tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

坂の上の雲は・・入道雲

2012-08-31 18:47:33 | 日常雑感
猛暑日と言われております日が依然として続いております。

明日から稽古ですが、所用のためちょっと遠くへ出かけることになり行って来ました。



朝の空

今日は朝から遠くに入道雲がモクモクと出ておりましたので、心配しながら出かけましたが、雷雨にあわずに帰って来る事が出来ました。

それでも、雨が降らない日が続いておりますので一雨欲しいところです。

行った先が山でしたので、大急ぎで用事を済ませ帰りましたが、今頃降っているかも知れません。帰りがけの道の正面に凄い雲が形を変えながら大きくなっておりましたから・・・。



坂の上の雲は入道雲

山であんな大きい雲に出会ったら即退散・退散です。



アップでもう一枚

夏らしい入道雲です。あれほどモクモクと湧き出したく雲を久しぶりに見ました。暦の上ではもう秋真っ只中のに・・・。

今日も暑い暑い一日が終わりました。

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待ちに待った花がようやく・・・

2012-08-30 18:53:13 | 日常雑感
今日も暑かった。なんて暑い毎日なのでしょうか。雨が降らないので、庭木の枯れている家も出始めました。と言っている我が家もリュウノヒゲが枯れ始めてしまいました。



咲き始めたサギ草

今朝は野草棚が一段と明るくなったような気がいたします。

春先に植えつけたサギ草が咲き始めました。知り合いのところにやったサギ草は3~4日前に咲いたという連絡がありましたのに、我が家は・・・。

サギ草は、冬を上手く乗り切ると3倍くらい殖えます。殖えてくれるのは嬉しいのですが、その球根を捨てるわけにも行きませんから、たくさんの鉢に植えつけます。



離れて一羽が飛んでおりました。

しかし、サギ草とはよく付けた名前で、これ以上の名前はないでしょう。発見した人もビックリしたでしょうね・・・。

サギ草はラン科の多年草で、本州から九州の特産と言われておりますが、今では、多くの愛好家により栽培されて身近な花になっておりますが、造化の神の最高傑作のひとつかもしれません。

爽やかな花が暑さを忘れさせてくれ、涼やかな心地良い風を運んでくれました。

今年差し上げた家も花が終ったら引き上げて来ようと思っております。
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友達からの贈り物は何・・・

2012-08-29 18:31:00 | 日常雑感
残暑・残暑と言っていられない暑さが続いております。夏休みの終ったところ。もう少しのところ。まだまだずっと続くところなど色々ですが、一応私共のところの夏休みは終りということです。

暑さで・・・どうも・・・なんて思っておりましたら、友人Kさんがゴーヤをたくさん持って遊びに来ました。我が家特製の冷麺を一緒に食べながら、賑やかなひと時を過ごしました。



たくさんのゴーヤ

Kさんが帰った後が大騒ぎ、これだけのゴーやを何とかしなければなりません。こんな時は、切って天日干しが一番ですので、切り裂き中の種を取り除き細かく切り、笊に並べてベランダへ・・・



笊に並べたゴーヤ

重ならないように丁寧に並べ、こんな暑い日でも一日ではカラカラに乾燥はいたしません。やはり日は傾いているんですね。
そんな訳で、2日は干さないとならないでしょう。

こうして保存しておくと、ゴーヤのなくなる冬でも食べられます。我が家では、ゴーヤチャンプルはもちろんですが、パスタに入れることが多く、これがあれば冬でもゴーヤが食べられます。

ベランダには笊がズラッと並んでおりますが、片付ける時は、盗まれたように少なくなってしまいます。

冬の準備も着々と進んでおります。
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月と兎と仲秋は?

2012-08-28 18:05:56 | 茶の湯
もう直ぐに9月というのに一向に涼しくなる気配はありません。
それでも、朝晩の涼しさは少しずつですが秋に向っていることは感じさせてくれます。

九月に入ると使いたくなる道具の一つに、月や秋草を書き込んだ茶碗や水指そして棗や小さな蓋置などがあります。



月に兎の蓋置

これなどは出しておけば必ず使う道具です。
稽古の前には自分で使う物はすべて自分で準備をいたします。

稽古場に来たて、身支度を整えたら床の間へ進み軸を拝見することが基本です。
忙しく来て、このことを省略してしまうと、自分の使う道具類と重なってしまうことがありまして、拝見の折に「〇〇でございます」というと、すかさず、「軸と重なっています」「茶碗と重さなっています」などと先生から注意されます。

出ている道具の中から自分で考えて道具を組むことも大事なお稽古のひとつです。

この時期に月や兎がデザインされた道具は山ほどありますが、どうしてこの時期なのでしょうか?

