tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

もうすぐ桃の節句

2014-02-28 18:36:22 | 茶の湯
2月28日(金)
各地の気温が急上昇して4月並とのことですが、土日には再び雪が・・・なんて言う予報が出ております。
三寒四温、こんな陽気を繰り返しながら暖かくなって行くのですね。



アブラチャンと春蜀曙

2月のお稽古は今日で2度目。
いくら2月は日数が少ないとはいえこんなことは初めての出来事です。
雪に悩まされ、そして、ご葬儀が重なったことが最大の原因です。

加えて大学でのお稽古もお休みですから、お茶に携わっている我が家では、生活サイクルが乱れに乱れ、仕事をしていないのになんだか疲れ切ってしまったようです。
久しぶりにお稽古に見えた方々も、週1回のお稽古が自分の生活パターンになっていることが多いようで、これでやっと普段通りの生活に戻れると・・・





3月に入ると直ぐに桃の節句ですので、お雛様の画賛の軸を選んで掛けました。

立雛の絵の「桃花笑春風」で、何の説明もなくてもすぐに分かる語句の賛が入っております。
1年にこの日だけという軸ですが、この軸を掛けることで、お茶室の雰囲気も一気に春へと向かっていくような気がいたします。



今日と明日だけ床の間を飾るお軸です。



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明日はやっとお稽古が

2014-02-27 17:48:21 | 日常雑感
2月27日(木)
今日も少し動くと汗ばむような陽気でした。
お天気は下り坂のようです。

明日からのお稽古に備えて今日は力が入りました。
2月1日にお稽古をして以来しておりません。

学校はお休みで自宅稽古も出来ないといって、お稽古の無い日が続いておりますと、自分たちの生活のペースまで狂ってしまいます。
長年してきたことですから仕方ありません。

午前中にほとんどの片付けなど終わりにしましたので、昼食後は散歩がてら町中へ出掛け本屋さんへまっしぐらです。



青森のガイドブック

まるでパンフレットのような本です。
暖かくなったら行って見ようと計画を立て始めたところですので、何かと役に立ちそうですので買ってまいりました。

今まで青森県は馴染みが薄くあまり興味を持ってみてはおりませんでしたが、昨年の福島県の会津地方の旅を終えてから、東北の各県を制覇してみようと思い立ち今回は青森県です。
まずは下北半島から順序よく回って行こうと思っております。
飛びぬけた観光地もなくネットで検索しても同じような内容ばかりですので、少しでも違った情報をと考えて手に入れた本ですが、若者向けのパンフレットが本になったようなものです。

それでも青森の全体像が見えてまいります。
旅は計画をしている時が一番楽しいと思っております。
どこをどう廻るかは自由自在です。

この旅が終わるまで、私の頭の中で下北半島を何十回となく巡り巡って旅をしております。
そして、最後に決めたコースを仲間たちとワイワイと巡りますが、その時は私の旅は終わっているようでもあります。

自分のたてた旅のコースをみんなが楽しんでいるかと確認をしているような気すらいたします。


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暖かな陽気に誘われて

2014-02-26 18:00:14 | 日常雑感
2月26日(水)
春を思わせる暖かな一日でした。

今日も大學はお休です。
大学へ通わせている親がこんな事を言っておりました。「大学って休みが多いいですね。いつも休んでいるみたいです」そして、「勉強してるのでしょうか?」と言っていたのを思い出しました。

今日は、あちこちで用事を済ませ陽気に誘われるように散歩に出掛けました。
椿の蕾も驚くほどの速さで膨らんで来ております。

もうすぐ、散歩道もたくさんの花を見ながら歩けると思います。



鴨が

水の量が少なくなってしまっている川に鴨がおりました。
暖かな陽気にどこからか飛んで来たのでしょうか。また、初夏にはたくさんのひな鳥が見られるかも知れません。



散歩道も、今まであまり人がおりませんでしたが、今日はこんな陽気に誘い出されて多くの人達が暖かな日差しを楽しんでおりました。
若いお母さんたちは、小さなお子さんを連れ出して一緒に遊んでおります。

散歩するお年寄り、子供と遊ぶお母さん、中々いい光景です。

きょうの毎日新聞にこんな俳句が載っておりました。

白梅の あと紅梅の 深空あり  飯田龍太

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 簡単にはいかないe-Tax

2014-02-25 18:15:11 | 日常雑感
2月25日(火)北野天満宮梅花祭
予報通り日差しが暖かくなりましたが、3時を過ぎたころから冷たい北風が吹き始めました。

