tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

無事に初茶会は終わり・・・

2024-01-08 16:48:59 | 茶会
1月8日(月)成人の日
朝から気温が上がらずに寒い一日でしたが、我が家では初茶会でした。
昨日から準備を始め、10時には社中の方々が集まり、和やかに終えることができました。
床の間
初茶会の床の間ですが、昨年の記録を見たら同じ軸を使っておりました。
でも、この華やかな壽の軸は、どうしても新しい年を迎えると掛けたくなります。
点前座
茶席では重なることを嫌いましが、寿だけは何度重なってもおめでたいことですので、迷わず使いました。
10時に席入りをして、お濃茶、薄茶だけを楽しんでいただき、お料理は近くの料理屋さんのお弁当を持ち帰っていただくという初茶会でした。
お菓子
お菓子は恒例の「花びら餅」です。
昨年注文をした際に、お菓子屋さんが申し訳なさそうに「申し訳ありません・・・」この一言で、値上げという事がすぐに解りました。
昨日書いたように、意気地のない私どもは、今でもこんな風に用心をしております。
来年は、普通にできるでしょうか・・・?
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お茶会が終わりました・・・

2023-11-05 20:01:24 | 茶会
11月5日(日)
暖かな一日でした。
今日は、私共のお茶会でしたので、朝早くから出かけて一日頑張ってきました。
床の間
今回のお茶会は、市の主催の茶会ですので、場所はギャラリーです。
点茶盤を使った立礼で行いました。
軸は「鐘聲来遠寺」で西大寺・松本実山長老の揮毫された軸です。
花は、信楽の旅枕にヨシノソウとイソギクを生けました。
ヨシノソウは前から自宅で育てておりましたが、イソギクは初めてお茶会で使うことができました。
5月の軽井沢茶会の折に、ブログ友達の越後美人さまが、遥々とお持ち下さった花です。
蕾を持ち始めたので、どうしてもこの茶会に使いたいと思っておりましたら、膨らんだ蕾が丁度良い具合でした。
香合
香合は、法隆寺古材のものです。
莨盆
莨盆は、行李蓋・火入は呉須赤・莨入は純銀製ボンボニエールです。
朝10から始めて3時まで、ずっと立ちっぱなしで席主を務め、さすがに疲れました。
今は気が張っておりますので、明日…明後日ごろドット疲れが出るのではと思っております。
2日から続いておりました、学園祭も無事に終わったそうですので一安心です。
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学園祭始まりましたが・・・

2023-11-03 17:49:49 | 茶会
11月3日(金)
11月とは思えない暖かさでした。
いよいよ、今日から大学の学園祭が始まりました。
茶会風景
開始と同時にお客様が見えまして、大盛況の予感がしております。
私は途中で別の大学の準備のために帰りましたが、報告によりますと大勢のお客様で大賑わいということでした。
花は、フジバカマとユウガギクです。
フジバカマがやっと咲き始めましたので、ホッとしているところです。
準備
私が到着した時にここまで進んでおりました。
机を並べ椅子を並べて、幕を張り準備を進めてゆきました。
幕を張ってみると90センチほど足らなくなってしまいましたので、そこにポスターのような看板のようなものを張ることになりました。
一年生
一年生が模造紙を張り合わせて、大きな紙を作り上げて、そこに看板を書こうという初めての試みが始まりました。
やって見るもんで、普段おとなしい子が、一気に下絵を書き上げてみんなで塗りつぶしてゆきました。
完成しないうちに帰ってきましたので、明日が楽しみです。
明日から、こちらの大学も学園祭です。
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会記が配られるように・・・

2023-10-22 21:25:10 | 茶会
10月22日(日)
秋晴れのお茶会日和でした。
今日は所属しております会のお茶会でしたので、お客様で行ってきました。
お茶会を待っていたのでしょう、どこの席も待ち時間ばかりで大混乱といったとろでした。
会記
お席の写真は撮ることができませんので、会記を掲載です。
最近のお茶会は、こうしてお客様それぞれに会期を渡すようになっているような気がいたしますが・・・
25人ほど入る部屋ですので、席主の方も大声を張り上げなくてはなりませんので、こうした方法をとっているのだと思うます。
合理的で良いような気も致しますが、私のような昔者にはしっくりしないところです。
宗旦居士は「茶の湯とは 心に伝え眼に伝え 耳に伝えて 一筆もなし」と示されておりますが、こうしたお茶は難しい昨今になっております。
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軽井沢茶会に行ってきました・・・

