tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

学園祭準備万端!!

2012-10-31 22:33:52 | 日常雑感
今日も秋らしい過ごしや一日でした。いつもより遅れること3時間半の更新になってしまいました。

午後から、学園祭を控えたところのお稽古を清ませ、その足で、明日から学園祭の始まる学校へと目まぐるしい程の移動でやっと家に帰ってまいりました。



教室を変えて行きます。

5時半まで勉強に使っておりました教室をお茶の出来るような部屋に変えて行きますが、部員総出で黙々と設営をして行きます。



幕を張って行きます。

紫と白の幕を張って、お茶らしい雰囲気を作ります。この幕を張る作業は全員でしますが、余り強くないポールに繋いで行くのですから慎重にやって行きます。



縁台を作ります。

赤い布で覆って、その上に毛氈を敷けば完成です。何を台にしているかは内緒です。



完成しました。

設営がすべて終わりましたが、学生達は、これから道具出しですので、まだまだ時間が掛かると思います。

後は皆さんに任せて帰って来ました。お疲れ様でした。
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炉開き お濃茶そして・・・

2012-10-30 17:54:56 | 茶の湯
雨の日曜日から、一段と朝晩の寒さが強まって参りました。

今日は学園祭まで、あと数日と迫ってまいりましたので、最後のお稽古をしてまいりました。
お点前を予定している人達は、全く心配がないほどの上達振りにホットしております。



今日のお菓子は「唐錦」

お菓子を口に入れると栗餡が口いっぱいに広がります。美味しいお菓子でした。

さて、一昨日の炉開きの茶事の最終章です。

中立から席入りまでは昨日書きましたので、今日はその続きです。

お濃茶のお点前が始まります。



11代大樋長左衛門造

お濃茶は3名くらいが丁度煉りやすく、いただく方も分量が分りますのでよろしいのですが、人数によってそんな事をいっておられませんので、今回は1碗で5名様という事になりました。

多分最後の人が大変だったと思います。
前に頂く方々が遠慮して少ししか召し上がらない事が多いいからです。

お濃茶が終わると、続いて薄茶になります。

 

主茶碗は眠平造 銘紅葉狩

 

替茶碗は香雲造 雲錦の絵

この2碗だけは点前をいたしましたが、後は運び出しでお許しを・・・・

そして、拝見になります。



茶入 萩焼 陶兵衛造 茶杓 大亀老師 金風 立枠笹竜胆紋

拝見が終わりますと、これですべて終りになります。再び床・炉を拝見してお茶室を出ます。

4時間30分お疲れ様でした。ちょっと時間が掛かりすぎましたが、これも勉強です。







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炉開き 中立ちの後は・・・

2012-10-29 18:08:33 | 茶の湯
昨日の雨が嘘のように晴れ上がりました。

月曜日はストレッチからという1週間の始まりです。
今日も1時間体中の関節が悲鳴を上げるほどのストレッチを行ってきました。

また、2~3日筋肉が痛いんだろうな・・・。いつも思います。散歩の筋肉とは違うところを使ってストレッチしていることを・・・

さて、昨日の続きです。

炉開きの茶事は雨になってしまいましたが、外へ出なかっただけで、お茶事の流れは変わる事無く行われました。

お茶事では、中立の前にお菓子を頂きます。



お菓子は照り葉(終わってから撮影したもの)

お菓子を出した後の挨拶で、「席中を改めとうございますので、お菓子をお召し上がりのうえ、腰掛の方へ」といった挨拶をすると、「鳴り物で・・」という応答が返ってきます。



話尽山雲海月情

席入りから懐石を頂いている間、床の間に掛かっていた軸を巻き上げて、花を飾ります。

そして、鳴り物で、席中の準備が整った事を知らせます。
大小大小中中大と銅鑼で知らせます。

この合図でお客様は再びお茶室に入って行きます。

床の間には花だけが飾ってあり、先ほどとは雰囲気が変わったことが解ります。



伊賀焼 砧花入にツワブキを一輪

広い床の間ですが、たった一輪の花がしっかり存在感を発揮して堂々と収めております。

こうして、お茶事の二幕ともいうべきお濃茶そして薄茶へと続いてゆくのです。

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炉開きの茶事

2012-10-28 19:39:46 | 茶の湯
今日は、天気予報の通りに雨になってしまいましたが、予定通り炉開きのお茶事を行いました。
着物に雨は大敵ですので、皆さん雨コートを羽織り、万全のしたくでまいりました。

