tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

フジバカマやサクラタデの殖え方は・・・

2021-09-30 17:05:09 | 庭の花

9月30日(木)

朝から曇り、台風が近づいております。

今日は明日からのお稽古のために、準備の大掃除でした。

抜けるような青空が恋しくなりました。

フジバカマ

フジバカマがたくさん咲き始めました。

1~2本の苗から、こんなに大きな株になりましたが、今度は、殖え続けた株をそのままにはして置けませんので何か方法を考えなくてはなりません。

近くの方々に株分けをして差し上げるのが一番ですが・・・

フジバカマ

フジバカマの株です。

これでも年ごとに春先には掘り起こしては処分しているのですが、すごい勢いで殖えております。

サクラタデ

サクラタデも増え続けているおります。

こちらは、春先に半分くらいは掘り起こして処分しておりますが、広くなった分伸び伸びと育ち増え続けております。

サクラタデ

垣根からはみ出して、通路まで出てきておりますので、花が終わったら刈取りです。

刈り取って根を引っ張ると、赤い根が縦横無尽に張りつめていることが分かります。

床の間を彩ってくれる花たちも、程々の殖え方でちょうどいいような気がしております。

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キレンゲショウマが咲き始めて・・・

2021-09-29 17:49:26 | 庭の花

9月」29日(水)

朝から曇っておりますが、台風の影響だそうです。

今週も週末が雨のようです。

我が家の野草棚では、キレンゲショウマが咲き始めました。

キレンゲショウマ

大きな蕾を垂れ下がるように細い茎が支えております。

黄蓮華升麻

キレンゲショウマは、ユキノシタ科キレンゲショウマ属で、2007年に環境省のレッドリストの登録されている貴重な花です。

我が家に来てから30年くらい経ちますが、少しずつですが殖えており、昨年植え替えた時には3鉢になっておりました。

野草棚で

野草棚ではひときわ大きく育ち良く目立っておりますが、夏を越すのが大変です。

夏さえうまく乗り切れば、花が楽しめると思います。

しかし、秋になると新しい天敵が現れます。

全身が緑色のバッタのようなスリムな虫ですが、この虫が何の花でも蕾を食べてしまうのです。

見つけたら捕まえる・・・私は「すいっちょん」と思っておりますが、どうやら違うようです。

交換しました。

今日一番の大仕事でした。

使用不能になってしまいましたので、ネットで注文してとにかく早く届けてくれる店に注文して、新しいものと交換いたしました。

一昨日の夜の注文で今日の午前中に届きました。

直ぐに作業を開始して1時間半くらいで取り付けが終わりました。

また、暫く使えると思います。

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秋の準備は御簾から襖へと・・・

2021-09-28 17:06:49 | 稽古の準備

9月28日(火)

朝から青空が広がっておりますが、週末には、大型の台風が関東に接近するため大荒れの予報が出ております。

襖を入れて

朝食のあと予定通り、御簾と襖を入れ替えました。

畳ほど重労働ではありませんが、御簾の掃除など時間が掛かります。

何となく本来の茶室になりました。

うろこ雲

秋特有の雲だそうですが、部屋の掃除が一段落したところで表に出て見ると、見事なうろこ雲でした。

下の方には、入道雲が出ており、夏と秋とのせめぎ合いの大空です。

珍しい枝豆

信州の卒業生から、貴重な枝豆が送られてきました。

直ぐに袋から出して茹で上げ、やっとお礼に電話をしました。

お礼を言う前に食べておりました。

こんなにコクのある香り豊かな枝豆食べたことがありません。

日本橋高島屋と新宿高島屋でのみ販売されるという貴重な枝豆です。

お菓子

今日は働いたのできっちりと三時休憩をしました。

お菓子は源吉兆庵の「福波せんべい」です。

煎餅と云いますが、甘いクリームが挟んでありますのでお茶のお菓子として充分です。

あと口もとよろしく美味しいお菓子でした。

秋草

秋草の茶碗で一服頂きました。

盆略などに使えるように、高台のきれいなお茶碗です。

来週から盆略を習う方がお出でになるので、底のきれいな扱いやすい茶碗を出して置くことにしました。

一日中目まぐるしい日でした。

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アキギリが咲いて・・・

2021-09-27 17:14:16 | 庭の花

9月27日(月)

