tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

こんなに美味しそうに点てる事が・・・

2018-11-30 17:50:34 | 非常勤講師奮闘記
11月29日(金)
何となく暖かく感じておりますが、暖かなのでしょうか?
今日は高等学校へ行って来ました。

   
   お菓子

お菓子は羽二重餅でこし餡を包み込んだ椿でした。
お餅ですから、小さく切っていると、懐紙に貼り付き楊枝に絡みついてしまいますので、「素早く切ってサッと食べる」と云いましたが、中々口に入らない子がおりました。

      
   一服

三限と四限の間の休み時間に、早く来た子に「お茶を点てて」というと、ニッコリして点ててくれました。
お点前の手順はまだまだ覚えきれませんが、お茶は美味しそうに点てるようになりました。

学園祭まであと一回だけの授業です。
みんな大丈夫でしょうか・・・
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府中宿・岡部宿・藤枝宿を歩く・・・

2018-11-29 15:45:42 | 東海道五十三次の旅
11月29日(木)
秋深し・・・あと1日で師走です。
東海道五十三次散歩の備忘録の続きです。

11月25日快晴。ホテルを8時の出発です。
昨日のゴールした所までバスで送ってもらい歩き出しました。

   
   大旅籠柏屋

天保7年の建物で、旅籠と質屋を生業としておりましたが、次第に田畑を買い増して大地主となり、代々問屋や年寄りなど宿役人を務め明治を迎えたと云います。

近年まで住人がおりましたが、維持することが困難なため市が買い取り、大幅に改築して大旅籠として現存させております。
平成10年に国の登録有形文化財にしてされております。

   
   柏屋の中

旅籠としての機能が当時のまま残されておりますのでとても面白く見て来ました。
特に、この階段は凄い傾斜ですが、江戸時代には手すりは無かったそうで、女中さん達は、お膳を持ってこの階段を上り下りしたそうです。
手すりにつかまってもまだ怖い階段です。

   
   岡部宿

岡部宿に入りました。
駿府宿と藤枝宿の中間位にあり、平らな道を黙々と歩きます。

   
   桝形の道

東海道を歩いていると、よく桝形の道を見かけます。というより、どこの宿場にもあるもので、はっきりとこの形で残っているところの方が珍しいのかもしれません。

敵の侵入を何とかしようと考えたものだそうですが、効果はあったのでしょうか?

   
   岡部宿

今も静かな岡部宿です。
日曜日のせいなのか、車も人もあまり見かけません。

   
   松並木

歩いていると思い出したように数本になった松並木の一部に出会います。
街道の南側は枯れてしまっても、北側は残っております。
風の関係かも・・・

   
   石碑

東海道の岡部宿であることを力強く示しております。
こうしたことをするのも地元の方達だそうで、街道歩きをしていると、その地域の方々の考え方が分かるような気がして来ました。

   
   藩領の境

藩領の境の印ともいうべきもので、藩の境界線には必ず立っていたそうですが、今は無くなっているところがほとんどです。
「従是西巖村領横内」と記されております。

   
   大たいまつ

この松明は、送盆の時に燃やす大松明だそうです。
ガイドの方も、簡単に済ませ詳しい事は話さない内に出かけてしまいましたので、これ位しか分かりません。

   
   領内を示す

「従是東巖村領横内」
岩村藩の飛領出会った横内は、数キロで藩領は終っておりました。

   
   田中領

「従是西田中領」の碑が建っておりました。
まだ新しく点てたばかりのようで、年々街道歩きの人が増えているために建てたのでしょう・・・ガイドさんの説明です。

   
   一里塚

鬼島の一里塚です。
東海道49個目の一里塚ですが、写真の通りで、ここにありましたと言うだけです。

   
   蓮正寺

蓮正寺は、熊谷直実の出家後の名前を寺名にするほどの関係があるといわれております。
源平合戦で敦盛を打ち取った直実は苦しみ抜いた末に法然上人の下に入り出家してしまいます。

