tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

学園祭が始まりました。

2015-10-31 17:43:07 | 茶の湯

10月31日(土)
朝から雲が広がっております。
今日は大学の学園祭の初日でしたので行って来ました。
交代で着物を着てやっておりました。

   

   垂撥

垂撥に、「楓葉経霜紅」の短冊に、唐津焼の花入に「薩摩野路菊」を飾ってお客様をお出迎えです。
土曜日という事で、午後からはたくさんのお客様で賑わっておりました。

   

   慣れない着物

年にこの学園祭だけしか着ない着物ですので、釜の蓋、水指の蓋、そして柄杓などが取る事が大変な様子でした。
普段スカートなど動きやすい服装でお稽古をしているのですから仕方ありません。

それでも着物を着られる嬉しさを考えれば、大変な事より、着物を着る事が勝っているのですから、それはそれでよしという事です。

   

   記念に

最後に今日一日着物で活躍した学生たちの記念撮影です。

着物、草履など慣れない装いで一日中働き続けていたのですから、疲れた事だと思いますが、たくさんのOBが集まって来ているので、夕方からはOBの方々との飲み会だそうです。

私も若い頃は一緒に飲んで騒いでおりましたが、このところ遠慮させていただいております。
それでも、翌日は普段通りに出て来てご接待しておりますので驚きです。

若いってすごいですね・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校から学園祭の準備に・・・

2015-10-30 20:23:50 | 非常勤講師奮闘記

10月30日(土)
今日は秋らしく過ごしやすい一日でした。それでも朝晩の冷え込みは少しずつ強くなっております。

今日は高等学校と夕方から大学の学園祭の準備に行って来ました。

   

   お菓子

お菓子も高校生が盛り付けをしました。
何といっても授業と云う時間内のお稽古ですから、気分的にいつも追われているような気分です。

今までいかにマイペースでやっていたかが分かります。
それでも、殆どの生徒が盆略は何とか出来るようになりましたのでホットしております。

16時30分に授業が終りですので、慌ただしく片づけをして大学へと急ぎました。

   

   会場

18時5分に大学に到着。
学生達は待っておりました。
直ぐに幕を張り、御園棚を組み立てて会場つくりです。

どうしても上級生が動いてしまうので、「下級生たちにやらせなさい!」と何度も言いながらの準備でした。
出来る人が率先してやるのは良い事ですが、下級生に引き継がなくてはなりません。

下級生が覚えないと、毎年毎年私が大声を張り上げていなくてはなりませんから・・・

何とか何時ものような会場が出来上がりました。

   

   昨日西王母

昨日の西王母は一晩で落ちてしまいました。
落ちてもなほ絵になっており、そして、きれいです。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西王母一輪を・・・

2015-10-29 16:52:27 | 茶の湯

10月28日(金)
朝は雲りがちでしたが、時間と共に青空が広がり爽やかなお天気となりました。
このところ少し動き過ぎて疲れ気味でしたので、出かけなくてはならないところもありましたが、今日はゆっくりと休養日に当てました。

   

   西王母

30センチほどの苗木から育てた西王母椿ですので、今でも一番良い条件のところに植えてあります。
腕の太さほどに成長しましたので、高い所は花が取れなくなりました。

   

   一輪

お稽古がありませんので、一輪切って来て洗面所に飾りました。
西王母のピンクのやさしい色は、何とも心和ませてくれます。

白花の西王母もあるそうですが、西王母はやはりピンクです。それ以外は考えられません。

   

   なごみ11月号

なごみ11月号は、「京の椿」と題して特集を組んでおります。京都の寺院にある椿を紹介しております。

   

   妙蓮寺椿

その中で、妙蓮寺の「妙蓮寺椿」はことのほか茶人に愛されて、茶会にはよく使われております。
お寺の名前の付いた椿で、この寺院に原木があるための命名だと聞いております。

「御会式桜」と共にこのお寺さんの見どころだそうです。・



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作陶展から大学へ・・・

2015-10-28 18:10:27 | 茶の湯

10月27日(水)
朝晩の冷え込みは冬の到来を思わせます。
夕方から雲が多くなって来ました。

午前中は、友人が開催中の作陶展に行って来ました。
大勢のお客様でにぎわっておりましたので、行っては見たものの話らしい話はしない内に時間になってしまいました。

   

