tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

新入生がやって来て・・・

2019-04-30 17:02:43 | K大學の稽古

4月30日(火)

朝から雨音をたてて雨が降っておりました。

一日中雨模様でしたが、大学へ行ってきました。

世の中10連休だ平成の終わりだとか囃したてておりますが、こちらの大学は公立ですが、単位の問題があるということで、30日1日と授業を行っております。

 

花は、踊子草と都忘れを生けました。もちろん大学生が生けたものです。

踊子草も都忘れも、自宅でのお稽古が始まるころには咲き切ってしまいますので持って行きました。

 

お菓子

花菖蒲だそうです。

餡子に抹茶が練りこまれているという不思議な味がいたしました。

雨でしたので近くのお菓子屋さんで買ったそうですが・・・

 

新入生

新入生がやって来ました。

いつまでもお客さんではいられませんので、袱紗捌き始めて見ましたが、若い人たちの覚えの速さにびっくりです。

新入生は男子5名、女子3名が新しい部員になりました。

男子には、「こういうお稽古事にようにこまごまとした事は、女性の方が早く覚えるから、隣で見ていて落ち込まないように」と笑いながら言って、「何か月か先には必ず追いついていますから・・」と付け加えてることも忘れませんでした。

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斑入りホウチャクソウが咲いて・・・

2019-04-29 17:41:05 | 庭の花

4月29日(月)

昼を過ぎたころから少しずつ雲が広がり、夕方には雨でも降りそうな感じです。

世の中ゴウールデンウイークといって騒がしいようですが、そんなことは全く影響のない生活をしておりますから、今日は一日庭の片づけをしたち草取りなどで一日が終わりました。

 

斑入ホウチャクソウ

草取りをしていると、目の前に斑入ホウチャクソウが咲いておりました。

ホウチャクソウは、ユリ科チゴユリ属で、北は北海道から九州までの山野の陰地にひっそりと自生しております。

この斑入りのホウチャクソウは自生しているホウチャクソウを元に作り上げた園芸種だそうです。

 

フイリホウチャクソウ

強い品種のようで、ほかの植物の中でも生き残り花を咲かせております。

周りには、桜蓼、野紺菊、丁字草などと一緒のところに植えてありますので、よく負けないでいるといつも感心してしまいます。

茶友から頂いた花ですので、1本だけでしたが今では10本くらいになっております。

まだまだ殖えそうな気配です。

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古民家での新緑茶会は・・・

2019-04-28 18:11:29 | 茶会

4月28日(日)

昨日とは打って変わってきれいな青空が広がり気持ちがよい五月晴れといったところです。

今日は茶友が釜を懸けるという事でしたので朝から出かけ結局夕方までかかってしまいました。

 

会場

文化財に指定されている古民家が会場でした。

天井の屋根を葺いている竹がむき出しになっている豪農のお住まいだったようです。

 

薄茶席

薄茶席の外観です。

母屋から離れた隠居部屋といった風情です。

最後のほうに入ったので、両手をついて挨拶もできないほど詰め込まれてしまいました。

 

野点席

青楓の茂る日陰に設えた野点席は気持ちがよいお茶をいただけました。

ここの席は表千家が担当しておりましたので、私どもとはちょっと違いますが、広々とした席でしたのでゆったりと楽しませていただきました。

 

 

野点席

信楽の徳利に花が三種入っておりました。

裏千家担当

裏千家は母屋でお濃茶を担当しておりました。

暫くぶりに会った茶友に手を捕まれて正客の場所へ連れて行かれ、あとから続く方々には、「正客が決まりましたので、どうぞお好きなところへお座りください」と案内しておりました。

茶友にも会えたし、ゆったりとした席で、お濃茶をいただくことができました。

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黄花踊子草の本当の名前は・・・

2019-04-27 17:11:15 | 庭の花

4月27日(土)

雨は上がりましたが、約束されたようにものすごい風が吹いております。

時折吹く風は立っていられないほどの強さです。

 

ツルオドリコソウ

黄花踊子草とでも言いたくなるような黄色の花ですが、ツルオドリコソウといわれております。

花が終わると蔓を伸ばして繁殖しますので、こうした名前が付けられたのでしょうが、私としては、黄花という冠を付けて呼んであげたいと思っております。

 

ツルオドリコソウ

原産は、東ヨーロッパから西アジア地方だそうです。

鑑賞用に持ち込まれたものが、何らかの事情で野生化したものだといわれております。

とても強い花ですので、この時期には貴重な花といえます。

茶友から頂いたものですが、「ものすごく殖えるから・・・」という一言が付け加えられて、我が家にやって来た花です。

今日は一日のんびり過ごしました。

好きな映画を見ながら、お茶を飲み、お煎餅をポリポリと食べ、なんと幸せな一日だったのでしょう。

 

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覚えることは道具の名称から・・・

2019-04-26 17:11:02 | 非常勤講師奮闘記

4月26日(金)

朝から断続的な雨が降っており、昨日から比べると10度も気温が低いそうです。

雨の降っているときの外出は苦手ですが、高等学校へ行ってきました。

 

この部屋で

この広い和室が茶道の授業をする部屋です。

今年度は男女合わせて22名です。

11名ずつ3限と4限に分かれて90分の授業になります。

まず、道具の名称を覚えてもらうことからですので、あとの大変さがわかると思います。

大学のように、上級生がいれば手分けして教えることもできますが、高等学校は、毎年生徒が入れ替わります。

その理由は、授業であることです。

クラブ活動でしたら、各年度ごとに部員が残りますが、ここでは、新年度ごとに生徒の入れ替えがあります。

 

