tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

軽井沢茶会

2019-06-30 20:17:23 | 茶会

6月30日(日)夏越の払い

朝の大雨も午後にはカラリと上がり、抜けるような青空が広がっておりました。

今日は茶友がお釜を懸けるということ軽井沢に行ってきました。

軸は、「清光何處無」玉舟和尚筆で中々拝見する事はできないお軸でした。

さすがに軽井沢です。

ヤブレガサ、白花シモツケ、シモツケ、メタカラコウ、クガイソウの5種が、大きな末広篭に生けてありました。

こちらは、立礼席でした。

花は、クガイソウ、カワラナデシコ」、ツキヌキニンドウの3種でした。

茶席から

どちらも素晴らしいお道具組で楽しませていただきました。

茶席からの眺めも素晴らしく、美味しい一服と心和むお茶会でした。

万平ホテル

お茶会が終わってから、万平ホテルに寄って、お茶とケーキを頂きました。

万平ホテル

当時のまま残っているホテルは珍しく、なんとなく私どものような古い人間には合いそうな雰囲気を醸し出しておりました。

すがすがしい軽井沢とお茶会を楽しんで来ました。

お茶席の写真は、どちらも席主のお許しを得ての撮影でした。

 

 

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庭の花々を生けてのお稽古は・・・

2019-06-29 17:17:12 | 自宅稽古

6月29日(土)

朝から厚い雲がどんよりとしております。

今日は自宅でのお稽古でした。

花は、自宅の花々で、八丈糸芒、沼虎の尾、蛍袋、白花蛍袋、半夏生の五種です。

大きな鵜籠に生けてみました。

軸は、画賛で「天下松風一碗中」です。

床の間

今日のお稽古も点茶盤を使っての立礼でした。

この一週間は、月曜日に大工さんが入り玄関の大修復が始まり、その最中に大学、高校とありましたので、体中がクタクタといった状態です。

そんな一週間でしたが、無事に自宅でのお稽古もできた事ですので、いつにも増した安堵感でいっぱいです。

 

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初心者に帛紗のさばき方から・・・

2019-06-28 18:35:43 | 非常勤講師奮闘記

6月28日(金)

台風もあっという間に去ってゆきました。

今日は高等学校へ行って来ました。

半夏生

今日高等学校は、帛紗捌きから一歩進んで、お棗をふき茶杓を清めるところまで進みました。

10名の初心者を一斉に同じことを進めるのは大変なことで、四限を始めるころには、頭がぼーっとしてきました。

ネジバナ

何とかできるようになってきましたが、来週には忘れているかもしれません。

そんな訳で、休み時間にお菓子の写真すら撮ることができませんでした。

今日は自宅の花です。

半夏生は今が盛りですが、ネジバナはこれからだと思います。

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ヌマトラノウやマツモトセンノウが咲きだして・・・

2019-06-27 17:11:29 | 庭の花

6月27日(木)

午前中は薄日が射しておりましたが、午後からはポツリポツリと降ってきました。

南の方では台風だとか言っておりますが・・・

ヌマトラノウ

昨日あたりからいっぺんに咲き始めました。

私の好きな花の一つで、じっと見ていても飽きません。

近くの小川が埋め立てられてしまう時に、作業をしている方にお願いして、スコップ一つ分を堀上て頂いてきたものです。

今では、大勢の方々に分けてあげ、それぞれのお宅で咲いているそうです。

可愛い花

あまり見かけませんが、繁殖力は旺盛ですのでよく育ちます。

差し上げた方によっては、退治しているとか聞いております。

マツモトセンノウ

我が家の野草棚で、マツモトセンノウきれいに咲き始めました。

私の腕が悪いのか、カメラが悪いのか、本物はもってもっときれいな色です。今のカメラですから、きっと撮り方が悪いのだと思います。

この花の本当の色をお見せしたのですが・・・

玄関の式台

白アリに住み着かれた式台を変えました。

開けてびっくりでしたが、ほかに被害はありませんでしたので良かった・・・

そして、白アリは一匹もいませんでした。

食べるだけ食べて、どこかえ行ってしまいました。

朝から、ぐちゃぐちゃだったお茶室や玄関に畳を敷き襖をはめ込み、掃除をして夕方になってやっと終わりました。

お菓子

お菓子は、青楓でした。

疲れておりましたので、なんと美味しかったことか・・・

八つ橋の茶碗

今シーズン最後ですので、三時の時に頂きました。

疲れた体にしみこむように、体中に溶け込んでいったようです。

白アリなんて、よそ事のように思っておりましたが、まさかまさか・・・でした。

これでしばらく安心して生活ができます。

 

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一年生も二年生も少しずつ・・・

2019-06-26 20:15:15 | 大學の稽古

6月25日(水)

