tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

1時間30分9000歩の散歩

2012-06-30 18:04:16 | 日常雑感
今日も梅雨の合間の良いお天気です。何だかずっと合間が続いているような気がいたしますが・・・。

一仕事終って散歩に出かけました。いつもの散歩道ですが、何となく元気が出ないような気がしてなりません。それは「チイ散歩」を続けていた「地井武男さん」が急逝の報道があったからでしょうか。健康的ないい仕事していたのに・・・。



今日は何となく気乗りしなかったので郊外に出てみました。郊外に出ればまだまだ住宅街の中にも、とことどころには自然が残っているはずです。

秋から冬、そして春と何もなかった原っぱのようなところが綺麗な早苗田になっておりました。林も残り里山のようなところでしたが、田植えが済んで、一面に水が張られ全く違った風景になっております。



鳥達がたくさん集まって餌を啄ばんでおりますが、いったい何を食べているのでしょう。



チョコチョコと動き周っております。

私の散歩は、携帯、カメラ、そして水を持って出かけますが、今日はちょっと遠くまで歩きましたから、いつもと違った景色が見られました。

最近は、「早苗」「早乙女」「夏越」「鵲(カササギ)」など、この時期に茶杓の銘に使われますが、若い人たちには解らないらしく、首をひねっていることもしばしば、特に、ご銘は・・・「鵲(カササギ)」でございます。という会話の後、「鵲(カササギ)」って何ですか?

七夕の夜、かささぎが翼を連ねて天の川に橋を架け、二人の逢瀬を助けをしてくれた・・・。なんて、ロマンチックな話がありますが知らないらしいのです。

そして、今日は「夏越の大祓」の日ですが、私の住む街では、どこの神社もやっておりませんでした。

参道に大きな「茅輪(ちのわ)」を作り、それをくぐってお詣りし、夏の疫病除けを祈願する、昔からの行事ですが、どこもしておりません・・・。






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源平咲きのシモツケが可愛い

2012-06-29 18:14:10 | 日常雑感
雨を忘れてしまったような梅雨空ですか、それでも忘れずに朝方少し降ったようです。でも、ほとんど濡れてはおりませんからほんの少々だったのでしょう。

雨を待つ人嫌う人。人それぞれの思いを込めた梅雨空ですが、空が前に付くか後に付くか・・・。

今日はシモツケの源平咲きといわれる花が咲き始めておりました。



赤い花のシモツケ



白い花のシモツケ



白い花と赤い花が並んで咲いております。

シモツケは、バラ科のシモツケ属で、コデマリやユキヤナギなど同じ属種だそうです。

特に我が家の、源平咲きの種類は園芸種で人の手により創られた花ですので、手はかからず、どんな場所でも綺麗に花を咲かせて楽しませてくれます。

一本植えとくと非常に便利な花で、竹の花入にも、篭の花入に他の花と生ける時のネジメには最適で、篭を引き締め他の花を充分に引き立ててくれます。
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うちごはんはスパゲティー

2012-06-28 19:09:13 | 日常雑感
空梅雨が続いております。
町で生活している人にとっては、雨は嫌なものですが、農作物には必要な雨ですから心配です。しかし、最近の雨は、降り始めると容赦なしで降り続く事もありますから、程ほどにお願いしたいものです。

今日は久しぶりにのんびり出来そうなので、お昼はスパゲティーを作ってみました。



茸となすのトマトスパゲティー

我が家ではよくスパゲティーを食べます。

茸(シメジ・椎茸)は、一年を通してありますから、茸をベースにして、夏になると、ナスやゴーヤなどの夏野菜を、冬はほうれん草やブロッコリーなどをたくさん使ったスパゲティーです。

野菜もたくさん食べられるし、イカやタコを入れてもいいし、バリエーッションは数限りなくあり、一年中飽きずにいただけます。

そんな訳で、うちスパゲティーの美味しさにすっかり慣れてしまい、時々食べる、お店のスパゲティーが塩辛く、味のボリュウムも感じず、「うちの方が美味いね」が合言葉のように出てしまいます。

困ったものです。



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空間を楽しむ

2012-06-27 16:55:05 | 茶の湯
今日は朝から快晴。梅雨はどこへ行ってしまったのでしょうか?

