tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

二人で主となり客となり・・・

2021-04-18 17:38:08 | 巣ごもり日記

4月18日(日)

朝から強い北風が吹いております。

午後散歩に出かけましたが、立往生してしまうほどの強い風が時々吹いておりました。

散歩から帰り落ち着いたところで、今月使った道具で私たちだけのお茶会ごっこをしました。

道具組

水指は可憐な花を描いた物、茶碗は乾山写桜の絵、そして棗は「流水春草蒔絵」です。

今月のお稽古で使った道具ですので、私たちも主となり客となってお茶を楽しみました。

水指

水指は、かれんな花を描いた物で見立です。

これは水指に使えると思って買求めました。

見た目より軽いので運びでも普通に使っております。

御菓子

お菓子は、花より団子で、午前中に買い物に行った時に買って来たもので、お菓子屋さんのお団子とは少し違います。

それでも、菓子器を選んで盛り付ければ何とか様になりますが、お味は・・・

写真では美味しそうですね。

桜の絵

やはりこの茶碗になってしまいます。

若い頃、懐と相談しながらやっとの想いで買求めた茶碗ですので、殊の外愛着があります。

今月もまだありますので、また使うようです・・・

 

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青竹の箸を作って・・・

2021-01-12 17:16:44 | 巣ごもり日記

1月12日(火)

朝から気温が上がらず底冷えのするような一日でした。

今日は大学がお稽古ができなくなってしまいましたので、前から気になっていた箸を作る事にしました。

材料

先日の垣根作りで余らせて置いた青竹が材料です。

寸法に切って、鉈で割って作って行きます。

 

割って

少し長めに切りました。

素人ですので削り損ねがありますので、少しだけ長くして置きました。

二時間

作り始めて2時間がたちましたが、まだまだ箸の形だけですので、根気よく削ってゆきます。

だんだんと小刀が切れなくなって来ましたが、研ぐのも大変ですのでそのまま続行です。

切れない刃物は気を付けないと怪我の元ですし、出来栄えも良くありませんが、研ぎ出しで何とかしようと思っておりました。

完成

作り始めて3時間半で、中節3組、元節2組。両細2組作りました。

これだけ揃えて置けば、10人くらいのお茶事なら何とか間に合いそうです。

竹が固くならない内にできて良かった・・・

早くお茶事ができる日が来るといいな・・・そんな事を思いながら作っておりました。

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お正月の道具をしまいながら・・・

2021-01-11 16:54:54 | 巣ごもり日記

1月11日(月)成人の日

連日の寒さが続いておりますが、今日は成人の日ですので大学生たちも、どこかの式場で晴れ姿で祝っていただいていることでしょう。。

この寒さですので、散歩に出かけるのを躊躇していたら夕方になってしまいました。

それでも、まだまだ、お正月用の道具が出ておりますので、少しずつ片付け始めております。

待合の軸

皆さんがいらっしゃった時に、身支度を整えるところです。

私の尊敬しております、晃仙禅師の御染筆の赤達磨ですが、頂いた時に、「特別です」という一言が添えられておりました。

今でも、その意味が解らずにいる私です。

赤達磨

福達磨 七転八起 大吉祥と書かれております。

豆大福

近くにいる兄が買って来てくれました。

道の駅に買い出しに行ったそうで買って来てくれました。

自作の器にのせて三時に頂きました。

一服

信楽の茶碗で一服です。

友人の代表作ともいえる茶碗ですので、大事に使っております。

出した道具も使うことなく再びしまうわけですが、この騒ぎが落ち着くまでの辛抱しんぼう、と言い聞かせながらやっておりました。

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花びら餅を食べるとお正月を感じて・・・

2021-01-09 16:35:54 | 巣ごもり日記

1月9日(土)

相変らずの寒さで、日本海側の雪には驚くばかりです。

普段通りであれば稽古日ですから、今頃お稽古の真っ最中なのかもしれませんが、何だか拍子抜けの日になっております。

花びら餅

一昨日の大学のお稽古で頂いた花びら餅です。

このお菓子を頂くと、素直にお正月を感じてしまいます。

このお菓子を頂くようになって何年経つのでしょう・・・すでに記憶の外になっているほどの昔から、という事になります。

三時にいただきました。

一服

今年初めてのお抹茶です。

まさか正月早々から、自分で点ててお抹茶を頂くとは思いもよらない事です。

初めてのお茶ですので、黒を使い心を込めて点てました。

お茶の香りを堪能しながら、ゆっくりといただきましたが、こんな事がいつまで続くのか・・・気が滅入ってしまいます。

今日も散歩に出かけてきましたが、道路の込み歩合は、前回の緊急事態宣言とは比べ物にならないほど混んでおりました。

私は、歩道を黙々と歩くのみでした。

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お稽古の再開をは、窓を開けて・・・

2020-06-03 17:45:28 | 巣ごもり日記

63日(水)