修行を終えた直実が故郷熊谷に帰る途中に立ち寄ったとされる伝説が残っております。

   
   久遠の松

田中城主の祈願寺であったため、家老以下藩士の大半が檀家になり「さむらい寺」といわれるほどだったそうです。
山門を入ると日蓮上人手植えの松といわれる「久遠の松」が圧倒するようにそびえ立っております。

高さ25m、枝張り28m、根回り7mというとてつもなく大きな松でした。
色んな松を見て来ましたが、これ程大きく立派な松は見たことがありません。

   
   藤枝宿

藤枝宿に入りました。
ここも宿場の面影はほとんどなく、指標などが建っているだけでした。

   
   一里塚

東海道50番目の一里塚です。
ここは石碑ですのでしっかりと立っておりました。

   
   藩領の境

ここにも立っておりました。
これは、ここに藩領の境を示す碑が建っていた事を示す案内標みたいなものです。

   
   松並木

今回の街道歩きで初めて両側に松が並んでおりました。
大分疲れて来て、皆さん黙々と歩いております。

   
   千貫堤

大井川の度重なる洪水から守るために作られた大堤防です。
一千貫を投じての大工事だったそうで、今でも名前として残っており、40mほどが残っております。

今回の東海道五十三次散歩は、ここがゴールとなりました。
15:30でした。
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東照宮は何となく・・・

2018-11-28 18:36:56 | 旅行
11月28日(水)
朝から快晴で何となく暖かな一日でした。
温泉から帰り、また、慌ただしい日常生活に戻ります。

   
   東照宮

昨日の続きになりますが、若い頃、何度も訪れている東照宮ですが、何となく雰囲気が変っておりました。
世界遺産に登録され、修復改装されるなどしたためなのか解りませんが、肌に感じる何かが変わっておりました。

   
   五重塔

お客さんの数もあの頃とはまったく違い、ご多聞に漏れず、外国の方が大勢入らっしゃいました。

   
   眠り猫

東照宮では一番人気かも知れませんが、私も写真を撮って来ました。
張り紙に「通路に立ち止まって、写真を撮ると皆さんの通行の妨げになります・・」こんな張り紙がありましたが、誰一人云う事を聴いて、脇から撮っている人はおりませんでした。

私の撮った写真は正面ですが、望遠で撮ったものです。


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初めての鬼怒川温泉で▪▪▪

2018-11-27 16:36:44 | 旅行
11月27日(火)
朝から気持ちの良いほど晴れて、この時期としては温かな一日でした。
11月は、お茶会、学園祭、炉開き、そして、東海道五十三次散歩と立て続けの行事でしたので、初めての鬼怒川温泉で骨休めです。

   
   東照宮陽明門

ホテルに入る前に、改装なった東照宮を参拝しました。
以前からなんどか訪れていた東照宮ですが、改装後の目映いばかりの艶やかさに驚きました。

   
   三猿

誰でも知っている「見猿聞猿言猿」です。

   
   徳川家康の墓

石段を200段登ると、徳川家康さんのお墓かあります。
登りきるとあせびっしょりでした。

   
   ホテルから

久しぶりの温泉ですのでゆっくりしたいと思っております。
 
   
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駿府宿から丸子宿そして・・・

2018-11-26 17:11:35 | 東海道五十三次の旅
11月26日(月)
秋晴れが続いておりますが、寒さも一段と厳しさを増しております。
今日は月曜日で、ストレッチ教室の日でしたが休んでしまいましたので、少し長くなりますが、東海道五十三次散歩を備忘録としてまとめて見ました。
11月24日の土曜日出発。

