tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

朝鮮風炉の丸灰は・・・

2020-08-31 17:03:40 | 灰形作り

831日(月)

八月も終わろうとしておりますが、相変らずの暑さです。

今年の夏は長いという予報ですが、そろそろ涼しくなって欲しいものです。

月末の週は毎月お医者さん通いですが、今日も予約がしてあった眼科へ行って来ました。

今日は瞳孔を開いて検査をする旨聞いておりましたので、ゆっくり汗をかかないように歩いて行って来ました。

丸灰

眼科から帰り、昼食後に丸灰を作りました。

朝鮮風炉で丸灰の作りやすい風炉です。

二文字から比べたら、時間も半分くらいで仕上がりますが、見えないからといって雑というわけではありません。

何度か書いた覚えがありますが、我が家に出入りしている道具屋さんが、「最近の先生方は、茶会用の風炉釜は切掛けを買う先生が多いい・・・」とか言っておりましたが、灰をきれいに作らなくてもよいから・・・そんなニュアンスです。

三時に

眼科の帰りに、ミスタードーナツの前を通りました。

こうした店には入った経験がありませんので、しばらく待っておりましたが、店員さんは何も言わない・・・そこに同年輩の方が来たので様子を見ていたら、自分で取ってレジへ持って行きました。

私も同じことをして買って来ました。

灰を作り終えてから頂きましたが、軽くて美味しかった・・・

また機会があったら買って来ようと思いました。

今のお医者さんは、検査器具とパソコンが接続されていてすぐに結果が分かります。

見た限りでは進んでいないという事でしたので安心しました。

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「自服」と「独服」で、さてさて・・・

2020-08-30 17:48:34 | 本棚の中から

830日(日)

猛暑日が続いております。

8月最後の日曜日、何をするでもなく朝からぼんやりしております。

昨日、淡交誌9月号が届きました。

淡交誌9月号

9月号の特集は、「独服のすすめ」というタイトルですが、「独服」という言葉が本紙に載りました。

「茶湯一会集」にいわく、「あるいわ独服をもいたす事、是一会極意の習いなり」

本紙では、一人で茶を点て、いただくこと」=独服を通す・・・

と断りを入れております。

私達は、自服と言っておりましたが、どうなって行くのでしょう。

最後

「知っておきたい、近代の禅僧」というタイトルで、近代の禅僧の紹介があります。

軸を通して知っている老師や本などでしか知らない老師の方々を簡単に紹介しております。

こうしたところに様は、玄峰老師は出てきませんから、知らない人が多いいのも解ります。

もっと最後

「知っておりたい、地方のやきもの」

こちらも、有名無名それぞれの窯を紹介しておりますが、何が基準になっているのか、萩や備前そして高取まで入っているから面白いですね。

萩や備前高取などがなかったら、つまらない茶席になっていると思います。

ボ~としていた日曜日も終わりました。

少しは元気が出てきたような・・・

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暑さも忘れて灰形に集中すれば・・・

2020-08-29 16:47:33 | 灰形作り

8月29日(土)