こんなお天気ですので、露地は使わずに、待合から直接席入りをして頂きました。



蹲は使用せず

待合から腰掛待合へ出て、蹲を使って席入りというコースが省略されました分、早めの開始となりました。

炭手前が済めば直ぐに懐石の始まりです。



折敷に並べられてお客様のもとへ運ばれます。

皆さん車ですので、数年前から、お酒は出さなくなり、燗鍋と引盃は持ち出しませんので何とはなしに、寂しいお茶事になってしまいました。これもご時勢で仕方ありません。



椀盛り

懐石の最も力を入れて作るもので、メインの料理といわれております。飛龍頭に大根、人参、ほうれん草などが入っております。



焼き物

焼き物は、鰆の幽庵焼きです。



強肴

強肴はサトイモを煮た物です。



和え物
和え物は、ほうれん草、シメジ、菊を美味しい清汁で和えた物です。

ここまですでに1時間がたっております。中で食べている人たちもそろそろ足が痛くなってくる頃でしょうが、お茶事はまだまだ続きます。

写真を見ていただくとお分かりの通り、青竹の箸が節のところから切ってあります。元節といいまして、この箸が器に添えて出されたら、「これで料理はお仕舞です」という合図になっております。



八寸

八寸の正方形の器に、山の物と海の物を盛り合わせて出されます。

本来は、この八寸を持ち出した時に、燗鍋を一緒に持って、お客様とお酒を飲みますが、此の頃では、八寸のものを出して召しあがっていただくだけです。

以前は、千鳥の盃などしたものですが・・・・

この後、湯桶と香の物を持ち出して懐石は終わりになります。食事が終わりますと、中立ちと申しまして、お客様に一息入れていただきます。

その間に、席中の軸を巻き上げ、花を飾り、お茶の準備をいたします。

始まってから3時間ほど経っております。

お茶事は、5人くらいが適当な人数ですが、人数が多いいぶん時間がかかってしまいます。

皆さん足を伸ばして少し休憩です。



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炉開き・・何とか間に合った!

2012-10-27 19:04:15 | 茶の湯
朝から曇り空・・・天気予報の通り明日は雨か・・・・皆さん着物を着て来るのに何とも・・・。

今日も引き続きあちこちと準備です。畳の入れ替えさえ済んでいれば、後は気ままに出来ますから・・・。



明日使う道具を並べて

お点前で使う道具を出しましたので、一応点前どうり並べて見ました。

大棗を用意しましたが、狭いところでのお点前ですので大きすぎるという事で、利休形に変更となりました。やはり、頭の中でのイメージとは違って、実際に置いて見る、動かして見る、が大切なようです。

お懐石の方も、それぞれの材料が揃ったので、下こしらえは全部終わりましたので、後は明日になってから味付けは行います。

美味しい料理が出来そうです。

明日は雨だけが気になりますが、天候の事ばかりどうする事も出来ませんから、来る人達がそれぞれ雨対策をしっかり取って来て頂くしかありません。

雨が降ったら、水撒きをしなくて済みますが・・・・せっかく綺麗にした蹲も使えない・・・。何て言いながら、露地草履を出しておかない複雑さは・・・・。

何とか終わるまで、お天気が持ちますように祈るのみです。

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炉の準備は万全に・・・

2012-10-26 18:34:34 | 茶の湯
秋らしい爽やかな晴れの日が続いておりますが、28日の日曜日は雨という予報が出ております。

日曜日は雨の予報ですが、準備は少しづつ進んでおります。昨日は、夕食の後も・・・なんて考えておりましたが、すっかりリラックスしてしまい、再開する力が湧いてこなかったので中止。

それでも、今日の朝から始めましたので、順調です。

今回は向切で行いますので、普段の炉の位置とは違いますし、五徳の向きも違いますので慎重に据付ました。そして、小間のお点前になりますので、炉縁は松の虫食いという詫びたものを使うことにしました。



灰を入れて整えた後に、釜を据えて見ますが、これが中々高さの調整に手間取ります。
やっと高さが決まっても、今度は水平を取らなくてはなりません。
釜を乗せては下ろしてまた乗せて、こんな事の繰り返しでようやく釜が落ち着きます。

午前中は、露地の掃除に専念して、夏の花たちを片付けたり、草を取り除いたりしながら、一番奥の蹲回りを最後に残し、入念に掃除をして行きます。

蹲は、手を洗い口を漱いで心身を清める場所でもありますから、ここの場所だけは丁寧に丁寧に洗い清めます。

明日は準備の最終日ですので、当日に使う道具を全部出して、一様並べてバランスなどを確認さながら調整をしたいと思います。

それでも、明日は食材の買出しがありますから一日忙しくなると思います。

炉開きを楽しみに来て下さる皆さんに喜んでいただくために・・・・・。
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お世話になった道具達を・・・

2012-10-25 18:29:17 | 茶の湯
秋らしい爽やかなお天気が続いておりますが、さすがに朝晩の冷え込みは強くなって参りました。

今日は朝から、半年お世話になった風炉・釜などを仕舞い始めました。



風炉釜です。

三つの風炉釜を、お点前によって使い分けながらの半年でした。お炭手前をする時は道安を、そして、夏になるに従い朝鮮風炉や琉球風炉など、火の見えない風呂をと使い分けておりました。