日中の遠山霞が嘘のようです。
今日は朝から、頭が痛くなるような事を始めました。



確定申告 e-Tax

国税庁が盛んにTVコマーシャルをしておりますe-Taxが導入された年から何とか続けておりましたが、今年はパソコンを替えたために様々な影響がありました。
まず、今まで使っておりましたICカードリーダ・ライタが作動しなくなってしまった事。

環境設定をチェックしながらやって見ましたがどうしても上手くいかずに、新しい物を購入する事になりました。
そして、今度は住民基本台帳の中に組み込まれている「電子証明書」が期限切れになっていることが解り再発行になりました。



ICカードリーダ・ライタと電子証明書

ICカードリーダ・ライタが3千円、電子証明書が500円でしたが、この時期は役所はごった返すほどの人でしたので、かなりの時間を待たされました。
やっと証明書を発行してもらい、量販店によってICカードリーダ・ライタの購入です。

確かに、添付書類を省略できることは魅力ではありますが、事前準備の大変さは、よほどやる気を起こさないとできないと思います。
テレビのCMのように笑顔で簡単というわけにはいかないようです。

今日はその事前準備で1日が終りそうです。
事前準備の環境設定を見ていると頭が痛くなるほどややっこしい事ばかりです。

いろんなタイプのパソコン環境があるでしょうから、そのことに全部を説明しておりますから、自分の準備すべきは何なのだろう・・・途中で迷子になってしまいます。

始めたら保存などしないで一気にやってしまおうと思っております。




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陽だまりに白梅がちらほらと・・

2014-02-24 17:42:52 | 日常雑感
2月24日(月)
日差しの暖かさを感じる1日でした。
今月は2週連続の雪でお稽古のペースがすっかり変わってしまい、いまだに平常には戻っておりません。

来月はお茶会です。



白梅

散歩道のあちこちで梅が咲き始めております。
紅梅が一足早く咲いておりますが、どちらかというと白梅の方が好きですので、どうしても撮る時は白梅にカメラが向いてしまいます。

無条件の反応かも知れません。



もう一枚

散歩も、いつもの半分ほどで汗ばんできましたので、このまま続けていると風邪を引きかねないので、早めに帰って来ました。
それでも5000歩弱の散歩ですから丁度良い距離かも知れません。

まだまだ日陰の雪は山盛りになって黒ずんで来ておりますが、依然として通行の妨げになっております。
度々山ほどの雪を積んだトラックにあいますので、道の端に積み上げられた雪を重機で取り除いているようです。

雪国の人達から見たら、笑ってしまうほどの雪に、これほど苦しめられてしまう雪無しの住人達はどうでしょう・・・。
平素からの自覚があれば・・・とは思っておりますが、中々・・・。

今でも、あちこちの家のカーポートが半分に折れ曲がった無残な姿をさらしております。

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雪の下からツルキキョウが

2014-02-23 17:44:52 | 日常雑感
2月23日(日)
日差しが少しだけ暖かく感じられ、道端の雪も解け始めておりました。
これからは、暫く、とけては凍り、また、とけてを繰り返しながら暖かくなって行くのでしょう。



健気なツルキキョウ

駐車場の雪を片付けていると、雪をどけたところにツルキキョウが咲いておりました。今頃咲く花ではないのにどうしたことでしょう。
雪の下に暫く埋もれていたのを、一挙に雪を取り除いてので春と間違ったのでしょうか?

まだまだ花は小さく可哀想なくらいです。



散歩道の機関車

久しぶりに散歩に出掛けました。いつものコースですが、今度の雪で駐車場の屋根が潰れているお宅が何軒あったか知れません。
いかに今回の雪が積もったか改めて思い知らされました。
貨物列車も長い貨物を引っ張っており、物流も正常に戻りつつあることを感じさせます。



駐車場の雪

大雪から1週間たち、やっと駐車場の雪を取り除くことができました。
父親の真似をして、田の字に切ったことが功を奏して、今日は軽々と除雪をすることができました。

ご近所の人達も、通り掛かるたびに声を掛けてくれます。
ひとりでの除雪もやっと終えることが出来ました。

明日から気温が上がるそうですので、早く雪を取り除いて、少しでも乾かしておかないとお稽古に見えた方たちが大変ですので、今の内から準備をしておかないとなりません。

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墨の香りの誘惑は・・・

2014-02-22 16:59:42 | 日常雑感
2月22日(土)
日差しはありますが、北風の強い真冬の寒さでした。
道の両脇にかき上げられた雪は解けることはありません。