今日も猛暑日で、もうすぐ9月だというのにこの暑さです。

久しぶりの学校で大きな声を張り上げてきたためか何となくお疲れモードです。

それでも、九月から自宅でのお稽古が始まりますので、そろそろ準備を始めて行かないとなりません。

灰形

灰形の基本とも言われております。

灰形というと、この「二文字押切」を思い浮かべる方が多いいと思います。

私は、灰形の何かも解らないうちから、「作ってね」といわれてやっておりました。

先生の稽古場の道具の入れ替えでは、道具の入れ替えが終わると四つある風炉に灰が入れてあり、「全部作って行ってね」といわれます。

お手伝いの方々は、皆さん帰ってしまいますが、私は残って灰作り・・・先生のお稽古ができなくなるまでやっておりました。

嫌だなんて一度も思った事はありませんし、先生のお陰で灰型にはすっかり慣れました。

先生には感謝感謝です。

昼食

今日は、冷やし中華です。

ここ何回か、冷やし素麺が続いておりましたので、何となくしっかりとした味の物を食べたくなりました。

昨日の疲れで体が要求していたのかもしれません。

三時

三時に頂きました。

千疋屋のフルーツゼリーピオーネです。

このところ何度も頂いておりますがまだあります。

冷たいピオーネと暖かなお抹茶が何だかよく合います。

今日は、朝一番で歯医者さんで口の中を大工事されてきました。

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試験週間は試験に備えて・・・

2020-08-28 19:41:25 | 非常勤講師奮闘記

8月28日(金)

何と暑い日だったのでしょうか・・・

今日は高等学校へ行って来ました。

夏休みが終わり最初の授業でしたが、始まる前の準備で汗だくになってしまうほどでした。

お茶の教室

生徒たちの距離を保つために変則な机の置き方になっております。

来週は、試験週間ですので、今日はお点前の稽古は休んで試験のための勉強で終わりました。

試験問題を教えるわけには行きませんので、「ここは大事だから・・・」と二度三度繰り返しながら、試験範囲となっている教科書を勉強です。

生徒たちは、言い方をじっと聞きながら、メモをしたり、教科書に印をつけたり思い思いの方法で準備をしておりました。

良い点を取ってくれることを願うばかりです。

お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子です。

ホウズキです。

生徒たちは、授業が終わってから、お茶を飲んで行きたい人は、お菓子を食べて自分で点てて飲むという事で、授業をおえましたが、座り込んで楽しそうにお菓子を食べお茶を点てて飲んで行きました。

お菓子の写真を生徒に頼んだらこれです。

若者の写真の撮り方なのでしょうか・・・

ごく自然に撮っております。

久しぶりの授業でしたので、ちょっと疲れました。

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八十里腰抜け武士の越す峠は誰の・・・

2020-08-27 16:51:40 | 本棚の中から

827日(木)

台風は大陸の方に進んでおりますが、その影響か朝から蒸し暑い一日でした。

今日午前中に、旅の情報誌が送られて来ましたが、その特集が長岡藩の河合継之助でした。

情報誌特集

旅の情報誌ですから、詳しくは書いてはありませんが、また行って見たくなりました。

一度新潟県長岡市と小千谷市そして只見町の記念館やお墓を訪ねたことがありますので、写真を見るとその時のことが思い出されます。

 

若い頃、司馬遼太郎さんの小説「峠」を読んで、河合継之助の人柄にすっかり魅了されて、何度読み返したことか・・・

テレビドラマでは、今は亡き中村勘三郎さんが演じておりました。

長岡市の記念館やお墓、慈眼寺の会見の間、そして只見町の記念館やお墓などを巡りました。

明治維新を迎えた時の長岡は一面の焼け野原であったそうで、その責任は継之助に全部押し付けられていたそうです。

継之助が早く開城して恭順の意を示せば戦にはならなかったというのが市民の気持ちだったそうです。

継之助の墓は、直してもすぐに壊されていたそうで、案内をしてくれた方が寂しそうに言っておりました。

「八十里 腰抜け武士の 越す峠」

戸板に乗せられて只見に向かう継之助が詠んだ句です。

お菓子

昨日に続き千疋屋さんのフルーツゼリーです。

今日は桃でした。

一服

ゼリーで一服。

何もしない一日ですが、冷たいゼリーと温かな一服で穏やかに過ごせました。

今日は、思いもかけずに河合継之助の事を思いだし嬉しい日でもありました。

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一羽の鷺が飛び立ちました・・・

2020-08-26 16:55:06 | 自宅の庭

8月26日(水)