風炉を三つ使っていると、その灰の管理だけでも手は掛かりますが、それぞれのお稽古で使っておりますので、そんな事を言っておられません。

そして、秋に使った茶碗を仕舞い、今度の炉開きに使う茶碗を出しましたが、点前用の道具は、もう少し考えなければなりません。



運び出しようの茶碗

炉開きは、茶人正月といわれるくらい大切な行事ですから、それなりの道具で炉開きを祝いたいと思っております。

まだまだ、出さなければならない道具がたくさんあります。これから夕食を済ませて道具出しをしようか・・・明日にしようか・・・

ごはんを食べてから決めたいと思います。
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お菓子の銘を考える

2012-10-24 18:11:35 | 茶の湯
朝晩の肌寒さが秋の深さを感じさせてくれます。
これで木枯らしが吹き始めるのもそう遠くではなさそうです。

午前中は、夏から秋に使った茶碗や棗そして水指や蓋置など少しずつ片付け始めました。

午後からはお稽古です。

こちらも学園祭に向けての稽古ですから、御園棚を使い、お点前・半東・そして、席主とそれぞれの役目に従ってのお稽古です。



釜と蓋置に柄杓

席主役は、東半の紹介や道具の説明をしますが、お茶席での言い回しが中々難しく、個人差もありまして、聞いていても実に面白いです。



紅葉

お稽古が終ってから私のところに持って来てくれたお菓子ですが、お菓子屋さんでは「紅葉」と表示されていたのを買って来たそうです。
この「紅葉」をどう読むかによって全く違うお菓子になってしまいます。

お稽古が始まったばかりの頃は、「もみじ」と説明をしておりましたが、「もみじ」では葉が多すぎない?と言っては見たものの、「もみじ」=「こうよう」ですから、どちらなのでしょうか?

お菓子を買いに行った人は、自分で判断をしないで、お菓子屋さんに聞いて来る事が大切だと思います。



菊の絵の茶碗

菊の絵の茶碗に美味しそうにお茶を点ててくれました。

学園祭まで後1週間と少しです。

来週もお稽古に行くことにしましたが、我家の炉開きが、今月の28日(日)に行われますので、明日から大車輪で片付けと準備です。





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草津温泉ライブ

2012-10-23 18:12:04 | 日常雑感
今日は西日本から日本海側が大荒れの様子ですが、被害が出なければ良いのですが・・。

稽古は午後からですので、午前中は、先月草津温泉で行われたジャズライブの編集を仕上げてDVDとして完成させました。



ホテルヴィレッジでの演奏

このバンドは78歳をリーダーに、ディキシーランドジャズを演奏しております。7名のメンバーのうち3人が78歳という高齢者ですが、依頼されればどこへでも出かけて演奏をしております。

といっても、高齢者3名の外は仕事を持っておりますので、出演依頼がありますと、メンバーを招集する事が一仕事だとリーダーはぼやいております。

こういった演奏は、夜の場合が多いいため、集まって演奏をして「さようなら」と解散する事が多くメンバーとの話もままならないようです。
そんな事でよく演奏が出来ると思いますが、そこは好きな人達ですから、曲が決まると、自分達のCDを聞きながら、一緒に演奏の練習をするそうです。

午後からのお稽古は、学園祭に向けて、ひたすら同じことの繰り返しですが、皆綺麗なお点前をするようになりました。

後は、当日落ち着いて出来るかだけですが、当日は普段のお稽古とは違い着物を着ますから、自分の体が思うように動かせるかが心配です。

でも、今までも同じ事を心配しながら当日を向かえましたが、案外普段と変わらずにお点前をいしておりましたから、大丈夫だと思っております。




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秋の深まりと共に花たちも・・・

2012-10-22 18:10:06 | 徒然日記
秋らしい好天気が続いております。

1週間の始まりはストレッチです。
今日も1時間いい汗をかいてきました。只、ちょっと気になるのが、右下の肋骨にヒビが入っているそうで無理は出来ません。

こんな状態が2週間も続いております。
ストレッチもお腹に力を入れるところではサボりながらやって来ました。。

我が家の庭先での草花もそろそろお仕舞の時期が来たようで、最後の花たちが綺麗に咲誇っております。



ホトトギス

このホトトギスは、名前の由来となった斑点を充分に持っており、いかにもホトトギスといった花で、遥か昔・・・10年くらい前になりますか、広島の園芸店で売りに出されていたものを買い求めた思い出のホトトギスです。

こうして、毎年綺麗な花を見せてくれるだけでも嬉しくなってしまいます。



もうひとつの花はアキギリで紫色をしております。
関東では中々見られない種類だと聞いておりますが・・・。見たことがないのは私だけかも知れません。



アキギリ

夏の終わりの頃、里山を歩きながら木の陰などを見ておりますと、色こそ違いますが、黄色のアキギリを良く見かけます。

その花はキバナアキギリといわれ、キバナという名前を考えると、この花の前にすでにアキギリと命名された種があることが解ります。



こんな推測から、我が家に咲いているアキギリが元の種であろうと勝手に解釈しております。。

アキギリはシソ科アキギリ属の多年草で関東から西の中部地方から九州にかけ自生しているそうで、関東では余り見かけないそうです。

そういえば、このアキギリも神戸市にある園芸店から購入したものです。

この花たちが咲き終えると、我が家の庭は椿へと変わってゆきます。

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