にマンサクと春曙光椿

生けた万作は、山の物ですので、栽培されている万作とは少し違って花の付き方が少ないと思います。

これ見よがしに枝が花で埋まるほど咲かせる園芸種とは違い、楚々とした美しさがあります。
園芸種が花を落とすころに咲き始めます。ひっそりと・・・。



今日の床の間

床の間も般若心経の軸を掛けますと、いつもの雰囲気とは違って見えるのが不思議です。

それだけ、床の間は、掛け物によってお茶室の空気を変えてしまう、魔法の力を持った場所といえるのかも知れません。




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