今日も残暑とは名ばかりの猛暑日となりました。

暑い暑いと言ってもどうにもなりませんが、行き交う人との挨拶は、「暑いですね」こればかりです。

そんな暑い中、一羽のサギが飛び立ちました。

サギ草

今朝開いたようです。

誰が名付けたかは知りませんが、「サギ草」とはよく付けた名前です。

花の名前は、姿からの命名が多く見られますが。この花ほど名前と姿がぴったりの花は無いと思っております。

花の神様の傑作のひとつだと思います。

鷺草

純白の鷺が飛び立ち、空を舞っている姿と重なってきます。

春先の球根を等分に並べ、後は日光の管理と水やりだけでこれほどの花を見せてくれるのですから、何て凄い花なんだろうといつも思ってしまいます。

皆さん、育てるのが難しいと言いますが、春先の太陽と、真夏の日陰、そして時々の水肥でこんなに素敵な花を見せてくれるのですから、ぜひ挑戦して見て下さい。

ラン科の多年草で、冬を上手く超えられれば三倍に殖えるといわれるほどです。

これからは、毎日が楽しみです。

お菓子

今日も千疋屋さんのフルーツゼリーですが、サクランボは入っておりました。

大きな箱に入っておりますから、二人では中々食べ切れません。

一服

お茶室は暑いので、こちらで頂きました。

冷たいゼリーの後に暖かいお抹茶ですが、これが合うんですネ・・・

夏休みもあとわずかで終わりです。

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重陽の節句て何だろう・・・

2020-08-25 17:35:37 | 本棚の中から

825日(火)

処暑を過ぎても夏らしいお天気が続いておりますが、この暑さですので、とても散歩に出かける気にはなれません。

なごみ9月号が届きました。

なごみ9月号

9月と云えばまず「重陽の節句」が頭に浮かびます。

そんな事から今月号は、「長寿を願う、おとなの節供 重陽に菊を楽しむ」と題して特集を組んでおります。

日本には五節句があり、九月九日は重陽の節句です。

高校生は、「重陽の節句って何ですか?」確かに分からないと思います。

茶道などの古典的なお稽古事をしている方は、この時期になると、「菊慈童」「着せ綿」などで必然的に覚えてゆきますが、いきなり五節句・重陽の節句などと言われても解るはずがありません。

内容は

重陽の節句は、陽の数字の最大の九と九が重る日で九重になります。

この時期咲き誇っているのは菊ですので、中国の伝説と相まって節句に決められたそうです。

その中国の伝説とは、周の王に仕えていた少年が、罪なき罪を得て山に流罪となりましたが、その地は、菊の花のたくさん咲き誇る場所で、咲いていた菊が川に落ちその水を飲んで、少年は不老不死になった。その仙人の名が「菊慈童」といわれた。

こうした伝説から、九月九日の前日の八日に菊の花に真綿を載せる「着せ綿」という事をやり、九日に菊の露を含んだその綿を身に着けると長寿が約束されといいます。

そんな伝説が元になり、菊こそが長寿を象徴するめでたい花であると人々の間に浸透していったと云われております。

菊は切っても中々枯れないで長持ちをしますから、お墓に供えるにはうってつけの花になって行ったそうです。

ゴーヤ

姉からたくさん貰って来たゴーヤは、半分はこの間のように乾燥させ、半分は冷凍にしました。

冷凍にしておくとゴーヤチャンプルなどする時はそのまま使えあのシャキシャキ感も味わえます。

乾燥させた、冬に炒め物やパスタなどに使います。

冷凍保存は、一袋一回分とても便利に使えます。

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姉の病院に1日付き合って・・・

2020-08-24 18:38:02 | 日常雑感

8月24日(月)