知人がちょっと出かけたのでと、山の花を届けてくれました。お稽古はないし・・・。でもせっかくの花が無駄になってしまうし、可愛そうですから生けて見ました。



鵜篭にミヤマオダマキ・ホタルブクロ、オカトラノウ・シモツケ・タカノハススキは我が家のものを入れて見ました。



幽鳥弄真如

よく茶席に掛けられる軸で、「真如」は、宇宙の一切の存在を表している。
「松風も、鳥のさえずりも、猫の鳴き声も、この世にあるすべてのものは、みな宇宙万物を貫いている根本の真理を説いている。仏の説法で無いものは無い」(一行物より)

修行を積み重ねると、すべてが解ってくる。そんな意味だそうです。

友人には少しの間待っていただき、軸を掛け換え、花を生けた後、軸や花を見ながら一服を差し上げ共に楽しみました。

この時期、車で山道を走っているだけでも、はたくさんの花々が咲いているのが目に入るそうです。よそ見をしていると危ないとぼやいておりました。

友人はよく来ては、我が家の何も無い空間を楽しんでおります。
普通の家庭では、どんなに物を少なくしても、直ぐに部屋が荷物や家具でいっぱいになってしまいます。

幸いにも、我が家の稽古場は物を置きたくとも置けない場所で、置いたら稽古にならないという、切羽詰まった事情がありますから、なんとか何も無い空間を保っております。

物が溢れ過ぎるほど豊富な時代、こうした空間は現代人には特に必要なような気がいたします。心の洗濯に・・・。

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スマートな機関車&粋な機関士

2012-06-26 18:23:22 | 日常雑感
今日は梅雨の晴れ間ともいうべき一日になりました。久しぶりに散歩に出かけて見ました。
本当に久しぶりです。
雨の心配も無そうですのでちょっと遠くまで行って来ました。



流れ星のマークの機関車

格好いいほどの、流れ星を側面に書き込み、「つながろう日本」という大きなエンブレムを先端に貼って、走って来た機関車です。
そして、近くにいた子供ずれの数人のところへ近づくにつれ、徐行し始め、小さく「ピッ・ピッ」と汽笛を鳴らしながら目の前を通って行きました。そして、驚いた事に、窓を開け手を振っているではありませんか。

できそうで中々できないのではないか?

更にもう一台の機関車を見ることが出来ました。珍しい小豆色をした昔の機関車?です。後には、長い長いレールを積んだ貨車をを引っ張っておりました。



昔の機関車か?

どこ行くのか分りませんが、レールを積んで走り去って行きました。これから先は、高い山が連なっている難所が待っているはずです。

歩いている私の横を、静に遠ざかって行きました。
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野草棚を見ながら・・

2012-06-25 17:56:54 | 徒然日記
昨日までのお日様がどこかへ行ってしまったような、どんよりとした梅雨の空に戻りました。

昨日、一昨日と大勢の人の中に身を置いた2日間でしたので、今日はのんびりとしたいと思い野草棚の花たちを見ながらボ~としております。



タマガワホトトギス

このところ妙に気忙しくしていて、水をやるだけで、ゆっくり花を見ておりませんでしたから、ホトトギスが咲いているのに気が付かずにいたらしい、ホトトギスは秋に咲く種が多いい中、タマガワホトトギスだけは6月に咲く珍しい花です。



タマガワホトトギス、アップ

ホトトギスはユリ科の多年草で、京都の井手町というところの玉川で発見されての命名と聞きますが、あまりしっくり来ないような気がします。

比較的栽培しやすい花で、自生地は谷川のほとりなどの湿気のあるところを好むため、直射日光は苦手のようで、気をつけてやりたい花です。

雨の日が続いていれば、日持ちしますが、昨日のような天気が続くと咲いても直ぐにしぼんでしまいます。



キンシバイ(金糸梅)

この花も近年外来種が多くなり、寂しい存在になりつつあります。私の住む街では、街路樹の下草の変わりに、外来のキンシバイが街中の路を飾っております。

花が大きく見栄えするため、最近では茶花として、堂々と「キンシバイ」として、生けられていることが多いいと感じております。



花の大きさは、日本の種の倍くらいあり、色も鮮やかな黄色です。使い方によってはそれなりに綺麗ですから良いと思いますが、自分の趣旨に反するような気がしてなりません。

否みに、我が家でも両方とも植えてあります。

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ジャズとジオラマ・そして撮影

2012-06-24 19:20:21 | 日常雑感
梅雨には珍しいほどのお天気続きでしたが、今日は、朝から隣接する街で「地域交流フェスタ2012」という催しが開催されたため、ビデオ撮影に行って来ました。



ディキシー・ダウン・ビーツの演奏

午後1時から、3時まで2ステージという破格の待遇を得ていつもの通りのディキシーランド・ジャズを演奏いたしましたが、主催者から、お子さんが多いいというお話から、子供向けのプログラムとなったようです。

もちろん、スタンダードナンバーは外せませんから、織り交ぜながらの演奏になりました。「犬のお巡さん」「おもちゃのチャチャチャ」「月の砂漠」そして、「ディズニー・メドレー」など、お子様向けのナンバーといえます。