今日は親しい友人たちの所属しております書道会の展示会が開催されておりますので行って来ました。
会場には、たくさんの人が見えておりまして、懐かしい顔、顔、顔・・・



会場 

来場者が多くおりましたので、誰もいないところが中々撮ることができずその盛況さが解るというものです。
これも、日ごろから切磋琢磨している証でもあります。

私自身も一時期、一生懸命練習に励んだことがありますので、墨の色、墨の臭い、出来上がった作品などを見ていると何となくムズムズとした気持ちが湧き上がるのを抑えるのが大変でもあります。
今でも始める気持ちさえあればいつでも書道の世界に入れるように思いますが、やはり無理だと思います。



やっとこの1枚

何でも始めると夢中になる性格は自分が一番よく解っておりますから、お茶と書との両立はあり得ない、というのが自分で出した結論でもあります。
今はお茶の事だけで精一杯という不器用な生活が似合っているのかも知れません。

ひとつの事だけを正確に伝えることしかできない小さな能力です。
これからも、友人たちの作品を見ながら、楽しんで行こうと思っております。


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父の行いが今頃になって・・・

2014-02-21 17:48:54 | 日常雑感
2月21日(金)
寒い1日でした。
駐車場に手付かずの雪が残っております。

今週もお稽古ができません。
3月の下旬にはお茶会だというのに気がもめて仕方ありません。

昼前は雪が凍っておりますので、昼食を済ませてから意を決して始めました。
車3台分ですからかなりの広さです。



雪を田の字に

子供のころ父親が庭の雪をこんな風にやっておりました。
小さかった頃でしたがなんとなく頭の隅に引っかかっていたらしく、躊躇することなく作業をしておりました。

何でも見たり体験したり、教えて貰ったりと、それぞれの方法で体にしみこんで行く事をつくづく感じながら、遠い父親を思い出しておりました。
親のしている事は、子供たちとって無駄なことはひとつもない事を改めて思いました。

よく学生さん達に、「今いろいろ言ってる事が何歳ころになって役に立つのかな・・・」学生たちは、神妙に聞いておりますが、頭の片隅の方に引っかかっていてくれたらと思っております。

今日は2時間くらいの重労働でしたが、思わぬことで父親を思いだして嬉しくなってしまいました。


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譲り合いの気持ち

2014-02-20 18:46:19 | 日常雑感
2月20日(木)
屋根に残っている雪も、音をたてて溶けておりますが、まだまだ雪はたくさん残っております。

道路際にかき上げられた雪が通行を阻んでおります。しかし、対向車が見えると、どのドライバーも、ちょっと広くなっている所で止まった待ってくれます。
いつもは我先に。誰が待つか。といった運転士が多く見られますが、このところ譲り合う心が誰にもあることを証明してくれました。

昨日今日と運転をしていて、やみくもに進んで来るドライバーは一人もおりませんでした。
この大雪で譲り合いの気持ちが芽生えたようです。

朝からあちこちと飛んで歩いていた忙しい1日でしたので、写真も撮れず残念でした。
明日からまたいつものようなブログにしたいと思っております。


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「般若心経」を読む 紀野一義著

2014-02-19 17:53:30 | 日常雑感
2月19日(水)雨水
今日は雨水と言われる日に当たります。
降る雪が雨に変わり、氷が解けだす頃の事だそうで、昔から農耕の準備を始める目安とされていたそうです。

まだまだ雪雪雪の郊外です。
今日も雪の話題になってしまいそうです。

1ヶ月に1度の病院へ行く日でしたので行って来ました。
いつも混んでいる病院ですが今日の混みようはすごかった・・・。
私が着いてからも後から後から人々がやって来ました。
かなり広いスペースにたくさんの椅子が用意されておりますがいっぱいで、後から入って来たお年寄りに席を譲らなければならないほどでした。



病院の駐車場

皆さん隣同士で話をしているのが耳に入りますが、「雪でね~。やっと出かけられたね」と、そんな話ばかりです。
皆さん薬がなくなってしまいそうで、今日こそはと覚悟を決めて出てきたようです。
今日は随分待ちました。



「般若心経」を読む 紀野一義著 講談社現代新書刊

病院で2時間くらい待ちましたが、何の苦にもならず、ゆっくりと本を読んでおりました。
昨年12月に亡くなりました、紀野一義先生の「般若心経を読む」という、ちょっと難しそうな本ですが、これが中々面白く「今呼ばれると困るな~」などと思いながら読んでおりました。

紀野先生は昨年12月にお亡くなりになりましたが、心に残るたくさんの著書を残してくれました。
また少しずつ読み返してみようと思っております。

仏教のお経の中で一番知られている般若心経を解りやすく解説された本ですが、時には全く違った観点から見ながらの本ですので、お経の解説本だからと構えて読む必要は全くありませんで、とてもすんなりと心に届くやさしい読み物といった本です。


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