梅雨間近だそうですが、うす曇りで蒸し暑い一日でした。

今週からお稽古の再開を決めましたので、窓を開けての換気が大事だそうですので、網戸の張替えをしました。

お茶室周り4枚の張替えです。

上手くいくか

慣れない作業ですが、「そこ持ってて!」「引っ張って!!」など、大騒ぎをしながら張替えをしましたが、一枚目は思うように行きませんでした。

 

小窓用

この小窓用の網戸から始めればよかったのに、いきなり大きな窓用の替えを始めましたので、中々上手く行きません。

網戸は失敗したから張り直しというわけには行きませんので真剣です。

小窓用は動きも楽ですのできれいに出来ました。

素人仕事は、慣れて来るころには終りですので、最初の網戸は、もう一度やり直したいようですが、我慢のしどころです。

お菓子

餡子屋さんの餡子です。

冷凍してありましたので、アイスクリームを食べるように頂きました。

仕事をしておりましたから、冷たいお菓子が何とも言えないご馳走です。

一服

紫陽花の茶碗で一服です。

午後1時に始めて3時半に終わりましたので、かなり時間が掛かったといえます。

慣れない仕事は疲れます。

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薫風を感ながら押入れはスッキリと・・・

2020-05-30 17:01:55 | 巣ごもり日記

530日(土)

今日も快晴です。

さわやかな南からの風がやさしく吹き抜けております。

私共の地域も、6月から動き出しますので、今までのんびりしていた罰のように気忙しくなって来ました。

ミオーヤナギ

昨日は咲いていなかったのに、今朝見るとたくさんの花が開いておりました。

私が茶花に興味を持ちだした頃は、ミオーヤナギと呼んでいたような気がしておりますが、最近は、ビヨウヤナギと呼んでいるらしい・・・

ビヨウヤナギを漢字で書くと「美央柳」と書いております。

どれが正しいのか解りませんので、私は「ミオウヤナギ」と呼んで行きたいと思います。

葉が柳に似ておりますので、柳の仲間のような気がしますが、オトギリソウ科でヤナギとは全く別なものだそうです。

お菓子

今日のお菓子は、餡子です。

餡子専門店から買って来た餡子です。

餡子大好きな私は、時々買って来ては、いろいろにアレンジしていただいております。

癖の無い後口の良い餡子です。

一服

朝から押入れの大掃除で、何年も使っていない布団など捨てることに決まりました。

気が変わらないうちに、表に出してしまおうと思っております。

一日中働いておりましたから、この一服は各別な味がいたしました。

薫風を肌で感じながら押入れもスッキリと半分になり、気分は爽快といったところです。

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毎朝の検温で解った事は・・・

2020-05-29 16:59:30 | 巣ごもり日記

529日(土)呉服の日

朝から快晴、過ごしやすい一日でした。

今日は呉服の日だそうです。

巣ごもり生活も、もう少しで終わりになりますので、何だか気持が忙しくなって来ました。

ミヤマホタルブクロ

地植えでは殖えてしまうのでプランターで育てております。

花芽が立ち上がってからは風に弱いので、腰掛け待合の前に避難しておりました。

待合の前に結界が置いてありますが、この結界が丁度支えになって花を咲かせております。

今が満開です。

検温

高等学校から45月の休みの間、毎朝体温を計って記録するようにと「健康観察の記録表」が渡されました。

毎朝、目が覚めると一番にすることが「検温」です。

お陰で、自分の健康体温を知ることができました。

低い時は、35.7度。高くても36.1度でしたので、自分自身の体温が正確に分かりました。

ちょっと低いのに驚きました。

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四回目の「巣ごもり茶会」ですが・・・

2020-05-26 18:15:07 | 巣ごもり日記

526日(火)

