tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

今年も「梅エキス」を作りましたが・・・

2020-05-31 17:23:29 | 日常雑感

531日(日)

雲が広がり何となく雨が降ってきそうな一日でした。

友人が、青梅を採ってくれたというので貰いに行って来ました。

段ボール箱にふたつ、かなりの量です。

青梅

大小いろいろ混じっておりますので、小さな梅、傷のついた梅は取り除いてから作業の開始です。

洗った梅の水分を拭きとって、少し乾かしてから擦り下ろします。

擦り下ろす

只々ひたすら擦り下ろします。

金属を嫌いますので、陶器でできた下ろし器を使いますので、時間がかかりますし、時々、指を擦ってしまったりと難儀な仕事です。

ホーローの鍋

下ろした梅は木綿の袋に集めて絞りますが、せっかく擦り下ろしたものですから、一滴でも多くと思うと力が入ります。

鍋いっぱいになった梅の汁ですが、これを飽く事なく煮詰めてゆくと、「梅エキス」が完成いたしますが、今日中にはとても仕上がりませんので明日いっぱいかかると思います。

こんな思いをするくらいなら、買った方が安いという人もおりますが、自分で作り、安心して飲めるのが一番だと思っておりますので、毎年作っております。

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薫風を感ながら押入れはスッキリと・・・

2020-05-30 17:01:55 | 巣ごもり日記

530日(土)

今日も快晴です。

さわやかな南からの風がやさしく吹き抜けております。

私共の地域も、6月から動き出しますので、今までのんびりしていた罰のように気忙しくなって来ました。

ミオーヤナギ

昨日は咲いていなかったのに、今朝見るとたくさんの花が開いておりました。

私が茶花に興味を持ちだした頃は、ミオーヤナギと呼んでいたような気がしておりますが、最近は、ビヨウヤナギと呼んでいるらしい・・・

ビヨウヤナギを漢字で書くと「美央柳」と書いております。

どれが正しいのか解りませんので、私は「ミオウヤナギ」と呼んで行きたいと思います。

葉が柳に似ておりますので、柳の仲間のような気がしますが、オトギリソウ科でヤナギとは全く別なものだそうです。

お菓子

今日のお菓子は、餡子です。

餡子専門店から買って来た餡子です。

餡子大好きな私は、時々買って来ては、いろいろにアレンジしていただいております。

癖の無い後口の良い餡子です。

一服

朝から押入れの大掃除で、何年も使っていない布団など捨てることに決まりました。

気が変わらないうちに、表に出してしまおうと思っております。

一日中働いておりましたから、この一服は各別な味がいたしました。

薫風を肌で感じながら押入れもスッキリと半分になり、気分は爽快といったところです。

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毎朝の検温で解った事は・・・

2020-05-29 16:59:30 | 巣ごもり日記

529日(土)呉服の日

朝から快晴、過ごしやすい一日でした。

今日は呉服の日だそうです。

巣ごもり生活も、もう少しで終わりになりますので、何だか気持が忙しくなって来ました。

ミヤマホタルブクロ

地植えでは殖えてしまうのでプランターで育てております。

花芽が立ち上がってからは風に弱いので、腰掛け待合の前に避難しておりました。

待合の前に結界が置いてありますが、この結界が丁度支えになって花を咲かせております。

今が満開です。

検温

高等学校から45月の休みの間、毎朝体温を計って記録するようにと「健康観察の記録表」が渡されました。

毎朝、目が覚めると一番にすることが「検温」です。

お陰で、自分の健康体温を知ることができました。

低い時は、35.7度。高くても36.1度でしたので、自分自身の体温が正確に分かりました。

ちょっと低いのに驚きました。

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「扇子は結界」、持つ事で気分も変わって・・・

2020-05-28 17:24:58 | 本棚の中から

528日(金)