お菓子

授業として、できるだけ多くの生徒たちに茶道を通した日本文化を体験させたいためだそうです。

限られた90分という時間内で、教科書を勉強して、残った時間に実技に入るという授業内容ですので、卒業までに盆略ができるようになれば上等です。

時間の分配は、私の裁量で教科書30分、実技30分、そして、お茶をいただく時間30分と分けております。

ある程度お点前ができるようになると、お客様もできるようになりますから、実技が60分取れるようになります。

でも、今は、お茶をいただくだけでも30分以上かかってしまいます。

 

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オドリコソウが咲いて・・・

2019-04-25 17:04:27 | 庭の花

4月25日(木)

朝の雨も上がり暖かな陽気となりました。

昨日の雨で庭の花々も生き生きとしておりましたが、中でも「踊り子草」が咲きだしておりましたので嬉しくなってしまいました。

 

オドリコソウ

一昨年友人が持ってきてくれた踊子草ですが、背丈が伸びすぎて曲がってしまい床の間に飾ることができませんでした。

今年は、肥料も控えめにして、保護柵を細かく作って倒れないように育てました。

 

踊子草

どの茎も真っすぐ伸びており、今年は茶花として使えそうですが、連休でお稽古がありません・・・・

踊子草は、シソ科オドリコソウ属の多年草で、日本全国に分布しております。

山道に入る途中の道路端などに群生しており、どう見ても雑草のようですが、いざ育てるとなると案外難しく、ちょっと手こずったことがあります。

我が家の踊子草は白ですが、紫がかった種類もあります。和名については、いつも感心してしまいますが、「踊子草」とよくぞ付けたと思います。

ラインダンスか花笠踊りか・・・・

 

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大学院生二人が私の代わりに・・・

2019-04-24 17:28:25 | 大學の稽古

4月24日(水)

朝からしとしとと雨が降っておりました。

雨の日の外出は好きではありませんが、大学へ行ってきました。

 

床の間

床の間は、白山吹と蔓日々草です。

どちらの大学も同じにと思っておりますが、昨日は、木五倍子で違ってしまいましたが、その時の状態ですので仕方がありません。

 

院1年生

今年から大学院生になりましたが、引き続き茶道を続けてくれておりますので、助かっております。

 

院2年生

院2年生です。

一年生の時から六年間続けていることになります。

何でも分かっておりますので、下級生の事は安心して任せておけます。

こうして、院生二名が私の代わりに下級生たち見てくれますので、私はその時のお稽古に集中していられます。

今日も一名、元気の良い新入生がやって来ました。

 

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稽古熱心は上達が早い・・・

2019-04-23 17:41:00 | K大學の稽古

4月23日(火)

初夏のような一日でした。

今日は大学へ行って来ましたが、部屋に入ったらエアコンが入っており、暑つくなっていることを実感いたしました。

 

花は、木五倍子に蔓日々草です。

何とか炉の花をと思ってはおりますが、少しずつ草の花が多くなってまいります。

 

お菓子

お菓子は、端午の節句の間近ということなのか練りきりの「兜」でした。

 

三年生

三年生です。

落ち着いてお点前ができるようになりました。

細かいところが気になりますが、上手になって来ましたのでこの調子を続けてほしいと思います。

 

二年生

盆略から風炉に移って半年たちますが、手順はすっかり覚えましたのであとは細かいところを注意しながら見て行こうと思っております。

みんな稽古熱心ですので上達が早く、そのうち二年生も三年生も、そして四年生もわからなくなってしまいそうです。

 

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山芍薬が咲いて・・・

2019-04-22 17:53:10 | 庭の花

4月22日(月)

夏を思わせるほどの暖かさでした。暖かさ・・・というより暑かったというほうが正確のような一日でした。

今日はストレッチ教室に行ってきました。

 

山芍薬

山芍薬が咲き始めました。

蕾は昨日ですので今日のうちに咲き始めると思っておりました。

思っていた通り、朝開き始めておりました。

 

ヤマシャクヤク

多分夕方には開き切ってしまうと思います。

写真は、今開いたばかり・・・一番きれいなところです。

山の貴婦人と呼ぶ人もいるほどの花です。

山を歩いて、ちょっと木陰などに咲いていることが多く、見た時には膝まづいて見入ってしまいます。

若いころは、よく山へ出かけておりましたので、この花を見る機会ありましたが、最近はもっぱら自宅の庭での鑑賞という不自然な形になってしまいました。

今でも、前によく行った山のあの場所に行けばきっと見られると思います。

そこは、白根葵も群生しており、おにぎりを食べながら飽きずに花を見ていたことが思い出されます。

 

 

 

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タンポポの綿毛はジッと春風を待って・・・

2019-04-21 17:28:16 | 私の散歩道

4月21日(日)

雲に覆われた日曜日でしたが、雨も降らずに春らしい暖かな一日でした。

今日は久しぶりに郊外の散歩に出かけました。

 

タンポポの綿毛

郊外を歩くと道端にたくさんの丸く柔らかそうなタンポポの綿毛をよく見かけます。

子供のころは、学校帰りにこの綿毛の茎をちぎって、「フ~!」と息を吹き付けて飛ばしたことを思い出しました。

綿毛は、自分を運んでくれる春風をじっと待っております。

さわやかな春風に乗って、遠くに着地して子孫を残してゆきます。

 

山吹

友人がたくさんの山吹を届けてくれましたので、洗面所に飾りました。

ほとんど蕾ばかりでしたが、一晩で満開になっておりました。

咲きたくて、じっと待っていた花ですから、暖かな家の中では一気に開いてしまいます。

洗面所も一層の明るさを増しておりました。

 

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