昨夜来の雨も上がり、初夏の日差しが戻ったかと思いきや夜には再び雨が降りだしております。

今日も学校はお休みですが、6月からは授業が始まるそうですので、徐々に普段の生活に戻って行けそうです。

今日が「巣ごもり茶会」の最後になると良いのですが・・・

床の間

床の間は、軸「清風八極生」を掛けました。

三月からコロナ騒動でお稽古はお休みという事でしたが、徐々に解除されておりますのでこの軸を選びました。

八極とは、私たちがよく口にする、四方八方の「八方」の事で、四方は東・西・南・北の事をいい、八方は、四隅の事で乾(西北)、坤(南西)艮(北東)巽(東南)をいうそうです。

合わせて八つ、八方から清らかな風が生まれ吹いて来て、コロナを吹き飛ばしてくれるのではないかと思っております。

花は、八丈糸ススキ・ミヤマホタルブクロ・ハコネウツギの三種です。

花入は「自然釉伊賀耳付」です。

先日、全焼してしまった友人の穴窯で焼いた作品で、友人曰く、「これと同じものは二度と取れない」と言い、我が家に来る度に「見せて」とせがみ、出すと膝に乗せいつまででも触り感触を楽しんでおりました。

多分、手放すのが嫌だったのではないかと秘かに思っております。

でも、この花入のお陰で、高島屋や銀座松屋の個展の開催に繋がったのです。

 

点前座

お稽古再開に向け、最もポピュラーな更好棚でお稽古です

水指は、タイ青磁、茶碗は八つ橋の絵、薄器は柳蒔絵、蓋置はハワイ土産のナフキンリングです。

タイ青磁は、寺院での仏具だそうで、トランクに詰めて持って来ました。

今では、多分持ち出しができないと思います。

お菓子

お菓子は、「虎屋の水羊羹」です。

二人だけで頂いておりますのでまだあります。

一服

八つ橋の絵の茶碗です。

八極からのさわやかな風で、このコロナ騒動が収束してくれることを願って一服をいただきました。

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三回目の巣ごもり茶会は・・・

2020-05-17 18:10:34 | 巣ごもり日記

517日(日)

朝からさわやかな青空が広がっておりました。

過ごしやすい日曜日でしたが、相変らず巣ごもり状態が続いております。

今日は三回目の「巣ごもり茶会」です。

 

床の間

軸は、「雲自去来」、沼津市の松陰寺住職聴松老師揮毫です。

この寺は、何度も訪ねておりますが、白隠禅師のお寺として有名なところで、東海道五十三次散歩の時も立ち寄って、白隠禅師のお墓参りをして来ました。

 

花は、昨日掲載しました「八咫草」を生けました。

家族だけの茶会ですが、珍しい花でしたので唐銅の鶴首に生けましたが、小さな花ですが品格がありますので、一種だけで充分存在感を発揮しております。

点前座

今回も外国みやげを中心に道具を組んでみました。

中々普段のお稽古で出して使えないような道具ですので良い機会です。

 

点前座

風炉は朝鮮、水指は景徳鎮、棗は中国昆明、茶杓は中国、茶碗はベトナム、建水はカンボジアなどですが、手に取ると若かった頃、先生のお供で中国を始め東南アジアに出かけていた事が懐かしく思い出されます。

もう遥か彼方のお話しです。

香合

これも中国の土産です。

中国の奥の方に大理というところがありますが、ここでの土産です。

この地方に漆の原点があるそうで、時間があると小さな店を観て歩いておりました。

 

お菓子

お菓子は、まだあります、

虎屋の水羊羹です。いつ食べても美味しい・・・

一服

茶碗は、ベトナムのバッチャ焼です。

昔は、この手の焼物を安南手といっていた物です。

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「巣ごもり茶会」の香合は・・・

2020-05-11 16:41:18 | 巣ごもり日記

511日(月)

朝から基音が上がり、なんと真夏の暑さです。

コロナ騒ぎの中、体力の無い方は相当な負担になっている事だと思います。

こんなな急劇な温度変化の日には散歩などとても行けません。

 

香合

一日遅れてしまいましたが、昨日の香合です。

遥かに昔、タイに旅行したときに買って来たものです。

タイの人々は何に使っているのかは分かりませんが、「香合に使えそう」と思って買ってきました。

ユーモアいっぱいの水鳥ですので、水色の紙釜敷飾ってみました。

買ってきてから、一度も床の間に飾ることがありませんでしたので良い機会でした。

 

これも昨日の「巣ごもり茶会」の軸です。

「鳥啼山更幽」何年か前のお茶会の待合に使った軸です。

テーマがホトトギスでしたので、待合には何を・・・

我が家の軸関係の事をいつも手伝ってくれる方に相談したら、こんな画賛の軸を送ってきました。

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