昨日だけの雨も上がり、朝から青空です。

昨日は、学生達が我が家にお稽古をしにやって来ましたが、雨の中を歩いて来とそうです。

お稽古が終わると、また歩いて帰って行きました。

今日は、月末のお医者さん巡りは、眼科ー耳鼻科ー循環器科でしたが、順調にそれぞれの検査が済みました。

アキギリ

雨上がりの朝、アキギリの咲いているのを発見しました。

発見は大袈裟ですが、雨の降っているときは表には出ませんので、見つけた時は嬉しいものです。

アキギリと云うと、今頃の山に行くと木の下などに黄色く咲いた「キバナアキギリ」を見かけますが、この紫色は見たことがありませんでした。

アキギリ

アキギリと云えば「キバナアキギリ」ですが、黄色のアキギリは、関東地方だけに自生しているといいます。

アキギリは、シソ科アキギリ属で、北陸地方から近畿にかけて自生しているそうです。

そんな事とは知りませんでしたので、アキギリと云えば黄色い花と思っておりました。

黄花・・・と言いますから、黄色ではない花が本家なんだとはユメユメ思いませんでした。

我が家に来てから十数年経っておりますが、毎年欠かさずに咲いております。

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「白珪尚可磨」を掛けて学生達のお稽古は・・・

2021-09-26 18:07:53 | K大學の稽古

9月26日(日)彼岸明け

朝から雨模様で、降ったり止んだりの日曜日でしたが、学生達がお稽古に来ました。

私が学校へ入る事ができませんので、自宅を使ってのお稽古になりました。

全員というわけに行きませんので半分員に分けて、更にそれを半分に分けて、密にならないように時間割を作ってのお稽古でした。

今日は大学生という事でですので軸を「白珪尚可磨」を掛けました。

一通り意味は伝えましたが、理解してもらえたかは??です。

床の間

花は、昨日の花の中から、秋明菊をヤブミョウガに入れ替えました。

今朝見たら、秋明菊はしょんぼりしていて、水切りをしても元気が出ませんでしたのでヤブミョウガと交換です。

三年生

三年生ですがですが、1ヵ月以上お稽古がありませんでしたので、手順まで忘れておりました。

あんなに一生懸命していたのに忘れるものなんですね・・・

今日は、長い稽古になりますので、我が家では珍しく電熱器を使いました。

一年生

一年生は、まだ盆略です。

忘れておりましたが、やっているうちに思い出したのか途中からスラスラとやっておりました。

お菓子

私どもの分も買って来てくれました。

どこのお菓子屋さんだか初めて見るお菓子です。

お稽古に夢中になっておりましたので、お菓子の銘を聞くのを忘れてしまいました。

それにしても、12時20分から夕方5時まで、盆略と風炉のお点前をずっと見ておりましたので、いささか疲れたようです。・

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「玉兎清波遊」を掛けてのお稽古は・・・

2021-09-25 17:45:47 | 自宅稽古

9月25日(土)

朝からどんよりとしたお天気で、すぐにでも降りだしそうでした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間には「玉兎清波遊」を掛けて皆さんを迎えました。

静かな波に月が映り揺れている・・・こんな光景を「兎さんが清らかな波の上をピョンピョウンと跳ねて遊んでいる」・・・こんな風に表現しているのでしょうか?

床の間

床の間です。

耕月老大師の揮毫された軸です。

竹生島をテーマにしたお茶会の時に書いて頂きましたので、思い出深い軸です。

花は、フジバカマ、サクラタデ、シュウメイギク、ミズヒキ、八丈イトススキの五種です。

写真を見てから、やっぱりシュウメイギクの一番開いている花を切ればよかったと・・・でも、その時は中々切れなかったのです。

花入は若い頃、骨董屋さんで見つけた花入です。

骨董屋さんは「中国から来たものだ」と盛んに強調しておりましたがどうでしょう・・・

余り見かけない作りですので、案外そうなのかな・・・などと思っております。

形をとても気に入っております。

お菓子

お菓子屋さんの届けてくれたお菓子です。

栗きんとんで、お菓子屋さんのこだわりの栗を使っているとのことです。

一服

一週間の終わりです。

いつものように、皆さんがお帰えりになった後に頂く一服です。

今日は、東海道五十三次の街道歩きをご一緒にした方が、お嬢さんを連れてお稽古の見学に来てくれました。

大学を卒業されるお嬢さんを、卒業までの半年の間にお茶の基本的な事だけでも教えて欲しいという事でした。

大学時代は体育系のクラブ活動をしておりましたので、静かなお茶の世界をちょっとでも味合わせてやりたいという親心です。

来月からお稽古に来るそうですので、しっかりと基本だけを覚えてもらおうと思っております。

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相変わらずの分散登校ですが・・・

2021-09-24 19:05:30 | 非常勤講師奮闘記

9月24日(金)