   展示会場

広い会場でしたが、作陶展にしては大勢のお客様でした。
皆さんそれぞれのお目当てがありそうで、真剣に見ておりました。

   

   信楽自然釉花入

灰を被り、強い火力でできたビードロが荒々しく力強い花入れです。
野の花が合いそうです。

午後からは大学です。
こちらの大学は11月の一週目からの学園祭ですので、まだちょっと余裕がありますが、出来る子、出来ない子おりますが、もう直ぐ本番です。

   

   4年生

4年間お稽古をしておりますので、何の心配もありませんので、何とかみんなを引っ張っていてほしいと思っております。

昨日からちょっとオーバーワーク気味で少し疲れ気味です。
頭は若い頃のままですので、どうも体が着いてこないようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デパートから大学へ・・・

2015-10-27 22:39:05 | 茶の湯

10月27日(火)読書週間
朝晩の冷え込みが強く感じられますが、秋らしい青空が広がっております。
今日は古くからの友人がデパートのギャラリーで父子展を開催しますので、その、搬入と展示のお手伝いです。

   

   広々と

広い展示場に準備していた焼物を広げながら、展示位置を決めて行きますが、私は梱包を解いては、作品を出すという事に専念しておりました。
展示は、デパートの美術担当の方が手際よくしてくれます。

「ここはもう少し背の高い物」「ここは大振りの物」「ここに掛け花入れを・・・とか適切な指示をしてくれます。

   


初めてから2時間でほぼ完成です。
担当の方はそれでもまだ念入りにチェックしております。遠くから眺めては、作品の入れ替えをしております。

友人も私もそんな時はただ眺めているだけです。
軸を飾り、花を生けて完成ですが、お花は、地元でお花の先生をされている方がたくさんの花を持参して生けてくれますが、中々野趣のある花の数々です。

   

   花を飾る

会場にお出で下さった方々が一番目に着くところには軸を飾り、それらしく整えるのがこちらのデパートのやり方ですので、今回も季節を感じさせてくれるような軸を掛けて見ました。(軸は自分たちで用意する)

   

   お稽古

作陶展のお手伝いも途中でしたが、大急ぎで大学へ行ってのお稽古でした。
学園祭間近ですのでどうしてもお稽古は休む事は出来ませんから・・・。

    

   お菓子

お菓子は、大きな栗でした。
頂いて元気が出ましたので、最後までしっかりと稽古をして来ました。

あとは当日を待つばかりです。
みんなきれいなお点前をしておりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クサヤツデは珍しく・・・

2015-10-26 16:32:43 | 徒然日記
10月26日(月)
昨夜の十三夜の月はきれいでした。
あれだけの強風ですから、雲はぜんぶ吹き飛んで雲ひとつありませんでした。

今日月曜日はストレッチです。
行って1時間良い汗をかいて来ました。

   

   クサヤツデ

野草棚最後の花です。
この花が終ると棚には花がなくなって冬支度となります。

キク科の多年草で、神奈川県以西の山林に自生しているそうです。もちろん、見た事はありません。
特に、奈良県の吉野山に多く自生しておりますので、「吉野草」共呼ばれております。

   

   クサヤツデⅡ

60㎝ほどになりますので、昨日のような風が吹くとたまりませんので室内に避難させております。

   

   クサヤツデⅢ

この花は、何年か前に所属しております会のお茶席を担当した折に購入したものですが、それ以来しっかりと花を咲かせております。
もう少し早く咲くと使えるのですが、其れはこちらの考えですから仕方がありません。

珍しい花でしたので、皆さん物珍しそうに見ておりましたが、初めてだという事で話題になりました。
今でもあまり見かける事はありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風炉から炉へ・・・

2015-10-25 17:37:31 | 茶の湯
10月25日(25)十三夜
昨夜来の強い風が一日中吹いておりました。
それにしても昨夜の風は、凄かった・・・家が揺れるほどでした。

今日は来月からの炉のお稽古に備えて、風炉用の道具を仕舞い炉の道具との入れ替えです。

   