朝から快晴です。

爽やかな一日でしたが、予約してあった眼科に行って来ました。

眼圧が正常値より高めという事で、「放っておくと緑内障の恐れがあります」と言われ、毎月の監査になっております。

なごみ6月号

なごみ6月号が届きました。

今月の特集は、「扇の世界」という、茶道では欠かすことができない扇を特集しております。

本文の中は

本分の中では、扇の役割を写真と共に紹介しております。

掛物として・床に対する敬意・自席のしるし・客としてのたしなみ・礼を正すなど、扇の役割を細かく載せております。

扇子一本持つことで気分もガラリと変わりますので、和装でも、洋装でも持ち歩くと良いと思います。

お菓子

病院から帰ってから気分転換に一服いただきました。

お菓子は、「唐衣」です。

どなたでも味は想像できると思います。

一服

今時のお医者さんは、受付を済ませてから先生の診察になるまで、医療機器による検査々々ですので、何だかすごく疲れます。

こんな時の一服は正常な状態に戻してくれる妙薬です。

友人の作った茶碗です。

「飯茶碗に使って・・・」と貰ったものですが、飯茶碗にはちょっと大きい・・・

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野草棚の衣替えは・・・

2020-05-27 17:37:17 | 庭の花

527日(水)

夜からの雨も上がり青空が広がり、まずまずのお天気でした。

前からやらなくてはと、ずっと思っておりましたが、やっとできました。

Before

我が家の野草棚の日よけです。

最近猫が上に乗り丸くなっておりますので、落ちたら大変です。

猫はこの位の高さなら何でもないでしょうが、下にある大事な花々がつぶれてしまいます。

After

下の草花を移動しないでやらなければなりませんので細心の注意が必要です。

下に落とさないように、古い簾を取り除き交換いたしました。

花も、茶花として使うために育てておりますから、どの花も大型の花が多く場所を取りますので、鉢の移動やら入れ替えなどをしないと、小さな花は大型の花に負けてしまいます。

イブキトラノウ

伊吹虎の尾という字が当てられております。

滋賀県の伊吹山で発見され、何処よりも多く見られるので、「伊吹虎の尾」という名前が付けられたと云われております。

タデ科のイブキトライオ属の多年草で、日当たりの良い草原に群生しております。

本来ならば56本立ち上がって咲きますが、今年は植え替えのために根を切ったのであまり咲きませんでした。

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四回目の「巣ごもり茶会」ですが・・・

2020-05-26 18:15:07 | 巣ごもり日記

526日(火)

昨夜来の雨も上がり、初夏の日差しが戻ったかと思いきや夜には再び雨が降りだしております。

今日も学校はお休みですが、6月からは授業が始まるそうですので、徐々に普段の生活に戻って行けそうです。

今日が「巣ごもり茶会」の最後になると良いのですが・・・

床の間

床の間は、軸「清風八極生」を掛けました。

三月からコロナ騒動でお稽古はお休みという事でしたが、徐々に解除されておりますのでこの軸を選びました。

八極とは、私たちがよく口にする、四方八方の「八方」の事で、四方は東・西・南・北の事をいい、八方は、四隅の事で乾(西北)、坤(南西)艮(北東)巽(東南)をいうそうです。

合わせて八つ、八方から清らかな風が生まれ吹いて来て、コロナを吹き飛ばしてくれるのではないかと思っております。

花は、八丈糸ススキ・ミヤマホタルブクロ・ハコネウツギの三種です。

花入は「自然釉伊賀耳付」です。

先日、全焼してしまった友人の穴窯で焼いた作品で、友人曰く、「これと同じものは二度と取れない」と言い、我が家に来る度に「見せて」とせがみ、出すと膝に乗せいつまででも触り感触を楽しんでおりました。

多分、手放すのが嫌だったのではないかと秘かに思っております。

でも、この花入のお陰で、高島屋や銀座松屋の個展の開催に繋がったのです。

 

点前座

お稽古再開に向け、最もポピュラーな更好棚でお稽古です

水指は、タイ青磁、茶碗は八つ橋の絵、薄器は柳蒔絵、蓋置はハワイ土産のナフキンリングです。

タイ青磁は、寺院での仏具だそうで、トランクに詰めて持って来ました。

今では、多分持ち出しができないと思います。

お菓子

お菓子は、「虎屋の水羊羹」です。

二人だけで頂いておりますのでまだあります。

一服

八つ橋の絵の茶碗です。

八極からのさわやかな風で、このコロナ騒動が収束してくれることを願って一服をいただきました。

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ミヤマホタルブクロが咲き始めて・・・

2020-05-25 18:34:10 | 庭の花

525日(月)