今日も夏日になったようなですが、高等学校へ行って来ました。

学校は、相変わらずの分散登校ですので、生徒の数が極端に少ない授業でした。

お菓子

毎週のお菓子も半分以下という事で、「今週も先週と同じでよろしいでしょうか?」という電話をいただきましたので、「ハイ!充分です」と答えました。

消費税が上がっても、お菓子代をそのままにして、毎週届けてくれるお菓子屋さんに何の文句が言えましょう・・・

良い返事で承諾いたしましたが、生徒達は先週とガラリと変わっており、先週の御菓子の事は知りませんの万事めでたしです。

10月になったら対面授業になるか・・・今のところ未定だそうです。

 

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母の命日は「夢」を掛けて・・・

2021-09-23 17:10:52 | 自宅の飾り付け

9月23日(木)

朝から強い日差しが暑さを予感させておりました。

とうとう日中は、真夏日になってしまいました。暑さ寒さも彼岸まで・・・今日はお中日です。

明日が母の命日ですので、一日早く家族だけでささやかなお参りをいたしました。

床の間

床に間には「夢」を掛けて、おはぎを供えてお参りをいたしました。

もう二十年になろうとしております。

逸外老大師の揮毫された「夢」を掛けました。

中々使うことのない軸ですので、掛けては見たものの何をどうしたら良いのやら・・・

そういえば、長い事茶道に携わっておりますが、偲ぶ会と云われる茶会に出たことがありません。

おはぎとお抹茶

床の間には、本来ならば位牌や写真などを飾って、お参りをするのでしょうが、私たち二人だけですので簡単に済ませました。

私自身在宅の時は毎朝、私たちと同じ食べ物を並べたお膳をお供えして、お参りを欠かした事がありませんので、お菓子とお抹茶だけでも十分だと思っております。

毎朝の日課になっておりますお参りも、両親を始め解っているだけの親族の皆さんの顔を思い描きながらお参りをして、時々話などしております。

茶室の掃除をして、母の事を思い出しながらこうした事をしておりましたら、一日が終ってしまいました。

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「初椿」が咲き出しました・・・

2021-09-22 16:58:49 | 庭の花

9月22日(水)

日中の気温は夏並みの暑さでしたが、やはり朝晩の気温は秋の気配をヒシヒシと感じるようになって来ました。

藤沢周平の小説の題名ようですが、「初椿」が咲き始めました。

西王母椿

まだ、9月だというのに椿の花です。

西王母椿は、秋口から寒い冬を経て春先まで長期にわたり次々と花を咲かせてくれます。

お茶の教室を持っている方々にとっては、手を合わせたくなるような椿です。

冷やし中華

今日は余り暑かったので冷やし中華に致しました。

手間が掛かりますが、それを考えても作って食べたくなります。

スープも市販物は使わずに自分で調合して作りますので、あと口もサッパリとしていてとても良い感じです。

羊羹

お抹茶が入った羊羹ですが、餡子だけの物よりさっぱりとしていた美味しかったような気がいたします。

箱で頂いたのでまだまだ・・・

年代も物の萩茶碗で一服頂きました。

今日は、お茶室以外の部屋の掃除で一日が終わってしまいました。

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十五夜に「清風払明月」を掛けて・・・

2021-09-21 16:37:41 | 床の間

9月21日(火)十五夜

朝から抜けるような青空ですので、今晩は満月が見られそうです。

軸を掛けて

今日は中秋の名月、軸を掛け替えて見ました。

「清風払明月」この軸は、先生が別峰老大師の米寿のお祝いの時に書いていただいた軸です。

軸に仕上げてから、記念だからと言ってこの軸を別けてくれました。

先生も、秋のこの時期になると、「あの軸やらなければ良かった」と笑いながら言っておりました。

そればかり印象に残っております。

羊羹

三時には羊羹を食べて一休みといったところです。

兎のお饅頭でも買ってくればよかった・・・などと思いながら、出かけるわずらわしさから羊羹になってしまいました。

一服

武蔵野茶碗は満月です。

今晩は、こんなお月さまが見られそうです。

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