2023-10-15 20:25:51 | 茶会
10月15日(日)
朝の本降りの中、軽井沢茶会に行ってきました。
今日は、お稽古の見えている方が迎えに来てくれたので、自分で運転をして行かなくても済みました。

お茶室へ
今日は、お茶を楽しめますので雨でしたが、なんとなくウキウキとしておりおりました。
ここからお茶室「大庵」への路地になりますが、会場は右手の建物で立礼席です。
五月に私どもが釜を懸けたところです。
何だか気分が混同してしまいますが、今日は楽しんで一服頂こうと望みました。
ここのシンボルのような木ですが、昨年来たときは綺麗に紅葉しておりましたが、今年はこんな具合で、10日遅れているそうです。
大庵
ここは、本格的なお茶室ですので、今日みたいな大勢のお客様が集まるお茶会は、とてもとても無理ですので、外観と躙り口からのぞく程度だけです。
今日も初めての方がおりましたので近くまでいっれ見てきました。
昼食を頂くころには、朝のあの強い雨もすっかり上がり、うそのような青空がのぞいておりました。
二席入り、昼食を頂いて丁度三時間ほど,ちょうどよい時間配分でした。
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道具はまだまだ仕舞えませんので・・・

2023-05-25 17:14:27 | 茶会
5月25日(木)
朝から青空が広がり、爽やかな一日でした。
今日は、先日のお茶会の整理をしたり、電話をしたりで一日が終わってしまいました。
点前座
下台目でしたので道具の位置もこんな具合でした。
点前座横から
当日は、写真など撮っている余裕がないと思いましたので、前日に撮っておきました。
風炉は朝鮮切掛 釜は添真形、水指は、阿蘭陀写 久世久宝の作、茶碗は二代長楽の作、棗は清瀬一光の作、建水は、皆さん気になったおりましたが、タイ・チェンマイで購入してきました南鐐です。
蓋置は淡々斎好の竹でした。
使った道具
帰ってきてから、お手伝いに来てくれた皆さんに洗って貰い乾かしております。
一週間くらいが必要かと思いますが、先日雨降りが続きましたので、もうちょっとかな・・・
まだまだ、お稽古が出来る状態にはほど遠いいですが、今月はお稽古がありませんので、充分に乾かしてしまおうと思っております。
野草棚
野草棚のキレンゲショウマの葉に、アマガエルが二匹あっちとこっちをみております。
私が行っても逃げることなくじっとしておりました。
見ているとかわいいものです。
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軽井沢茶会が終わりました・・・

2023-05-22 17:47:25 | 茶会
5月22日(月)
朝からの晴天も午後には怪しい雲が出始めて、何となく不気味な風が吹き出した途端猛烈な雨が降りだしました。
そんな一日でしたが、今日は昨日のお茶会の疲れがどっと出て、足や腰が重く情けないほど、動きが鈍くなっております。
床の間
床の間の軸は、「華」東大寺・平岡定海長老筆で、「華」一文字ですが、かなりのインパクトがあったようです。
花は、シモツケ・白花シモツケ・ホタルブクロ・白花ホタルブクロ・ヤハズススキの5種を生けました。
本来は、菖蒲を生けたいと思っておりましたが、時期がずれて断念、困った・・・と思っていたら、自宅の花々が一斉に咲き始めました。
今回の花は、このような陽気が続いておりますので、毎日花の事ばかりが気に成って仕方がありませんでしたが、最後には、私が育てている花たちが、「私たちを使って・・・」と言わんばかりに咲いてくれました。
我が家のオールスターです。
お菓子
お菓子は、今回のテーマに合わせて、お菓子屋さんに注文しましたが、私の思っているような形にならず、4回ほど意見交換をしては見本を作ってもらいました。
その結晶が、今回の「青海波」でした。
本当は、求肥にして欲しかったのですが、お菓子屋さんが、「10個や20個ならできますが、200個はとても無理です。」と申し訳なさそうに言っておりましたので、コナシで妥協しました。
浜辺の波を表現し、かつ美味しい菓子をと思って求肥のこだわっておりましたが、求肥は柔らかいので細工は大変のようです。
香合
香合は、横笛で乾漆でできたとても軽い飾り香合です。
この香合が、今回の茶会のテーマであり、物語の主役でしたが・・・