久しぶりの青空です。

それでも夜からは雨という予報がでております。

ホタルブクロ

ミヤマホタルブクロが咲き始めました。

我が家に来て5年目になりますが、来たばかりの濃い紫が段々と薄れ、普通のホタルブクロになっているような気がしてなりません。

やはり、昼と夜の寒暖差や冷たい霧など条件に入っているのかも知れません。

深山蛍袋

漢字ではこんな字を当てております。

最近では山に行って採取することができませんので、欲しいものはもっぱら山野草店やネット通販です。

考えてみれば山歩きせずに、欲しい花が手に入るのですから、これほど便利なことはありません。

ホタルブクロはキキョウ科ホタルブクロ属だそうです。

桔梗の仲間なんですね・・・

今咲き始めましたから、お稽古には間に合わないでしょう。

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ヤマアジサイは「甘茶」と呼ばれ・・・

2020-05-24 18:13:06 | 庭の花

524日(日)

朝から曇り、昨日と同じようなお天気でした。

学校も始まりますので、巣ごもり生活最後の日曜日になりそうです。

 

山紫陽花

山の紫陽花ですが、正式には「甘茶」といいます。

ヤマアジサイからの変種ではないかと云われておりますが、定かではない層です。

甘茶の葉を乾燥させて、お茶のように飲むとほんのりとした甘さがとても美味しいです。

写真では、純白ですが、日を追うごとに赤くなって来ます。

甘茶

甘茶といえば、48日の花まつりを思い出す方も多いいと思います。

子供の頃、学校のお隣が大きなお寺さんでしたので、花まつりというと、何だか解らないまま甘茶をよく頂きました。

ユキノシタ科の紫陽花属で日本各地に自生しております。

特にお寺には、花まつり用によく植えられていると聞きます。

私が20代の頃、山から持ち帰って来たもので、すっかりわが家に根付いております、といっても鉢植えです。

大山蓮華

今が盛りです。

たくさんの蕾を持ち、大きなものは垂れ下がっているようです。

お稽古が無いまま、一度も床の間に飾れることなく終わってしまいそうです。

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頂いたフキを美味しそうに・・・

2020-05-23 18:02:11 | 今日の一服

523日(土)

朝から曇り、このまま梅雨に入ってしまいそうなお天気が続いております。

今日は友人から、筍やフキなどを貰ったので、茹でたり煮たりして美味しく仕上げました。

フキ

茹でて皮を取ったところです。

お料理は、安いものほど手が掛かると云われておりますが、フキなどまさにその通りです。

頂いたものを安い物という言い方は良くないけれど、昔からそう言われております。

完成

煮上がったフキです。

薄味でフキの香りや味がよくわかりる、懐石料理のような仕上がりです。

この他にも、筍があります。

スイカズラ

散歩に出かけました。

散歩道の垣根にスイカズラがたくさん咲いておりました。

この花は、掛花入に生けたらダイナミックできれいだと思います。

お菓子

お菓子は、鶴屋吉信製の羊羹ですが、巣ごもりが始まってから、片付けにより出てきた羊羹ですが、二人だけで食べておりますから、中々終わらない・・・

でも、いつ食べても美味しいです。

今日でやっと終わりました。

一服

蔦の絵の茶碗で頂きました。

美味しいお菓子に、たっぷりのお抹茶を頂いて今日も巣ごもりの一日が終わります。

家にいても少しも飽きないし、もちろん退屈など全くしていないのが不思議なくらいです。

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箱根ウツギは峠を越えましたが・・・

2020-05-22 16:55:48 | 庭の花

522日(金)

はっきりしないお天気が続いており、梅雨を思わせるようです。

巣ごもり生活が続いておりますが、6月にやっと学校が再開されることになりました。

琉球月見草

前回虫食いでしたので、きれいな花をアップいたしました。

昼咲月見草らしいですが、月見草は夕方がふさわしい・・・

ハコネウツギ

箱根空木が花の峠を越えているようですが、この花はここから、まだまだ咲き続けると思ってます。

峠を越えてからが強い・・・

挿し木

白花シモツケの挿し木です。

先日頂いた花を挿し木にしましたが、今のところ元気で新芽が出始めております。

私は、花を育てるのはあまり自信がありませんので、3回失敗した花は育てないと決めております。

今まで三度失敗したのは、「シラネアオイ」「サンカヨウ」が忘れられない花です。

挿し木

これもシモツケで源平咲といわれている種です。

三月に挿し木をしたものですが、いまだに枯れずにおりますから、根が出始めているのかも知れません。

ちょっと期待してしまいますが、これから暖かくなりますから心配です。

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