tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

良寛さんの違う面をを見て・・・

2013-06-26 18:22:34 | 徒然日記
6月26日(水)

朝食を済ませ、今日こそ散歩に出かけようと思い表に出ると、何だか今にも降り出しそうです。
案の定シトシトと降り出して、午後には本降りになってしまいました。



シモツケ

源平といわれる種類で、赤と白に咲き分けます。
こんな種類は野生にはありませんから、もちろん園芸種です。

日本各地に自生しておりますシモツケは、花がちょっとだけ大きいかもしれません。バラ科の落葉低木で、下野の国で発見されたので、シモツケ草に対してシモツケと命名されたそうです。

煙るような花ですので、根締めには重宝ですので、育てやすいし花も良くつきますので、一株植えておくと便利です。



なごみ 淡交社刊

今月号の「なごみ」は、「茶席の水指」という特集を組んでおります。
水指の始まりは、ほかの用途のために造られた、あるいは使われていた器物を茶道具として見立てて取り上げた事にある。

こんな書き出しで、国宝や重文に指定されている水指などを紹介しております。

もうひとつの読み物を紹介しようと思います。

「女うた 恋のうた」では、貞心尼のことを書いております。
貞心尼は良寛さんの最期を看取った美しい女性です。
お二人が出合ったは、良寛さんが70歳、貞心尼が30歳というから、40歳の年の隔たりがあった・・・。

君にかく あひ見ることの うれしさも まださめやらぬ 夢かとぞ思ふ  貞心

貞心尼から、こんな歌を詠み掛けられた良寛さんは、返歌をしている。

夢の世に かつまどろみて 夢をまた 語るも夢も それがまにまに   良寛

お互いの心を切々と歌っております。
こんなやり取りの歌がたくさん載っておりまして、何かワクワクしながら読んでしまいます。

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2 コメント

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Unknown (ship)
2013-06-27 00:09:45
良寛(70)さんと絶世の美女・貞心尼(30)

一休(80)さんと盲目の絶世の美女・森女(しんじょ・30)
一休さんは生涯5人の妻をめとり、30人の子づくりをし、最後の2人の子供は80歳の時の子供だったという武勇伝の禅のお坊さんでした。

親鸞も激しい恋愛をしたのですよね。

良寛さんと貞心尼は歌を通しての魂の師弟関係と後世伝えれていますよね。

後世に伝えれると言うことは、常識の枠をはるかに超えた何かがあるから生きているのでしょうね。

凡人には計り知れない世界観なのかも・・・と何不自由しなかった豪奢絢爛たる王宮の世界を捨離し去り、悟りの世界を民衆に説いた釈迦の生き方といい、広大無限な宇宙観としかとらえられません。
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Unknown (tyako555)
2013-06-27 09:14:06
ship さん

ありがとうございます。

良寛さんも親鸞さんも、新潟にたくさんの足跡を残しておりますので、今度ゆっくり訊ねてみようと思っております。

良寛さんは子供と遊んでいた事ばかり強調されておりますから、若い読者には良い刺激になると思います。
一休さんもそうです、こうした伝説に近いような人たちの事を思い起こさせるいい機会になりました。

ship さんは物知りですから、いい勉強になりました。
ありがとうございました。
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