蒸し暑い一日でした。

今日も大学へ行ってきました。

こちらの大学も昨日と同じ花です。

八丈イトススキ、白花ホタルブクロ、半夏生の三種です。

私の定座から

私の座っているところからの床の間です。

床の間の拝見といった席入りのできない茶室です。

どなたが設計したのか存じませんが、とにかく使いずらいお茶室ですが、四畳半、八畳とそろっておりますので、工夫して使っております。

お稽古は、一年生、二年生を中心に見ておりましたので、写真を撮る間がありませんでした。

我が家では、今日も大工さんが入っておりますので、気が気ではありませんでしたが、帰って来た時にはきれいに仕上がっておりました。

これでしばらく安心して暮らせます。

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お菓子は「紫陽花」美味しかった・・・

2019-06-25 20:19:01 | K大學の稽古

6月25日(火)

昨日から比べると気温も上がりましたが、ムシムシとした一日でした。

今日は大学へ行って来ました。

花は、八丈イトススキ、白花ホタルブクロ、ハンゲショウの3種です。

白い花ばかりですが、庭を見渡し咲いている花を切って持参いたしました。

生けたのは大学生です。

少しづつきれいに生けられるようになって来ました。

三年生

三年生ですが、桜まつりや青年部でのお点前など、大学以外にお茶会があったために、いっぺんに上達いたしました。

やはり目的を持ったお稽古は実を結ぶのが早と実感しております。

これからも、機会があるたびに声をかけて、参加させてゆこうと思っております。

紫陽花

今日のお菓子は、「紫陽花」でした。

同じお菓子屋さんですので、こうしてダブルことがしばしばです。

こなしに胡麻餡のお菓子です。

説明しなくとも味が分かってしまうほど定番といえるお菓子です。

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家が蟻の餌食に・・・

2019-06-24 17:58:43 | 日常雑感

6月24日(月)

朝から雨が降っております。

梅雨らしいといえますが、肌寒い一日でもありました。

情けないことに

玄関の式台に白アリに侵食された形跡がありましたので、我が家を手掛けてくれた大工さんに連絡をすると来てくれました。

大工さん「これは・・・中まで食ってるかな~」嫌な予感がしましたが、お任せするよう仕方がありません。

開けてびっくりです。

すっかり食べて

この角材だけがこんな状態でした。

式台を支えていた材木ですが、中まですっかり食べられておりました。

すでに食べつくして蟻は一匹もいませんでした。

大工さん「この木だけよほど旨かったんだね」

でも被害が広がっていなくてよかった・・・

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熱田宮宿~桑名宿~富田まで・・・

2019-06-23 17:10:15 | 東海道五十三次の旅

6月日23日(日)

昨日同様、はっきりとしない一日でした。

久しぶりの日曜日という感じですが、今日は先日の東海道五十三次散歩の最終日を備忘録としてまとめたいと思います。

 

熱田宿の七里の渡し場

昔の旅人は、ここから船で桑名宿に向かいました。

 

バスで

私たちはバスで桑名宿を目指します。

途中の景色は、いかにも人工的な風景ですが、太陽光発電がびっしりと並んでいたのには驚きました。

埋め立てをしたのは、何を目的としたのでしょう・・・。

 

薩摩藩士が眠る寺・海蔵寺

ここには海蔵寺には、大勢の薩摩藩士が葬られたお墓がありました。

桑名の沖合は、揖斐川、長良川、木曽川が伊勢湾に流れ込む合流地であったために、毎年のように洪水が発生したそうで、これを改善するべく命を受けたのが、薩摩藩だったそうです。

工事が難航して、中々完成をしない責任を取って切腹をした藩士もいたといわれております。

工事中に病気などで亡くなった藩士、責任を取って切腹して亡くなった藩士など、それぞれがこのお寺に埋葬されておりました。

この難工事も一年三ヶ月という歳月と、総工費四十万両という大金をつぎ込んで完成したといわれております。

 

七里の渡し場

舟で発った旅人は、桑名宿のここに到着しました。

 

桑名藩の櫓

桑名宿玄関口に当たり、伊勢神宮の入り口でもありました。

入って来る旅人を監視していたそうです。

 

七里の渡し

桑名宿にも七里の渡しの碑が建っておりました。

 

伊勢神宮への鳥居

舟から上がった旅人は、伊勢神宮への鳥居をくぐって宿内に入って行くことになります。

 

通り井跡

桑名では、地下水に海水が混じってしまい生活用水とはできないために、藩主が陣頭指揮して、2キロ先の川から水道を引くことにして、町内の主要道路の地下に、木樋や竹筒を埋め込み、道路側溝に正方形の升を設けて、人々は釣瓶でますから水を汲み上げ生活に使っていたそうです。

