2月13日(火)
春を思わせる一日、大学へ行ってきました。
今日は卒業茶会でした。

床の間
床の間といっても、壁に軸を掛け花を飾っただけのものですが、あると無しでは、雰囲気が全く違いますので、場所を取りますが、「らしさを・・・」優先しております。
軸は、「竹 葉々起清風」を掛けました。
私には、皆さんを送り出すにあたり、上げる物は何もないけれど、門前の竹が風に揺れながら、皆さんの門出を祝っているよ・・・。

花
花は、曙にマンサクを添えました。

香合
香合は、末広です。
卒業生の末永く活躍ができる様に、末永く幸せな人生を送れるようにと、そんな願いを込めて使っております。

在校生
在校生がお点前をして、卒業生に一服を差し上げます。

一服を
心を込めた一碗を、半東さんが運びました。
今年の卒業生は、一名だけです。
コロナ禍に入部した一人ですが、リモートの授業に変わりみんな退部してしまった中で、一人で頑張っておりました。
彼女の頑張りがなかったら、今の大勢の部員を擁するクラブにはなり得なかったと思っております。
そんな卒業生を、みんなで送り出しました。
おはようございます。
彼女ひとりよく頑張ったと思います。
後輩たちもよく解っておりますので、たった一人の卒業生を送り出すお茶会に、大勢の後輩たちが集まってきました。
あの頑張りを、社会人になっても発揮してほしいと願っております。
ありがとうございました。