   畳も替えて

午前中は水指・茶碗、棗・蓋置・柄杓など細かな物を仕舞って、炉用の道具を出すことにしました。
仕舞うのは、空いている箱に仕舞ってしまえば終りますが、出す道具が中々出し切れずに時間ばかり経ってしまいます。

道具が、迷って仕舞うほど有るわけでもないのに時間が掛かるのは、違う箱を開けては中を見ているからです。

そして、午後からは畳の入れ替えです。
これが一番大変で、これさえ終われば今日の仕事は終わったも同然です。

こんな仕事も若い頃はアッという間に済ませてしまいましたが、今では休みながら時間ばかりかかっております。
それでも3時ころには終りましたので、この風に中、散歩に出かけ1時間、気分転換をして一日がおえました。

今も凄い風がまだ吹いております。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

束の間の紅葉狩りは・・・

2015-10-24 17:22:57 | 徒然日記
10月24日(金)
何となく暖かな一日でした。
そんなお天気に誘われたわけではありませんが、午後から出かけて見ました。

出かけて見てから、今日はやめればよかったと後悔です。
土曜日の午後です・・・空いているわけがありません。

   

   山の紅葉

山道を登るごとに紅葉が進んでおりますので、期待をしながら行きましたが、一番上一帯はすでに落ちてしまっている木々が多く期待外れでした。
それでもこんな機会は中々得られませんので、束の間ではありましたが気分転換になりました。

   

   紅葉と湖

やはりきれいなのはモミジで、植木屋さんが「いろはモミジ」と云う種類だと思いますが、私は「高雄もみじ」と云いたい・・・
一本の木で、緑・黄・赤と三色の美しさを見せておりました。

湖に映えるモミジの赤は何とも幻想的でもありました。

   
   
   初嵐

庭の初嵐が咲き始めました。
真っ白なきれいな椿で、我が家に来て20年くらい経っております。

狭い庭にひしめき合うように植えられた椿ですが、それぞれの場所を得てきれいな花を見せてくれます。

西王母は上旬から咲いておりますが、少し開き始めると鳥たちの餌食になってしまい、写真を中々撮ることが出来ません。
何時か鳥よりも早く写真を撮らなければ・・・

其れより、鳥よけを付けるのが先ですか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校生たちの授業は・・・

2015-10-23 19:11:07 | 非常勤講師奮闘記
10月23日(金)
遠くの台風の影響ですか雲が広がっておりますが、雨にはならないようです。
今日は高等学校へ行って来ました。

13時10分から16時30分までの授業です。

   

   お菓子

お菓子もこんな風に盛り付けるようになりました。
「玉菊」と云う銘の羽二重餅で中に杏子が入っておりましたので、何とも言えない美味しさを醸し出しておりました。

高校生たちの授業ですが、お点前はほどほどに出来るようになりましたので、教科書を中心にした授業に進んでおります。
お茶が渡来したことから、茶の湯の成立などあまり急がずに勉強して行こうと考えております。

教科書の中に書いてある言葉や言い回しなどが分からない現代の若い子達ですので、分かり易く、そして、飽きないように工夫して行こうと思います。
私自身も勉強ですし、勉強しなければならないと思っております。

授業が終ってから「職員会議ありますので出席して下さい」と云う伝言がありましたので出て来ました。
初めての事でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の美味しい送り物は・・・

2015-10-22 17:49:45 | 日常雑感
10月22日(木)
穏やかな秋晴れの良いお天気でした。
このところ忙しかったので中々出かけられなかった散歩に行って来ました。

何時もの散歩コースです。

   

   実りの秋

散歩の道々、柿の木にはたわわに生った柿が垂れ下がっております。
私たちが子供の頃は、柿はこの時季の御馳走で、よく柿の木からもいで食べたものですが、今の子供たちは、柿など見向きもしないのでしょう。

柿が大好きな私は、時々買ってでも食べておりますが、あの柿の木を見ると勿体無いような気がしてなりません。

   

   カラスウリ

そして、よく見かけるのがカラスウリです。
ウリ科のつる性の多年草で、他の木などに巻き付きながら生長して、夜になると、糸を固めたような白い花を咲かせます。

別名、ツチウリ・キツネノマクラなどと呼ばれております。
写真のカラスウリは散歩途中の椿の木に絡まっておりました。

いよいよ、秋も深まってまいりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする