tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

私の散歩道は楽しみの宝庫

2014-08-31 17:42:17 | 日常雑感
8月31日(日)
8月最後の日になりました。
夏休みも終り明日からいつものような忙しい毎日になりそうです。

午後は、午前中の日差しも無くなりましたので、昼食を済ませてから散歩に出掛けました。

   

   怪しい雲   

怪しい雲を見ながら出発です。
直ぐに雨が降ることはないでしょうが、歩いている内にどんどんと広がっておりました。

   

   電車が来た!!

線路端を歩いていると、珍しい電車が来ましたので慌ててカメラを取り出してシャッターを押しましたがご覧のとおり一番撮りたかった先頭が撮れませんでした。

   

   行っちゃたー!

直ぐに向きを変えて撮りましたが、電車は遥か彼方に行っておりました。
近過ぎて、早過ぎた…か?

私のカメラと腕ではこんなものでしょう。

   

   住宅街の田んぼ

住宅街に取り残されたような田圃がありますが、稲穂が出そろい収穫も真近なようです。
私の散歩道は、花あり、電車あり、そして田圃ありと散歩を飽きさせない宝物のようなを散歩道だと思っております。

   

   酔芙蓉

そして最後は酔芙蓉です。

名前の通り、朝開いた時は純白ですが、時間が経つにつれピンクに変わって行きますので、丁度、お酒を飲んだ時のように変化するためにつけられた名前です。

我が家にもありますが、まだ固い蕾を開こうとしません。
こうして楽しい散歩をすることができました。
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サギ草が咲き始めて・・・

2014-08-30 17:50:26 | 徒然日記
8月30日(土)
お日様が出ているのにそれ程暑くならない爽やかな一日でした。
そろそろ夏休みも終わりに近づいておりますので、少しずつお休みモードから仕事へとスイッチを切り替えなくてはなりません。

   

   サギ草

忘れてしまうほど前に、友人が何本か植えて分けてくれたサギ草ですが、今では数鉢へと殖えております。
とても一人では世話ができないので、姉弟を始め知り合い皆さんに分けております。

本来は、差し上げているのですが、冬を上手く越せないというので、花が咲き終わると引き上げてきて、また春先に植え替えてそれぞれのお宅へと配っております。
皆さんは、水と時々肥料をやるだけでサギ草を楽しめるというシステムになってしまいました。

好いのか悪いのか・・・

   

   サギ草

ラン科のサギ草属の多年草で、日当たりの良い湿地に自生しているといいますが見たことはありません。
日本を始め台湾や朝鮮半島に分布しておりますが、日本では、環境省のレッドリストの準絶滅危惧の指定を受けていそうです。

その多くの原因は、バブル期の急速な開発により湿地の消滅ですが、もっとも多いいのは人による乱獲採取だそうです。
花言葉は「夢でもあなたを想う」だそうです。

この花が咲きだすと、夏もそろそろ・・・終わりに近づいております。

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月刊誌「淡交」の特集は・・・そして、山の花

2014-08-29 18:36:51 | 茶の湯
8月29日(金)
何だか久しぶりのお日様のような気がいたします。
今日は1ヶ月に1度行かなければならない眼科に行って参りました。

眼科に通い始めて何年になる事やら・・・若い若い頃患った中心性網膜炎がいまだに眼科通いをさせております。
先生ともすっかり仲良しになってしまいましたが、カルテの厚さを見ると、その長期な治療を物語っております。

      

   淡交9月号

月刊茶道誌「淡交9月号」が送られて来ました。
この月刊誌も若い頃からの愛読書ともいえる雑誌で、折に触れ楽しんでおります。

今月号は、「楽宗入と尾形乾山」を特集しております。
どちらも、お茶をなさっている方はもちろん、焼物に興味のある方なら知らない人はいないほどの方々です。

記事では、本年は楽家五代宗入の生誕350年。宗入は京都の呉服商、雁金屋の子として生まれ、2歳で楽家4代一入の養子として迎えられました。
雁金屋は尾形光琳、乾山の生家であり、宗入は、光琳、乾山と従兄弟になります。

元禄という華やかな時代を背景に、乾山は銹絵・色絵に彩られた装飾豊な焼物出一世を風靡したのに対して、楽家に養子に入った宗入は長次郎茶碗に思いを寄せ、利休侘茶の世界へと踏み込んで行きます。(本誌より)

   

   山の花

友人が山の花をたくさん持って来てくれました。
ドライブの道々出摘んで来てくれたそうで、ススキ・ワレモコウ・サラシナショウマ・アキノキリンソウです。4種だけでしたので、自宅のヤブミョウガを加えて5種生けました。

お稽古が始まるのは、あと1週間後ですので皆さんに見ていただけないのはもったいないのですが、誰もいないお茶室に飾ってあります。
綺麗です。
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温故知新がテーマだそうで・・・

2014-08-28 18:11:34 | 茶の湯
8月28日(木)
肌寒い日が続いております。
ほんの何日か前はどうしようもないほど暑かったのに可笑しなお天気です。

今日は9月の開催予定のイベントの打ち合わせがありましたので、お茶、茶杓、茶筅、茶碗、などを密かに持って行き、始まる寸前に皆さんにお茶を差し上げました。
もちろん、お菓子も持参してのお茶でしたので皆さん大喜びでした。

   

   どうぞ

10人ほどの集まりでしたが、皆さんお茶を習っているわけではありませので、ちょっと緊張しながらぎこちない手つきで茶碗を持って飲んでおりました。
茶碗を持った時、皆さんが共通して思うことは、「どっちに回すのだろう」です。

この頃では、旅行などで旅館やホテルに到着すると、ロビーでお抹茶の接待があることが多くなっております。
こんな時役に立ちますからと前置きしてから、「茶碗を手にしたらまず感謝して、右でも左でもよいから茶碗の正面を避けて頂いてください。これさえ覚えていれば、どこに行っても大丈夫ですから・・・」

   

   フェスタのポスター

こんな事をしながら話を煮詰めてまいりました。
年に何回か集まりますので、たまには、こういった事もいいものかも知れません。

9月のイベントは、「食とエネルギーのスリム化フェスティバル2014」と題したもので、テーマは「温故知新」。
茶道を通して地球温暖化を見つめようといった趣旨だそうで、そのイベントに参加要請されたものです。

   

   ポスター

話を聞きますと、なんとなく出来そうですので協力させていただくことになりました。
どうすればエコなのか、どうすれば解ってもらえるのか考えもせずに受諾してしまいました。

これから考えてベストの答えを出したいと思っております。
さて、どうすればよいだろう???

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年一回の人間ドックで・・・

2014-08-27 18:51:10 | 日常雑感
8月27日(水)
何だか肌寒いような1日でした。
今日は午前中には、年1回の人間ドックへ行って来ました。

普段から、歯科医、眼科、耳鼻科、そして、循環器系とかかっておりますので、ドックはいらないのではと思いつつ受けて来ました。

   

   ドックが終って

今の時代ですから、ほとんどの事は当日に解るようで、終わってからたくさんのお話を聞いてまいりました。
体脂肪が年々増えているようで、気を付けるようきつく言われて帰って来ました。

1番良いのは油抜きだそうで、これからは大好きな揚げ物も心して食べるようにしたいと決意いたしましたが、いつまで続くかと、今から思っていります。

そして夕方には、ご近所の方のご不孝がありましたので、お通夜に行って参りました。
車を使っていなかった方ですので、スーパーなどの買い物に良くお連れしておりましたので、とても他人事とは思われません。

車の中で、「今の目標は90歳まで生きる事、そして、願わくば100歳まで・・・仲の良かった同級生たちが、次々といなくなってしまったから、みんなの分まで生きるんだ・・・90までは」とよく言っておりましたが、89歳で旅立となってしまわれました。
さぞや悔しかったことだと思います。

つい1週間前にもご一緒したばかりでした。
心から冥福をお祈りいたしました。
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なごみ9月号は「瀬戸内の玉手箱を開けてみましょう」です。

2014-08-26 18:02:22 | 茶の湯
8月26日(火)
朝から降っておりました雨がやむことも無く降り続いております。
梅雨を思わせるようなじめじめとした湿気を感じます。

   

   なごみ9月号

今月の「なごみ」は、「瀬戸内海の玉手箱 しまなみ海道なごみ旅」という特集を組んでおります。
「瀬戸内の玉手箱を、そっと開けてみましょう」という書き出しで、瀬戸内海を旅する記録です。

西の日光と言われる耕山寺を訪ね、そのきらびやかな寺院を目の当たりにした驚きと、蒐集した茶道具の数々に出会った事など細やかに書いております。
また、大三島の宝物館は国宝館と呼ばれておりますがまさにその通りで、国宝の数々を見た事など記しております。
そして、大島の村上水軍博物館で、村上海賊の歴史を訪ねております。

      
  
   本誌の中の地図

これから、行って見ようと思っている人には、ガイドブックにもまさる内容ではかと思います。

もう何年前になりますか・・・この島を訪ねた事があり、懐かしくもあり、「えっ!」こんなところがあったの???とか思いながら読んでおりました。
そして、また行って見たくなりました。

今は船ではなく、車で島々を巡れるようです。
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健気な花は・・・

2014-08-25 18:10:35 | 日常雑感
8月25日(月)
処暑を過ぎてなお暑い日が続いておりますが、今日は曇りがちのお天気でちょっと暑さも
ひと休みといったところでしょうか。

処暑、暑さが少し和らぐ頃の事をいいますが、まだまだのようです。
月曜日はストレッチから始まります。今日も行って良い汗をかいてまいりました。

   

   僅かな空

ストレッチ会場に入る前には僅かな青空がのぞいておりましたが、1時間のストレッチを終えて出てくると、青空はなくなり、なんだか怪しい雲が空を覆うっておりました。

一雨来るかも知れません。

   

   シデシャジン

シデシャジンという花ですが、花の形が神前に供える「四手」に似ていることからの命名で、よくぞ付けたと思うほどピッタリの花です。
キキョウ科シデシャジン属の多年草で日本各地の日の当たらない湿気あるようなところに自生しております。

大きい物では一mくらいになりますが、我が家では鉢植えですので40㎝から50㎝ほどで花を咲かせます。
写真の花は、一度切って使った根元から新しい芽を出して今頃咲いております。

この花も、子孫を残さなければなりませんから、花を咲かせているのでしょうが健気なものです。

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禅語「無風荷葉動」の意味は・・・

2014-08-24 17:31:48 | 禅語今昔
8月24日(日)
昨日から比べたら何となく涼しく感じられます。
昨日のお茶会で掛かっていたお軸ですが、今まで見たことも無い禅語でしたので、今日は自分の持っている禅語集をめくりながら勉強してしまいました。

   

   昨日の床の間

無風荷葉動(風無きに荷葉動く)と読むそうで、風が無いのに蓮の葉が動いている。こんな意味だそうです。
荷葉は蓮の葉の事で、荷葉皴(かようしゅん)の略したものです。
ここで再び荷葉皴が解らなくなってしまいまして、また辞書をめくって探したところありました。
荷葉皴は、山水画の描き方のひとつで、岩や山などを描く時に蓮の葉脈のように描く手法だそうです。
整理をしてみますと、「風無荷葉動決定有魚行」という十文字の禅語で、そして、後に続く語句は、「決定魚有行」(けつじょうして魚の行くこと有らん)です。

   
  
   夜の床の間

「風無きに荷葉動く、けつじょうして魚の行くこと有らん」やっと読み下すことができました。柴山全慶老師著「禅林句集」より
風も無いのに荷葉が動いている、きっと魚がいるに違い無い・・すべての物は一瞬も絶えることなく働き続けている。その先を見なければならない。
「無風荷葉動」初めて出合った禅語でしたので、たくさんの勉強ができました。
やっぱり禅語は奥が深い・・・そして面白い。
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幻想的なお茶会が・・・

2014-08-23 23:08:03 | 茶の湯
8月23日(土)

暑い日が続いておりますが、各地で集中的な豪雨で被害が出ております。痛ましいことです。

今日は、午後からの雨の予報でしたが、雨も降らずに予定通り万灯会が開催されました。

   

   準備が終わった床

まだ明るいうちから準備を始めましたので、まだまだ昼間のお茶室です。

   

   花

会場の近くから採って来た花々です。ススキ・ワレモコウ・鉄砲百合・萩・ヤブガラシの5種です。

このお茶会は、市観光課の依頼により始まったもので、道具など必要なものはすべて用意していただけるので、何とも恵まれたお茶会です。
観光課が私の行っている大学に依頼であり、大学生によるお茶会という珍しいものです。

   
  
   日が暮れて

席主・お点前は学生が勤め、道具の説明まですべてを取り仕切ってやっております。このお茶会では、私は、水屋で茶筅を振り、茶碗を洗い、水屋に徹しておりました。ですから、お出で下すった方々はすべて学生たちがやっていると思っているはずです。

浴衣を着ていつものようにお点前をしておりました。説明もきちんと分かりやすく伝えておりましたので、私などの出番は皆無と言ったところです。

   
   
   万灯会

たくさんの人々が集まっておりました。そして幻想的な風景を拝見させていただきました。

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店頭に並ぶはずのない野菜ですが・・・

2014-08-22 18:04:31 | 日記
8月22日(金)
暑い日が続いております。
外に出た時の暑さたるや、なんて表現したらよいのでしょう。

友人がスイカを届けてくれました。
暑い中畑から採って持って来てくれました。と言っても、友人が作っているわけではないようで、中々複雑なスイカのようです。

   
   
   スイカ
早速冷やして3時に頂きました。
甘くて美味しいスイカでした。それよりも、この暑い中わざわざ届けてくれたと友に感謝です。

友人は畑を持っているわけではありませんから、スイカを栽培できるはずがありません。それでも「朝採ったものだよ」と言って置いて行ってくれました。
買って持って来てくれたのではなさそうです。なぜなら・・スイカの形があまり良くなかったからです。

店頭に並んでいるものは、どれもが形の良い物ばかりですから・・・。
一緒に持って来てくれたきゅうりもかなり曲がっておりますので、畑から採って来てくれたのでしょう。

   

   きゅうり

きゅうりも真っ直ぐの物でないと売れないらしい、曲がっていたって味は変わらないのに・・・。
新鮮野菜を届けてくれた友に感謝をしながら頂きました。

どこから採って来たのだろう?
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