晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

6月13日 後期高齢者医療制度は廃案に

2008-06-13 17:12:00 | たわ言

今朝は4時半に起きて散歩に出た。
日の出の空には雲ひとつ無いが放射冷却で空気が冷たい。

11日に参院で福田首相問責決議可決。
小泉「何の意味も無い、いじめだよ」聴衆の笑い・・・
元首相の無責任な漫談。
現首相「それが何だ、法的拘束力が無い」と無視。

12日に衆院で福田内閣信任決議案可決。
鳩山由「何の意味も無い」。
現首相「乱気流に突っ込む」。

何の意味も無い田舎芝居を高い見物料(税金)を払って
見させられる国民はたまったものでない。

後期高齢者医療制度、ガソリン税、道路財源、年金、高給取りで
天下りを繰り返す国家公務員何も結論が出ていない。
ボケッと見ていないでなぜ舞台へ上がらないのか。
お隣の韓国では牛肉の輸入解禁問題だけで国民が怒って
政府閣僚を舞台から引き摺り下ろした。
日本でも昔は「安保反対」を叫んで国会の周りで死者が出る
ほどのデモを繰り返したものだが。
その当時の若者がいま丁度後期高齢者、予備軍である。
デモをするほどの元気は無いがそれぞれ知恵を絞って国に抵抗
することによって悪制度を改めさせようとしているのだと思う。

自民党の古賀選対委長が沖縄県議選の敗因について
「後期高齢者医療制度について野党からの情報にお年寄りが
怒って理(政策)でなく情の問題になっている」と新聞に出ていた。
この人は何も分っていない。

諸悪の根源は小泉が首相であった時にこの法案を強行採決し、
それを隠し続け今になって年金から天引きと言う強硬手段で
実行してきたことにある。
その根底にはお年寄りは経済的弱者ではない、しかし肉体的弱者
にはなって行き病院通いが増える、金を溜め込んでいるお年寄り
から金を巻き上げるためには保険料と医療費負担を増やし、お金の
無い人は出来るだけ病院へ行かさない様にしようと言うのが
この制度の狙いである。
血(恥)も涙も無い小泉に官僚が飛びついて出来た制度である。

お年寄りが何故お金を使わないのか?
あてにならない、自己民主主義な息子や娘にお金を残したいなど
つゆほども思っていなでしょう。
自分がいずれボケたり、病気になった時に十分な介護、看病が
受けられるか心配してお金を使わないようにしているのです。

後期高齢者医療制度はこう云ったお年寄りの不安を逆撫でして
いるのです。
理論でお金を巻き上げることだけを考えて、情で不安を解決しよう
とする部分が見えないから総すかんを食らっているのです。

代案も示さずに廃案、廃案と叫ぶ小沢民主党はどうしようもないが、
根底にある思想を改めるには一旦廃案にし「情」のこもった制度を
早急に作るべきだと思います。
このまま手直しをして行けば継ぎ接ぎだらけの矛盾だらけの制度
になってしまうのではないでしょうか。
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