   
   安倍川

前回のゴール地点でバスを降り、あべかわ餅のお店前から歩き出しました。
安倍川の川幅は、650m足取りも軽やかに歩き始めました。

   
   丸子宿

丸子宿に入りました。
この道標は、静岡県内だけに設置されているそうです。


   
   手製の案内板

こうした案内板が出されておりますが、行政ではなくすべて地元のボランティアの努力と好意で成り立っているそうです。

   
   一里塚の案内

一里塚と見附の案内板ですが、風雨にさらされていて読みにくいと言いたいとこですが、これもボランティアの方々のお蔭ですからみんなで懸命に読みました。
江戸から46番目の一里塚です。

   
   見附跡

ここに宿の江戸方の見附があったことを示しております。

   
   とろろ汁

今日の昼食は名物の「とろろ汁」でした。
広重の浮世絵で有名なお店は、私達のような団体は予約不可能という事で違うお店での食事となりました。

さすがに昼時ですので、お客さんが大勢待っておりました。「30分待ちです」の赤い張り紙がいかにも現代的でした。
とろろ汁をお腹いっぱい頂き、元気に歩き出しました。

   
   高札場跡

ここに、丸子宿の高札場があったそうです。
今は当時の面影はありませんでした。


   
   吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)

足利義政公拝領の茶釜がある事で有名なお寺です。
この寺は、連歌師の宗長が庵を結んでいたところで、宗長死後寺に改めたところですので、文人墨客に愛され、庭園も京風になっておりますが、この寺の一番の寺宝は拝領の「文福茶釜」だそうです。

小ぶりの釜で、大分痛んでおりました。

   
   片桐且元夫妻の墓

豊臣秀吉に見いだされ大名にまで登り詰めましたが、最後まで豊臣家に仕えることなく徳川幕府の大名になり晩年は茶の湯を楽しみに生涯を送った戦国大名です。
誓願寺にご夫婦並んで眠っている。

   
   紅茶発祥の地

ここ丸子は、日本の紅茶発祥の地としても知られております。
徳川慶喜に従って静岡に来た多田元吉により日本初めての紅茶が生産されたそうです。

   
   原木

多田元吉によってインドから持ち込まれた紅茶の原木だそうです。

   
   宇津ノ谷峠

「宇津の山越え」と云われる難所であったそうで、最高点は162mですが、急なために相当な体力が必要です。
明治になってトンネルが完成するまで270年間、天下の公道だったというから驚きです。

箱根もきつかったけれど、ここも疲れました。

   
   十団子

初めは茹でた団子でしたが、「峠で旅人を苦しめる大鬼が出没する」という事を聴いたお坊さんが、大大豆ほどの餅に糸を通して数珠のようにして「十団子」として旅人の道中の災難除けとして売ったのが始まりだそうです。

今ではこの地方の魔除けとして、各家々の玄関先に下がっておりました。

   
   宇津ノ谷

間の宿ですが標識は出来ておりました。

   
   間の宿

間の宿宇津ノ谷は、丸子宿と岡部宿の間に出来た小さな宿だったという。
旅人はこの宿で、十団子を買って峠に向かって行ったそうです。

   
   峠に入る前に

宿を通り過ぎて峠に向かっていると視界が広がったところに出ますが、そこからの宿の眺めです。
自分たちが歩いて来た宿が眼下に見えます。

   
   明治のトンネル

宇津ノ谷峠を越えるのが大変でしたので、有志がお金を出し合って着工したそうですが、双方から掘り始めましたが、予定地点で出会う事が出来ず斜めに結んだという話も残るほど難儀な工事だったそうです。

   
   宇津ノ谷峠超え

さぁこれから難所ですよ・・・と云っているような標識です。

   
   峠道

峠の道です。
峠の中で一番きれいなところでした。

ここを抜けると、石や枝や倒木などが私たちを苦しめました。
きつかった・・・・

   
   峠下

峠を下り切った所です。
ホッとしましたが、ここを大名行列が通ったのかと思うと、昔の人の苦労を考えれば・・・なんて思っておりました。

   
   道路に

道路にこんな案内が出ておりました。
もうすぐそこにバスが待っています。
このまま食事会場に直行してからチェックインです。

続きは後日に掲載いたします。




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丸子宿のとろろじる

2018-11-25 21:23:42 | 東海道五十三次の旅
11月25日(日)
朝から快晴です。
東海道五十三次散歩で、焼津のホテルに泊まり、昨日のゴール地点から歩き始めました。
今日は、駿府宿から丸子宿を経て岡部宿を歩き藤枝宿まで歩いて帰ってきました。

   
   丸子宿のとろろ汁

広重の浮世絵出すっかり有名になった丸子宿のとろろじるを食べて来ました。
日曜日でしたので大勢の人が順番を待っておりました。

帰って来たばかりですので、又詳しく書きたいと思っております。
二日間の行程でしたが、さすがに疲れました。

歩いた歩数は、25400歩、16.4キロでした。
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駿府宿から岡部宿まで歩く

2018-11-24 19:21:45 | 東海道五十三次の旅
11月24日 (土)
朝から快晴です。
今日は、朝早く出掛けて東海道五十三次散歩に来ております。
前回のゴール地点までバスで行き、そこからスタートです。

   
   安倍川

前回は、安倍川餅のお店で名物の安倍川餅を頂いて終わりましたので、ここからのスタートです。
駿府宿から丸子宿を歩き岡部宿まで来ました。
明日は藤枝宿まで歩きます。。
家を出掛けてから22400歩、16.5キロ、歩きました。
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順番が逆になって・・・

2018-11-23 18:46:33 | 自宅稽古
11月23日(金)
この秋一番の冷え込みだったそうです。
今日は自宅でのお稽古でした。

   
   床の間

軸は、「楓葉霜経紅」を掛けました。
先週、「開門多落葉」を掛けましたので、順番が逆になってしまいましたが、我が家の周りは、紅葉もまだまだですので、ご容赦を・・・

   
   花

花は、ヌマトラノウと白侘助です。
草紅葉ですが、侘助と違和感なようです。

白侘助は、庭の奥まったところに植えてありますので、見落としていたのかも知れませんが、たくさん咲いておりました。

   
   お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子は照葉だそうで、今シーズン最後のお菓子だと思います。
胡麻あんですので、優しい味がとても美味しいお菓子でした。
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奇跡のような・・・

2018-11-22 17:30:14 | 私の散歩道
11月22日(木)
薄曇りの一日でした。
木曜日はお稽古の準備のために開けてある日ですので、出来る限り用事は入れないようにしておりますが、中々難しくどうしても、午前中とか午後とかの時間をとられてしまいます。

   
   散歩道

忙しかった一日でしたが、夕方時間がありましたので散歩に出かけて来ました。
久し振りに街の中へ行って見ました。

街から外れた郊外に行った方が静かで良いのですが、暗くなった時が怖いので街の中を歩くことにしております。

夕暮れの街ですが、珍しく車が途切れましたので撮って見ました。
夕方のこんな時間に車が途切れるなんて奇跡のようですが、静かな街が撮れました。
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草紅葉を使って・・・

2018-11-21 17:29:39 | 大學の稽古
11月21日(水)
今朝の冷え込みは、この秋一番だそうです。
今日も大學へ行って来ました。

   
   花

花は、ヌマトラノウとノコンギクです。
ヌマトラノウの葉がきれいに紅葉しておりましたので使って見ました。
椿を入れても合いそうですので、今度試してみようと思っております。

   
   四年生

卒論に忙しくなっている時期ですが、毎週欠かさずにお稽古には参加しております。
お点前もスラスラと出来るようになり、何も考えずに集中できるのには、お点前は最高の気分転換だと思います。
これからも、卒業まで休まずに参加してくれればと思っております。

今日行って見たら、見慣れない子がおりましたので、紹介してもらったところ、新入部員だそうです。
一年生がまた一人増えました。
楽しみです。

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