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昨日の茶会の余録として・・・

2023-04-17 17:23:38 | 茶会
4月17日(月)
朝から強い風が吹いております。
昨日もお茶会の最中に、古民家の戸を強い風がガタガタと揺らしておりました。

菓子器
昨日使おうとした菓子器ですが、饅頭とどうしても合いませんので使わずに持ち帰りました。
トルコ土産です。
菓子器
この器も同じ理由で使うことが出来ませんでした。
ルーマニア土産です。
お菓子
このお菓子では、どの器にも合いませんので、結局銘々運び出すことにしました。

主茶碗
この茶碗は、ベトナム土産です。
焼き物の村、バッチャという村で買ったものです。
日本では、安南手と言われるものです。
主茶碗に使うほどの茶碗ではありませんが、取り合わせで主茶碗になってしまいました。
お値段は、恥ずかしくて言えません。
漆の器
この器が何に使われたかは解りませんが、見た瞬間に「建水に」と思って買ってきました。
お菓子
このお菓子には、こんなかわいいシッポが付いております。
お客様で席に入っていると案外気が付かないもので、「シッポが付いてます」というと気が付き、「かわいい・・・」になります。

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学生たちのお茶会は・・・

2023-04-16 21:12:11 | 茶会
4月16日(日)
昨日の雨も上がり、青空が広がりお茶会日和となりました。
今日は、昨日準備した大学生たちのお茶会でした。
床の間
軸は、百花春到為誰開を掛けてお客様をお出迎えしました。
花は、シャガと都忘れの2種です。
花入れは、クメール紋様広口瓶で、カンボジア土産です。
夜店のおじさんが、クメール時代の物だとしきりに言っておりましたが、とてもとても話の外だと思いましたが、1000円もしないので買って来たという花入れです。
香合
香合は、宝珠でタイ土産です。
現地では、仏様に捧げる道具として使っていると言いますが、よく解りません。
点前座
点前座から見た床の間です。
点前座
風炉は朝鮮を使い、水指はイタリア土産で、元々はワインクーラーだったそうですが、持ち帰り蓋を合わせて作り、水指として使っております。
そして、建水は、中国大理土産の古代漆塗と言われているものを使いました。
これは、ご一緒した前端春斎さんも「古い漆塗です」と言っておりましたから・・・これは信用して良いようです。
1枚だけ
忙しくしておりましたので、やっと1枚だけ撮れました。
こんな道具を組んだ茶会でしたが、私が若いころ出かけて行った国々の土産を茶道具として使ってみました。
学生たちも楽しんでくれました。
お客様は、陸の孤島のような会場に総勢76名でしたが、内容の濃いお茶会になり、学生たちは大満足でした。

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学生たちは初めての茶会を経験して・・・

2022-11-06 16:30:32 | 茶会
11月6日(日)
朝から茶会日和の晴天です。
今日は、学園祭の終わった方の大学生を連れてお茶会に行ってきました。
一方の大学は、学園祭の最終日になっております。
T大学と一緒に、お茶会に行ってくると言ったら「いいな・・・!」といっておりました。
市民関
市主催の茶会ですので、大きな会場をそれぞれに区切って、いろんな流派のお茶を楽しめます。
初めてのお茶会に学生たちは緊張しておりましたが、終わってみれば「すごく楽しかった~!」と言っておりました。
どこの席も、顔なじみの先生方ですので、「まぁ。どうぞどうぞ。」と上座に連れてゆかれますので、学生たちもぞろぞろと続きます。
どの席も特等席での初体験のお茶会です。
緊張もしたでしょうが、良い勉強になったことだと思います。

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