広い会場でしたから、ステージから離れたところでは、「鉄道模型のジオラマ」が展開され、お子さんばかりではなくお父さん達の目を釘付けにしておりました。



上越線を走った特急「とき」号

そして、未だに人気の衰えを知らない「寝台特急カシオペア」が走っておりました。小さな電車ですが、精巧に作られておりまして、見ているだけで楽しいものでした。



寝台特急カシオペアが走っておりました。

朝から、じっとビデオカメラを回し続けて60分テープ4本撮りました。
お稽古の始まる来週までに編集が終わりますか・・・。無理・無理・・・・。
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ネジバナは忍捩摺(しのぶもじずり)文様

2012-06-23 19:04:16 | 日常雑感
気温は高かったようですが、梅雨の合間の晴れにしてはさらっとしたお天気でした。

3週目に入り、お稽古の無い週が続き何かホットしている昨今です。

今日も、我が家の野草棚の花を紹介したいと思っております。



ネギバナ

この花は「ネジバナ」と呼ばれておりますが、古くは、「モジズリ」という名で呼ばれていたそうです。

忍捩摺(しのぶもじずり)のかすれたような、細かい「もじり模様」が、ネジバナのねじれて連なる状態に似ていることから、そう呼ばれたといわれているそうです。

この時期には、公園の芝生の中によく見かけますが、地域によって右巻き、左巻きがあるそうですが、見たことはありません。

ラン科の多年草で、栽培は少し難しいことがある花かも知れませんが、種が飛び、棚のあちこちの鉢に芽を出しております。

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燕の巣は幸運を招く

2012-06-22 18:01:27 | 日常雑感
今日は晴れのち曇り、所により時々雨。そして晴れ。目まぐるしい程天気が変わった一日となりました。

知人の家に伺うと、玄関先に新聞紙、その上に小さなダンボール箱が置いてありました。上を見なくても直ぐに分ります。



可愛い親鳥の顔が見えます。

帰りがけにもう一度見ていると、もう一羽が巣に帰って来たところです。



どうやら交代するようです。



予想通り交代です。交代の燕が巣に止まると、ぱっと飛び出してゆきました。自分の食事なんでしょうね。

それにしても、いつもでしたら、小さなひな鳥が巣から口ばしを大きく開けて、餌をねだる頃だと思ったのですが・・・。

訳を聞いて見ると、一度外の鳥から巣を荒らされて、二度目の産卵になってしまったとのことです。「カラスに?」と聞いたらカラスでは無いそうで、どうやら雀ではないかと、雀が疑われております。

そのカラスですが、カラスはもっと賢く、ひな鳥が大きくなるのをじっと待っているそうです。大きくなった時に・・・後は想像の通りです。

毎年燕が巣を作っておりますが、「何かいいことありました?だって、縁起が良いと昔から言われているよ」知人は、何もないな~。

確かに昔から、燕が巣を作ると縁起が良いとされ、幸運を招くとも云われておりますが、友人は?・・・。「でも隣近所たくさん家があるのに、うちにだけ巣を作っているな~」と、まんざらでもなさそうでした。

きっと良い事あるよ。
そして、今度こそ卵が無事にかえって、巣立ってゆける事を祈らずにはおられませんでした。


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夏至の日に半夏生

2012-06-21 17:28:57 | 日常雑感
今日は夏至。昨日の天気はどうしたのでしょう。雲の低い蒸し暑い一日でした。何だかまた台風が来るとか来ないとか、騒がしい毎日です。

ハンゲショウ(半夏生)が早くも咲いておりました。というより、葉が白く化粧されたように変わってきました。



ハンゲショウ(半夏生)

面白い名前を付けられた植物で、暦の雑節の一つを名前として頂戴しております。
夏至から11日目が半夏生といわれる日であったそうですが、今は毎年7月2日ごろだといわれております。

最近は、スーパーに行くと何の日だか分かることが多いように思いますが・・・。半夏生の日には、スーパーの鮮魚売り場の蛸が一躍人気となって売られます。(昨年の話)

多分、今年も同じだと思います。

それでも、地域によっては、うどんを食べたり、鯖を食べたり、とそれぞれの習慣があるようです。

少し前のバレンタインもチョコレートなど、業界業者に乗せられて定着して行く行事ガ何と多いいことか・・・。最近では、「恵方巻」などが典型的な例だと思います。

半夏生は丁度この頃咲き始めて、葉が白くなるために、「ハンゲショウの葉が白くなると梅雨が明ける」と言われているそうですが、中々上手い具合にはいかないようです。

この花は、「半分化粧したようだ」というところからハンゲショウという名前になったという話も聞きますが、定かではありません。

私個人としては、こちらの名前の方が素敵だと思っております。

殖力は強く放って置くと一面に広がってしまうほど殖えるますが、年々群生地が減少して絶滅の危機植物になりそうだとか。
大切に育てなければなりません。
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