晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

美しく青きドナウの船旅(15)

2008-11-16 09:43:25 | 海外旅行
   

  
昼食はヴァイキング、12時30分リンツに入港。目の前の橋の上をいろんなデザインのカラフルなトラムが走っている。


キャビンのすぐ前の道路には午後から観光に行くバスがすでに停まっている。
船でリンツに入って来た時は大きな工業都市だと思ったが奥へ入ってくると田園地帯も開け鉄道も縦横に走っている。
人口18万8千人、殆どの人はこの町で働いており、よそへ働きに出て行く人は滅多にいないそうだ。
リンツと言う名前はもともとローマ人が住んでいてローマリンティアと言っていたのが詰まってリンツになったそうだ。

      
昼食後リンツ生まれのオルガン奏者ブルックナーが眠るザンクト・フローリアン修道院観光に出かける。
消防の聖人フローリアンを守護聖人とする修道院で立派な図書館もあって13万5千冊の蔵書が壁の両面にビッシリと収まっている。
天井には絵の具で描かれたトルコとの戦いに勝利を収めた場面の絵があり、下から見ると天井が丸く湾曲しているように見えるが実際は平面に描かれているそうで、「騙し絵」という技法を使って描かれているらしい。


大聖堂で3時からパイプオルガンの演奏が30分あった、聖堂の中で反響して想像以上に荘厳で大きな音であった。
ツアーのメンバーの中にパイプオルガンが弾けるという人がいて上に上がって弾いたが中々上手く引けず途中で止めてしまった。


パイプオルガンの真下にアントン・ブルックナーの棺が安置されている。
また地下の墓所には沢山の骸骨がそのまま置かれていた。


18時から船長主催のさよならパーティーだ。


今日17日はボジョレーヌーボー、赤ワインで乾杯。
早いものでこの間歓迎パーティーがあったのにもうさよならパーティーだ。


さよなら夕食会のあと3階ラウンジでお楽しみ会。
お世話になった船員の紹介、カラオケ、シャンソン、ドイツ歌曲、ダンスなどお客さんの一芸大会。
最後は添乗員による歌と踊り、この2日間寝る間を惜しんで深夜まで練習したというピーナッツの「ユーホー」女装した島崎添乗員が最高に面白かった。
明日の朝はセレナーデ号ともお別れだ、部屋に戻って荷造り開始。
ロッカーのジャケット、パンツ、箪笥のシャツ、肌着などをカバンに詰め11時過ぎ就寝。



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