驚いたことに、明治34年に近代水道が完成するまで280年の間、この水が人々の生活を支えていたといいます。

写真の「井」は、ここに水道の升があったことを示しております。

 

春日神社

春日神社は、一つの鳥居をくぐると二つの神社をお参りができるという変わった神社です。

桑名神社と中臣神社ですが、奈良から春日四柱を勧請してからは「春日大明神」と呼ぶようになったといわれております。

珍しい青銅の鳥居が建っている事でも有名です。

 

しるべ石

東京でもありましたが、迷子になった子供の特徴など書いて貼っておくと探し当ててくれたそうです。

 

桑名城石垣

桑名城の石垣の一部ですが、見られるところです。

野面積みといわれる石垣ですが、当時の様子を思いめぐらせる絶好のところです。

 

道しるべ

右京都伊勢と指で指しております。

左江戸

向きが変ですが、あった場所からこちらに移動したのでしょう。

 

マンホール

七里の渡しが描かれております。

 

桝形

桑名宿もこうした桝形の曲がりがいくつか残っております。

 

マンホール

桑名宿のマンホールです。

その手は桑名の焼き蛤・・・

 

桑名宿

通りは昔のままだそうですが、家はすっかり建て替えられておりますので、街道だったという雰囲気は全くありませんでした。

 

火の見櫓

街道沿いに立っておりました。

 

常夜燈

街道筋に立つ常夜燈で、東海道の道しるべとして、また、伊勢神宮への祈願を兼ねて岐阜の材木商が寄進したものです。

市の有形民族文化財に指定されております。

 

縄生村一里塚

日本橋から97番目の一里塚ですが、作り立てホヤホヤといった感じです。。

宮宿の89番目からずいぶん飛んでいると思うでしょうが、海上の七里を加えて97番目と数えるそうです。

海上もちゃんと数えるんですね・・・

 

東海道

見るところもなくひたすら歩く東海道です。

 

こんな看板

東海道はこので左に曲がりますが、多くの人がまっすぐ行ってしまうそうです。

看板は新しく、案内人のいない街道歩きの人にはありがたい看板です。

 

宝性寺

歩き続けておりましたので、一息入れるのに丁度よいお寺さんでした。

宝性寺といいます。

ご本尊は、石山寺を開基した良弁僧正による一刀彫の「十一面観世音菩薩像」です。

かっては幾多の坊を有する寺院だったそうですが、幾多の戦火に巻き込まれ、現在の姿になっております。

特筆すべきは、どこの宗派にも属さない単立寺院だそうです。

もっとお賽銭あげてくればよかった・・・

 

富田一里塚

日本橋から98番目の一里塚です。

今はこの碑が残るのみですが、かっては大きな榎が建っていたそうですが、全く面影はありませんでした。

 

マンホール

個々のマンホールは、広重の「松寺」をデザインしてります。

 

富田駅

今回の東海道五十三次散歩のゴールでした。

駅の向こう側でバスが私たちを待っております。

ここから東京を目指して5時間のバスの旅が始まります。

次回の東海道五十三次散歩は、今のところ予定がたたずにおります。

 

 

 

 

 

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川蝉の絵 賛水上青々翠」を掛けて・・・

2019-06-22 16:43:44 | 自宅稽古

6月日22日(土)

雨は降ってはおりませんが、何となくどんよりとしております。

今日は自宅でのお稽古でした。

 

床の間

カワセミの画賛を掛けました。

緑深まった渓流でカワセミが魚を狙っているのでしょうか・・・

この時期になると掛けたくなってしまいます。

 

花は、鵜籠にクガイソウ、カワラナデシコ、キンシバイ、ハンゲショウ、八丈イトススキの5種です。

今我が家で咲いている花々です。

 

お菓子

お菓子は、「水無月」です。

この時期になるとどこの稽古場でも使われると思います。

お菓子屋さんの話によると、「最近では、一般の方々も買いに来られます。」といっておりましたが、ニュースや口コミなどで広がっているのだと思います。

 

一服

何時ものように、お稽古が終わった後の一服です。

一週間の終わり・・・幸せなひと時です。

 

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点茶盤でのお稽古は・・・

2019-06-21 17:06:10 | 自宅稽古

6月日21日(金)

雨も降らずにおりますが、ムシムシとした一日でした。

今日の高等学校は試験週間ですので、通常授業はお休みでした。

今日は自宅でのお稽古です。

 

点茶盤

今日も点茶盤でのお稽古になりました。

前にも書きました通り、88歳という高齢の方が、バスに乗り、降りたところから我が家まで歩いていらっしゃいます。

信じられないほどの元気さです。

さすがに最近は、水指を持っての立ち上がりに難渋しておりますので、水指の水を少なくしたりしておりましたが、やはり立礼が一番良いとの事ですので、安心してお稽古ができる環境を整えてやるのも私たちの仕事だと思っております。

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