中秋の名月・仲秋の名月どちらが正しいのか調べてみました。

陰暦の8月15日の事を中秋というそうで、陰暦では、7・8・9月が秋であったため、8月は7月と9月の真ん中で、その15日は8月の真ん中であるとめに中秋といわれるようになったそうですが、仲秋の名月といわれる8月15日ですが、必ずしも満月ではないそうです。


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続ける楽しさを・・・

2012-08-27 18:38:45 | 日常雑感
残暑というには余りにも暑過ぎる毎日です。

今日月曜日はストレッチ教室の日でしたので午後から行って来ました。

部屋は冷房が効いておりますから涼しいのですが、体を動かして行く内に汗がジヮーとしてまいります。

教室は2時から3時までの1時間ですが、午後の一番動ける時間帯の1時間ですから、その前後をいれると、午後はまとまった事は出来ません。
それでも今年で6年間続いておりますので、自分でもいい事だと思っているし止めようとも思いません。



ストレッチシートにボール(教室では撮れないので自宅のものです)


その内容は、インストラクターの掛け声で、体のストレッチを行ったり、腹筋を使った動き、背筋を使った動きなど1時間掛けて行います。そして、時にはボールなどを使い・・・。

中でも、「ハイ!四つんばいになって~」の声で、皆さん一斉に四つんばいになり、「ハイ!右手を遠くに上げましょう」その姿勢で居ると、「ハイ!左足を床と平行に伸ばしましょう」

この姿勢を30秒くらいキープします。「ハイ!おろして反対の手・・・足を・・・」こんな事をしておりますが、1時間していると汗びっしょりになります。

散歩とは違った筋肉を使うため翌日はあちこちが筋肉痛になりますが、好きな散歩をしてきますと、そういった痛みはなくなっております。

散歩とストレッチは欠かす事の出来ない運動で、お陰さまで職業病ともいえる膝の痛みもなく座っていられるのだと確信しております。

今日もいい汗をかきました。



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やまとことば 河出書房新社刊

2012-08-26 18:32:48 | 本棚の中から
相も変わらずの暑さです。猛烈な記録的な台風が沖縄に接近中と報道されておりますが、そんな事など嘘のように強烈な太陽が照り付けております。

今日は日曜日ですので、どこへも出かけずに家に閉じこもっていようと思い本棚に・・・手を取った小説は1日では読み切りそうもないので、何かないかと探しておりましたら、買ったことすら忘れておりました本が目に止まり開いて見ると、そのまま読み始めておりました。

初版印刷、平成元年の本ですので、24年前買ったことになります。忘れても無理がない・・・か。                        



やまとことば 河出書房新社刊 ~ことば読本~

この本は、著者はおらず著名な方々の文献の中から抽出してまとめた珍しい本です。こういった形態の本は始めて読んで見ましたが、それぞれの特徴というか特質が出ていて面白と思いました。

「字音語考 丸谷才一」という項では、剣術用語はたいてい和語である。たとえば、構え・足さばき・素振り・払い業・かつぎ業・竹刀・突き・こんな調子だ。

ところが野球用語は圧倒的に漢語が多い。内野・外野・投手・打者・三振・四球・盗塁・暴投・降板といふ調子で、枚挙にいとまがない。

これは言うまでもなく、この対比によって、漢語の多様は実は明治以降の現象で、明治維新前は和語で用を済ませていたことを、じつにわかりやすく示してくれたのである。

こんな風に書かれおります。

また、日本人が外来語を使うのに好意的であるという事も書かれており、それは戦後に始まったことではなく、千年以上も昔からのことであった。

中国の文字である漢字、中国の文章である漢文が日本に入ってくると、日本人は、この借用語を積極的に取り入れた。そして、現代でもその体質は変わらずに、欧米の文化を取り込みながら、私達の言葉や文章になってきている。

もうひとつ、三国一郎さんの「もうひとつ再考」のなかで、関西型の「もうひとつ」には「欠如」(マイナス)のニュアンスがあり、関東型の「もうひとつ」は、「附加」(プラス)のニュアンスを帯びる・・・・。

「もうひとつ」は、今時の若者言葉にすると「いまいち」となるのでしょうか?

この暑い日に随分暑苦しい本を読んでしまったようですが、言葉が言刃にならないようにしたいものです。

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道具は使ってこそ・・・

2012-08-25 18:02:44 | 茶の湯
立秋を過ぎ処暑を過ぎたというのに何という暑さでしょう。

午前中、所用を済ませ午後からは、少しずつ道具を出しながら、保管場所の整理などで一日を終えてしまいました。
出した茶碗は、秋草の絵・武蔵野・そして月を図案化した今風な茶碗でした。



9月から使います

この時期に使う茶碗や水指、そして棗などは、秋草の絵や武蔵野が多く使われております。
特に武蔵野は、関東のことをいう代表的な地域名でもあります。

昔から「どこまでも続く野原」をいい、「月の名所」として、様々な文学や美術品や工芸作品の題材になっております。
ススキと月を描いただけで「武蔵野」と分ほど、そのイメージが浸透し定着しております。