少し気温が下がると、涼しくなったように感じますから面白いですね・・・

昨日から猛暑日から解放されております。

今日は、少し離れているところに暮らす姉が、主人に先立たれて一人暮らしておりますが、病院に行きたいということで1日付き合って来ました。

ゴーヤ

病院から自宅まで送って行きましたが、ずっとしゃべり続けておりましたから元気そのものです。

足の静脈瘤ですので口だけは達者です。

自宅に着くと、このゴーヤをレジ袋いっぱいに持たせてくれました。

茄子

茄子も山ほど持たせてくれました。

姉は一人ですが、ご主人と仲良く野菜を作っておりましたので、一人になった今でも借りている畑に野菜を作っております。

食べるのが目的とは違うようで、二人で楽しんだ畑仕事を一人になっても楽しんでいるようです。

時々、「大変だから畑は返したら」と言うのですが、一向にやめようとしません。

そんな訳ですから、こんな時とばかりに、売るほど持たせてくれるのです。

近くに子供がおりますが、こうした時は電話をかけてきますので、私が末っ子だからどうやら使い易いようです。

でも、出来ることは何でもやってやろうと思っております。

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学校が始まるとすぐに試験週間ですので・・・

2020-08-23 17:18:24 | 非常勤講師奮闘記

8月23日(日)処暑

昨日の雨が大地を冷やしたのか、今日は30度を超えてはおりますが、それほど暑さを感じてはおりませんでした。

慣れというのは、こういう事なのだと実感しております。

先日のお稽古の疲れが、まだ体の芯に残っているのか、動きが緩慢なような気がしております。

授業の準備

高等学校もそろそろ夏休みが終わりますので授業の準備です。

今度の授業は、実技はできません。

なぜかと云えば、9月に入って最初の週が試験日になっておりますので、前期に勉強したところを復習しようと思っているからです。

試験勉強は、生徒たち個人の責任でやるべきものですが、私としては、全員に良い点を取ってほしいので、一週間前全員で試験問題を想定して復習をしようと思っております。

自作の資料

教科書では、通り一遍の事しか書いてありませんので、「ここは」と思う所は、自作の資料を渡して勉強しております。

資料が増えると、試験の範囲が広がりますが、どうしても知ってほしい事ですから・・・。

利休四規七則なども、サラッと載ってあります。それでも、茶道と仏教とのつながりを考えると、百丈禅師までさかのぼってしまいます。

三時

今日は、一日パソコンの前から離れられず、資料を作成して印刷したりと気ままな一日でした。

三時のおやつはスーパーのお団子です。

夕方までかかってしまいましたが、普段の自分と全くかけ離れた事をしていると、結構面白くはかどっておりました。

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昨日の花を持ち帰って・・・

2020-08-22 16:56:51 | 今日の一服

822日(土)

猛暑日という連日の暑さからようやく解放されましたが、暑い事には変わりありません。

今日は夕方から雨が降るという予報ですので、昼過ぎには出したあった玄峰老師や球童老師のお軸をしまいました。

三幅の軸が掛けてあった床の間がいっぺんに寂しくなってしまいました。

 

昨日の学生たちのお稽古に持参した花ですが、学生たちは後片付けで大騒ぎをしおりましたので持ち帰りました。

何時もは、好きな子がいて持って帰りましたが、今年の子達は興味がないのか欲しそうなそぶりも見せません。

タカノハススキ、カリガネソウ、ヤブミョウガと昨日の花です。

お菓子

老師方の軸をしまう以外は、ぼんやりと何をするでもなく、テレビを見ていても筋が分からずボ~トしておりました。

千疋屋さんのフルーツゼリーを食べました。

さすがにほのかな香りと程々の歯ごたえを楽しみながら頂きました。

一服

美味しいお菓子を頂きましたので、道具棚から秋の茶碗を出して一服をいただきました。

秋草の絵茶碗で、私の好きな乾山写しです。

昨日一日は、孫のような学生たちと過ごし、極力話をしない、消毒は徹底してやる事、お点前の前には手を消毒してから、そして、茶碗は一日自分専用にして共用しない事。準備は自分でする事など決めてのお稽古でした。

人数が集まっておりましたが、静かな静かな一日でした。

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