武蔵野を題材にした作品は、若い作家さんから名のある名工の作製したものまでたくさん店頭に並んでおります。
自分に見合った作品を手にして大切に使っていると道具は輝いてきます。
どんなに名工の作った道具でも、勿体無くて使わなかったり、美術館に飾られたりしたら、その作品は、道具としての役目は終り、その輝きは消えてしまいます。

道具は大切に使ってこそ・・・道具がその輝きを発揮するものだと思っております。


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こんな暑い日には・・

2012-08-24 18:52:33 | 日常雑感
なんて暑い日が続くのでしょうか。
これほど暑いと散歩に出かける気にもなれず、やらなければならない道具の出し入れも何とはなしにおっくうで仕方ありません。

そんな時は、一点に集中して好きな事をするに限る!と意気込んでパソコンの前座るも・・・。



ただ今編集中

先日草津温泉ホテルヴィレッジで行われたジャズの演奏会の編集に没頭いたしました。何とか今月中には・・・と、意気込んで見たものの完成しそうもありません。

でも、切ったり繋いだりの細かい編集は済みましたので、後はオーサリングをして、DVDに書き込めば完成です。



こちらは未完成

メディアに印刷するわけですが、もう少しスマートに完成させたいと考え、思考錯誤しておりますが、やっぱり、シンプルがいいように思います。Simple is bestでゆきましょう。



裏表紙
裏表紙は曲名ですので直ぐに出来ますが、問題は表紙で、何にするかで印象が全く違ってきますので、ここは慎重に考えなくてはなりません。
ソフトに入っている画を使うか、自分で撮った写真にするか・・・思案中!!



こんな感じかな・・・

こんな細かいことをしていると暑さも咽の渇きも忘れてしまいまして、時々大慌てで水分を補給しております。

何とか今月中には手渡したいと考えております。
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「日本の七十二候を楽しむ」 白井明大著 (東邦出版刊)

2012-08-23 18:04:47 | 本棚の中から
今日は処暑。
立秋から15日といわれており、暦では暑さが少しやわらぐころのことで、朝の風や夜の虫の音に、秋の気配が漂い始めるころだそうですが、まだまだ暑い日が続きそうです。

今日はつい最近新聞の新刊書の欄に載っていた本を紹介したいと思います。



白井明大著 日本の七十二候を楽しむ ~旧暦のある暮らし~(東邦出版刊)

新聞を見てその日の内に購入して来ました。紹介されていた通り面白い本で、手紙を書く事が好きな私には、これから大いに役に立ちそうです。

まえがきには、
季節がめぐるということは、
いつもの日々の、
ふとした瞬間に、
新しい季節の訪れに、気づくかもしれません。

日本には、春夏秋冬の四季だけではなく、
二十四の気という季節、
七十二もの候という季節があり、
旧暦をもとに暮らしていた時代には、
人はそうした季節の移ろいを、
こまやかに感じとって生活しておりました。

このように、詩でも書くような調子で書いております。

ちなみに、処暑の候を開いて見ると、

処暑の初候は、「綿柎開く」(わたのはなしべひらく)綿の実を包む萼(がく)が開くころ。
(新暦では、8月23日~27日ごろ)

処暑の次候は、「天地始めて粛し」(てんちはじめてさむし)ようやく暑さが収まり始めるころ。
(新暦では、8月28日~9月1日ごろ)

そして、末候と続き「白露」になります。

今日は処暑でしたので、こんな本を紹介いたしました。

手紙をよく書く人は手元に置いておくと便利な本だと思います。

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夏から秋へ進んでますが・・・

2012-08-22 18:18:40 | 茶の湯
今日も暑い。何と言う暑さでしょう。こんな日が当分続きそうです。

今日は月に1回行う検査のために病院へ、そしていつもと同じ薬を処方され帰ってきました。具合が悪くなくても病院は疲れます。

午後からは、予定通りに道具の入れ替えをしました。夏の道具を仕舞い、秋の道具を出し始めましたが、こう暑くては秋の道具??何だか変な感じです。



夏に使った水指

小さなギヤマン・ガラスそして大きな平水指など稽古内容により使い分けながら使用いたしましたが、それぞれが、それぞれの扱いがありますので、ごっちゃにならないようにしなければなりません。

秋の道具といえば、やはり実りがテーマの道具が多い感じがいたします。



葡萄棚の水指

古染付型物で、明末期天啓ごろ景徳鎮民窯に注文して作らせたものといわれている。後に京都系の窯で写し物がつくられた。(原色茶道大辞典より)

本歌は、何箇所かの美術館に展示されているそうですが、私は拝見したことはありません。もちろん、私共の手元に有る葡萄棚水指は、京窯の作家さんの写しですが、かなり選んで購入したものですから、気に入っております。
それでも、先生のところで拝見する同じ葡萄棚は、色合い、形など数段上なのがよく分ります。

こうした道具や美術品は本物を見ることが何よりの勉強だといつも思っております。

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